最高裁判所大法廷戸倉三郎判事らの特例法手術要件違憲判決に自民党青山議員が困った判決と指摘、櫻井よしこ氏最高裁の裁判官は国会同意人事にすべきだ。「私たちは手術を受けることで社会に受け入れられてきた」美山さん、性別適合手術をしないと戸籍の性別を変更できないのは人権侵害なのかみかたさん、わたしが手術要件撤廃に反対する理由maikokarinomaikokarinoさん

なぜ性自認至上主義に加担の特例法性別適合手術要件撤廃派の憲法違反とNoセルフID女性の人権と安全守る会さんに抗議されている側が重要な最高裁判所大法廷扱いなのよ、納得出来ないですわ。



まず始めに「今日は国民審査が分かる糸口を探す集まりにしたい。何か結論を出す集まりではないし、「この裁判官には反対だ」などと決める場でもない。」という集まりのいわば趣旨を確認して、国民審査の仕組みについて資料を見ながら知るところからスタート。



その上で、参加者が思う「国民審査の分からなさ」について話しました。

その中で出た話題は、



◯「裁判官を選ぶ」難しさ。

自分にとって良い人を1人選ぶ選挙とは違って、ダメな人を探すという作業の難しさ、気分的な重たさ。

よく知らない人のことを、調べるにしても何を基準にするの?



◯裁判官なんだから、やはり裁判の判決を見るのが良い?

そもそも、最高裁の裁判官はどうやって判決を下すのか?

裁判所のこと分からない、まして最高裁なんて。



(この辺りから話しが深まり始め、ネットで調べながら話します)



◯最高裁の仕組みは?

・最高裁には15人の裁判官が居て、うち10人以上が法曹資格を持つように定められている。

 裁判官以外の人からも選ばれていて、さまざまな経歴の人がいる。

 裁判官になってからだけでなく、経歴を見るのは重要では?



・小法廷と大法廷があって、重要なものは大法廷で裁判。

 判決は全員一致の場合だけではなく、「多数意見」と「少数意見」に別れる場合もある。

 重要な裁判を行う大法廷での判決を追って、気になる判決に対して多数意見か少数意見なのかを見れば、裁判官の考え方がある程度は分かるのでは?



この他、参加者からは、

・いつも分からないと思っていたけど、それが自分だけでないのが確認できたのは良かった。

・日々忙しくて考える余裕が無くて、政治家を選ぶのすら難しい中で、身近な存在でない裁判官について考えるのは大変。

・「裁判所のことが分からない」とは言うけれど、裁判員制度も始まった今、もう少し知っておかないとね。

・裁判所自体が普段から意識しないのだから、国民審査が無かったら全く意識しなかった。それだけでも意味がある。

・国民審査自体が「国民が裁判官を信任した」という一種のセレモニーなのかもしれないが、セレモニーであるうちはある意味で健全な状況である訳で、考え続けることが必要なのでは?

・今すぐ全員を知って考えるのは難しいかもしれない。今回の国民審査で気になる裁判官を1人見つけて、今回はその1人について調べて、一種のトレーニングとして「国民審査の調べ方」を身に付ければよいのではないか。

という話題が出ました。



2時間弱の集まりでは結論が出るはずもないのですが、参加者がそれぞれが大まかな方向性や、裁判所・司法の存在を意識できたかな、という様な話が出ていたので、呼びかけて行っただけの価値はありました。少なくとも、「分からないまま今回も何となく国民審査を投票する」のだけは、参加者みなさん避けられたかと。



次の国民審査がいつかは分かりませんが、その時にも「やっぱり分からない」「分からないけど前の経験で思ったことがある」と言い合える集まりをまた持ちたいと、今から思っています。

https://note.com/yanagi1/n/n4cd419dd19f6
[過去の話]分からないけど、最高裁判所裁判官国民審査を考えてみた


一柳亮太

2023年3月2日 12:39

https://no-self-id.jp/wrws/2022/12/19/%e6%9c%80%e9%ab%98%e8%a3%81%e5%a4%a7%e6%b3%95%e5%bb%b7%e3%81%a7%e3%81%ae%e5%af%a9%e6%9f%bb%e3%81%ab%e3%81%82%e3%81%9f%e3%81%a3%e3%81%a6%e5%9b%bd%e6%b0%91%e3%81%ae%e3%81%bf%e3%81%aa%e3%81%95%e3%81%be/


https://no-self-id.jp/wrws/2023/07/03/%e7%b5%8c%e7%94%a3%e7%9c%81%e3%83%88%e3%82%a4%e3%83%ac%e8%a8%b4%e8%a8%9f%e3%81%ae%e9%ab%98%e8%a3%81%e5%88%a4%e6%b1%ba%e3%82%92%e6%94%af%e6%8c%81%e3%81%97%e3%81%be%e3%81%99%e3%80%82%e6%9c%80%e9%ab%98/?preview=true&_thumbnail_id=3023


