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星野源さんの新曲「喜劇」の歌詞にある「命繋ぐキッチンで」がすごくひっかかる

第一話放送前から話題のアニメ「SPY×FAMILY」のエンディング曲であるタイトルのこの曲、ほぼ毎日何回も聴いています。
(アニメも2話まで見ました。めちゃくちゃ面白い!原作読んでないので続きが気になる!)

形としては複雑ですが家族の話なので

手を繋ぎ帰ろうか
今日は何食べようか

という家族の情景をイメージできる歌詞もあります。
そしてたぶん2番のサビ部分かと思いますが、

どんな日も
君といる奇跡を
命繋ぐキッチンで
伝えきれないままで

と続きます。

命とキッチン、今まで全然この2つの単語をセットで考えたこともなかったため、ものすごい違和感が自分の中にあってずーっと心に残ったままでした。
もしかしたらそれが星野源さんの聴き手に対する思惑通りかもしれませんが、もうそれでも全然いい!と思えるくらい気になる歌詞でした。

命とキッチンについて改めて考えてみると確かにキッチンは命を繋いでいると言えます。

・自分や家族の食事をキッチンで作り、食べるから自分もみんなも生きることができる
・キッチンで生まれる家族との会話が生活を豊かにする
・食事を摂ることで日々の生活を営み、子孫を残すという形でも命を繋いでいる

なんとなく上記のような解釈を「命繋ぐキッチンで」という歌詞に対して考えてみました。

衣食住を中心にいろいろな要素によって一人ひとりの命は繋がれているわけですが、改めて「食」という産業は命を繋ぐ役割がとても大きいものだなと感じました。

そして「食」へのこだわりを一つのアイデンティティとしている自分自身にとって今後大切にしていきたい言葉となりました。

また、命と生活に関わる言葉の掛け合わせとして僕が想起したのは新世紀エヴァンゲリオンで葛城ミサトさんが碇シンジくんに言った「風呂は命の洗濯よ」でした。
初めてこの言葉を聞いたのは大学一年の時だと思うのでもう15年くらい前ですがいまだに生活の中でたまに思い出して使う言葉です。
これに次ぐほどのインパクトが今回の星野源さんの「喜劇」によって自分の中に生まれたので間違いなく大切な言葉になると思います。

そして命ってなんぞやという問いが自分の中で生まれてしまったので、命とは概念的な、精神的なものなのか、心臓など身体的な、物理的なものなのか調べて勉強してみたいなと思いました。

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