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【節約生#675】ラーメンにかけるお金

 趣味で節約生活をはじめてみた。
 健康で文化的な生活をしながら節約をするというルールで挑戦中。

ラーメン屋も苦しい

 世の中全体的に苦しい。給料据え置きで税金は上がるので手元に残るお金は少ない。そこに物価が上がっていく・・・。

 5日ほど前にほんとうに久しぶりにラーメン屋に行ったら、値上がりをしていた。煮玉子をつけて950円。記憶からすると100円値上がりをしている。
 ちなみに、キャベツの高騰のあおりをうけて、キャベツもふだんより高くなっていた。

 アンケート上、ラーメンに払える金額は800円らしい。

 近所はラーメン屋の激戦区らしく、コンビニのようにラーメン屋が乱立している。それでも800円で食べられるところはほとんどない印象がある。

 ラーメン業界には「1000円の壁」ということばがあるように、値段を高くすることがなかなか難しいらしい。正直、100円の値上げですんでいたのはかなり苦しいのだと想像ができる。

 価格を抑えるのを営業努力という風潮がよくないという論もある。疲弊するだけだという理由だ。ただ、食事をさせていただく立場からすると、やはり安い方がありがたいのは事実ではある。

自分ならいくら払うのかを再考する

 何日かノートにラーメンの味や体験を書き留めながら、自分ならいくら払えるのかを考えていた。

 今年始めて入ったので、以前の記憶があやふやではある。しかし、入れ違いに出ていった外国のひとたちが「あざーっす」と大きな声で言っていたのは面食らった。
 インバウンドというけれども、やはり海外の人に人気があるのかもしれない。発音からすると日本慣れしているのかもしれない。やけに大きな声だったのは、そういうものと学んだのか、言ってみたかったのか、などと訝しんだ。

 味は塩気の濃い醤油豚骨で、どろっとしていた。卓上の調味料でたくさん味変するぞと意気込んでいたけれども、濃さにやられて結局ほとんど使わずじまいであった。

 数日メモをしていて、食事の満足について自分の基準があることに気づいた。美味しさとたっぷりさである。
 美味しいものをたくさん食べたい。
 そういう意味で、少し濃すぎたし、たくさんは食べられないな・・・という感想にもなった。
 煮玉子をつけたけれども、ちょっと要らなかった。そうすると850円ですんでいた。

 節約生活に挑戦をしてからこのかた、自分で料理をする毎日である。外食よりも薄味にシフトしていったのかもしれない。

 では、いくらだったら払ってもよいと感じるのか。おそらくこれが心理的なラーメンの価値である。

 外国人とかが入って賑やかなお店で濃いラーメンを啜る。たくさんは食べられずにギブアップする。
 何度か考えたけれども700円くらいだった。ラーメン屋が悪いというわけではない。自分の感覚値である。

 もう一点。節約生活のルールとしては健康を基礎においている。健康のためには少しお金をだしてもよい。少なくとも食事には野菜をたっぷり食べている。野菜が高くなっても減らすことはしていない。1日350gの目安を守っているために、目分量でだいたいの重さがわかるようになったくらいである(ある意味これも技術かもしれない)。

 健康の視点では、ラーメンは0円でも食べるのは難しい。油と塩分があまりにも多い。多すぎる・・・。美味しさを考えると0円だったらさすがに食べたい気はするけれども、基本はNGである。

 結論として、今回の体験から2つのことを決めた。

・今後は食事に満足を求めることにする
・外食のラーメンは0円なら食べてもよい

 2番目はあまりにハードルが高いし、倫理的にはどうかとも思うので、守るかどうかはわからない。ただ、それくらいの基準をもっていれば、外食を減らして健康的な節約をしていけるのだと考えている。

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