最高裁判所国民審査罷免ゼロはおかしい。埼玉県LGBT条例の時はパブコメがなぜか性自認至上主義団体に漏れてた問題あったよね。



生殖不能手術要件は「違憲」。

 でも外観要件は高裁に差し戻しなんですね。

 まだ申立人の性別変更は認められていない。

 でも時間の問題みたいですね。

 5号要件(外観要件)も違憲判断になることがほぼ確定らしいです。

(なんで高裁でまだでていない判断をLGBT活動家たちは知っているんでしょう。ナゾだわ)

https://note.com/sakurai_mika/n/nb19c3d15f2f8
【最高裁】生殖不能手術要件は「違憲」

神戸みかげ🎈

2023年10月26日 14:15

https://twitter.com/6Bb28ptot/status/1717396588484788490




https://note.com/gekiokoobachan/n/n3eb627ffdee8
最高裁の15人のアホが、お墨付きを。これで男性器付きの自称女が、女湯にも入れる?あかんやろ! ナニワの激オコおばちゃん 2023年10月25日 20:38
最高裁のあり方抜本的見直しを島田洋一

女性スペースを守る会さんが埼玉県LGBT条例パブコメ流出で抗議されてたnote見つけました。




 いうまでもなく、このパブリックコメントは、自由民主党という政権政党の一県連として、他の民間団体とは別個の独立した主体であり、政治権力の一翼を担う貴埼玉県連として実施しているものです。

 したがって、貴埼玉県連にあっては、自ら得た情報の秘匿性は確実に確保することが必須の義務です。個人情報を除いた内容のみであっても、全体に随時公開しているものであれば格別、そうでない場合に一民間団体に漏れる、ましてコメント募集の経過途中において漏れるなどあっては決してならないものです。

 だからこそ、今回のパブリックコメントについても、「【個人情報の取り扱いについて】 ご記入いただきました個人情報につきましては個人情報保護方針に従い、適切に取り扱っております。」と明記されている筈です。

 しかるに、「レインボーさいたまの会」なる者が上記のとおりのツイートをしました。 同会は、貴埼玉県連がお考え中の同条例につき、強く要請してきた方々の模様であり、相当のお付き合いがあるかと存じますが、たとえそうであるからと言って、貴埼玉県連として同団体に「パブコメは反対意見が多いこと」を経過途中で示すことが許される筈もありません。そして、その状況だから賛成のコメントを多く寄せるよう全国に呼びかけています。この事態は、パブコメの信用性自体を失わせてしまいます。

 まして、「レインボーさいたまの会」なる者は「トランスジェンダーの差別を煽る反対 意見で荒れに荒れています」と記載し、女性の権利法益を考慮せず、「差別だ」とすることにより議論をさせない姿勢であると読めますが、前提として記載内容も相当に見たことが推測されます。それは、すなわち意見募集に応じた人の個人情報をも、閲覧するなどできた状況だったということが推測されるということになります。そのようなことでは、 県民・国民はおちおちとパブリックコメントができなくなります。極めて重大な問題です。

かかる事態は、貴埼玉県連のみならず、自由民主党自体への県民・国民の信頼を大きく失わせてしまいます。



3 また、市井の女性らを中心として成立した当会にあっては、「埼玉県性の多様性に係る 理解増進に関する条例(仮称)骨子案」については、当会は、あいまいかつ主観的な「性自認」を条例という法令に導入するものであること、これにより女性の安心安全という権利法益、また公平性が失われるおそれが強いことから、反対します。他の多くの方々からもこれを理由に反対する声が多く届いているのではないでしょうか。

 なお、自由民主党は、2021.5「理解増進法案」を国会提出しませんでした。これは、性自認概念の法令導入は、男性器あるままの女性スペースの利用が「トランス女性」だと実質公認されれば、つまりは男が女装して怪しげな目的で起こす事件が増える恐れがあり、 また女子スポーツ選手権の崩壊につながるからのことでした。そして、今改めて同党内でこの問題を検討されていると聞知します。

 今年に入り、アメリカの大学女性水泳選手権で、数年前まで男性選手として数百番台だ った人が男性器あるまま「女性」として出場し、その記録を塗り替え続けているという実態が明らかになり、また「性自認」概念の導入が先行していたイギリスにおいて女性スポーツや刑務所、女性スペース等で混乱と悲劇が続くことからこの 4 月 6 日、ボリス・ジョンソン首相が疑義を述べて正常化に舵を切る姿勢を明らかにしました。自由民主党中 央の慎重に検討を重ねる方針は、まさに慧眼であったと考えます。

