アフリカで髪の毛を切る
ロンドン一人旅の際に、日系の美容院で髪の毛を切ってきたのですが、
実はその前に、カーボベルデでも髪の毛を切ってみました。
海外在住の、とりわけ辺鄙なところに住んでいる方には共感していただけることの一つとして、髪の毛を誰に切ってもらうのかという悩み。
しかも、髪を切りたい!っていう瞬間はいつだって唐突にやってくる…。
悩み知らずの私が悩むくらいなので、当然理由があるのです。
以前、デトロイトに住んでいた際に、ある日突然思い立ち、日本人の友人のアドバイスをもらって現地の美容院に。
カットをしよう!くらいだったらきっとよかった。(その友人もカットにおすすめの美容師さんを紹介してくれていた)
けれども、なにを血迷ったのか、パーマをかけようかな〜なんて思い立ってしまい、生まれつき直毛黒髪の毛をアメリカ人美容師に託してしまった。
かけてもらったその日はぐるんぐるんにかかっていたけれど、これもアメリカぽくっていいやぁなんてテンション高めで帰ったのだけれど、問題は次の日。
朝起きて、前髪を手櫛でとかしてみたところ、
ぎゃああああああああああああああああああああああああ。
前髪がちぎれ落ちた。
え?そんなことってありますか?
きっと美容師さん、こんなにも直毛だし、毛量も多いから、パーマがかかりにくいと思って(かなり)強めにかけてくれたのだろうか。
ということで、しばらくの間は、オン眉どころか、鳥の巣チリチリ前髪だった過去があるのです。
ちなみに、いまだにだんなも、この頃の髪型は「ひどく悲しい時代を迎えていた」と渋いコメントをくれる。
と、こんな経験があるのだから、もっと慎重によく考えて髪を切れば良いのに、しかもつい最近日本に行く機会もあったのに、どうしてカーボベルデに戻ってきてから髪を切りたくなってしまうのか。
ま、一年中暑いし、たろうの行動も活発になってきたしね。
というわけで、前置きはさておき、ある日だんないきつけのローカル美容院に同行。美容院というか、床屋。
この島にはほとんど白人はいないというのに、だんなの髪の毛の仕上がりは割と良い。(普通に考えれば、男性は剃るのだから、髪の質とかあまり関係ないのかな?笑)
そして何よりも、カット500円くらい。
1000円カットより安いもんね。
ということで、本当は美容院というか床屋の隣のお店でお昼ご飯を食べて待っていようと思っていたのだけれど、見ていたら私まで切りたくなってしまった。
なので、切った。
しかも、30cmほど。笑
床屋の兄ちゃん、アジア人の髪の毛触るの初めてだっただろうに。
でも、できる?って聞いたら、できるって言うんだもん。笑
結果、本当に丁寧に時間をかけてくれて、カットに90分ほどかかったのですが、
注:カーボベルデ人のサービスの提供時間は、非常にゆっくり。
まあまあのでき。
まあまあと言うのは、ちびまる子ちゃん並みにバツバツだけれど、外には出れるかな?くらい。
でも、久しぶりにショートヘアにすることができたので、私はそれだけでハッピー。
床屋の兄ちゃんの一生涯の経験にも貢献できたことだろう。喜んでくれて何よりです。
そういえば、楽しそうにbefore・afterの写真やビデオを撮っていたけれど、彼のインスタには上がってないな…。
ちなみに、ロンドンの美容師さんは、
これは何をどう切ったらこうなったのだろうね〜!????とコメントされていました。
それを聞くまで、そこまで酷かったことには気づいていなかった。
というわけで、カーボベルデ生活も残り1年強となりましたが、多分もう行きません。
海外だから、他人の目を気にせず挑戦できちゃったこと。
孤島チャレンジでした。
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