 しかるに今、埼玉県の自民党所属であられる県議方から、野党のいわゆる「LGBT法案」の T「性自認=自己の性別についての認識を言う。」という定義に基づいて、条例案を提出する方針ということであり、失礼な表現になりますが、不見識に過ぎると考えます。



4 よって、 第1に、このパブリックコメントの運営について不適正な処があることにつき強く抗

議し、かかることとなっている経過、責任の所在とその取り方、いかなる対処をされるのか明らかにされるよう求めます。

 直ちに、同意見募集欄にもこのことのお知らせ、かかることとなっている経緯、責任の 所在とその取り方、いかなる対処をされるのか明らかにされるよう求めます。もとより、 県民・国民らに、お詫びの文言を入れるべきは当然に必要だと考えます。

 第2に、あいまいかつ主観的な「性自認」を組み込んだ条例案は、提出されないように求めます。

 第3に、これらのことについて、是非とも当会の者らと、急ぎ面談を頂けるよう、ここに求めます。



5 上記のとおり、求めます。 なお、この文書は、自由民主党自体の信頼に関わるものですから、自民党本部の関係部署にも本日、添え書きを付けて送付し善処されるようお願い致しましたことを、申し添えます。

 どうぞ、政権をになう自民党の、貴自民党埼玉県連の信頼を回復するためにこそ、上記 3点について、直ちに誠実さをもって対処されるようにお願い申し上げます。

 貴自民党埼玉県連のますますのご発展を祈願いたします。



草々

https://note.com/sws_jp/n/n4f5c01a42457
自民党埼玉県連に対し、条例パブコメの情報流出につき抗議しました。


女性スペースを守る会

2022年4月27日 13:35

選択的夫婦別姓認めない最高裁判所裁判官罷免しようって声あったみたいよ、最高裁判所国民審査罷免ゼロの問題。



「選択的夫婦別姓・全国陳情アクション」の事務局長を務める井田奈穂さん



 10月31日に行われた国民審査で、最高裁裁判官をやめさせるべきだとした「罷免(ひめん)票」は、夫婦別姓を認めない民法規定を合憲とした4人の裁判官に多く集まった。その傾向は都市部ほど強かった。選択的夫婦別姓の導入を求める市民団体がSNSで罷免を呼びかけたことなどが背景にあるとみられる。

 国民審査はやめさせたい裁判官に×印を付け、有効票の半数を超えると解職される仕組み。今回対象となった11人のうち、罷免率が7%を超えたのは深山(みやま)卓也氏(67)、林道晴氏(64)、岡村和美氏(63)、長嶺安政氏(67)の4人で、罷免票数は約415万~449万票。いずれも6月の最高裁決定で夫婦同姓を「合憲」と判断していた。

 人口500万人以上の9都道府県の結果を朝日新聞が集計したところ、4人の罷免率だけが8%を上回った。人口の多い都市部では4人の罷免率が高い傾向がうかがえ、東京都の結果に限ると4人とも10%を超えて、最も高かった林氏は11・70%だった。

裁判官ごとの罷免率の差、史上2番目の大きさ

 罷免率の高い人と低い人の差も顕著だった。全国集計で罷免率が最も高い深山氏の7・85%に対し、最も低い安浪亮介氏(64)は5・97%。約1・88ポイント(約108万票)の差があり、戦後の審査で最も差が大きかった72年の3・75ポイントに次ぐ2番目だった。72年審査では、沖縄返還をめぐる外交官時代の保守的な発言が問題になった下田武三氏の罷免運動が起き、下田氏の罷免率は史上最も高い15・17%になった。

 今回の傾向について、「選択的夫婦別姓・全国陳情アクション」の事務局長を務める井田奈穂さん(46)は「6月の合憲判断を受けて『私たちの手で司法を変えよう』と4人の罷免を求める声がツイッターなどで広まった。その結果ではないか」と指摘。「裁判官は審査の結果にハッと思い、自らの仕事ぶりを振り返ってほしい。少数者の権利を守る存在であってほしい」と求めた。(阿部峻介)

【裁判官11人の罷免率(有効票に占める×印の割合)】

名前/出身 ①全体での罷免率 ②9都道府県での罷免率 ③東京都での罷免率

●深山卓也(67)/裁判官出身 ①7.85% ②9.03% ③11.68%

岡正晶(65)/弁護士出身 ①6.24% ②7.04% ③8.63%

宇賀克也(66)/学者出身 ①6.88% ②7.70% ③9.08%

堺徹(63)/検察官出身 ①6.24% ②6.99% ③8.51%

●林道晴(64)/裁判官出身 ①7.72% ②8.93% ③11.70%

●岡村和美(63)/行政官出身 ①7.29% ②8.42% ③10.99%

三浦守(65)/検察官出身 ①6.71% ②7.52% ③9.02%

草野耕一(66)/弁護士出身 ①6.73% ②7.58% ③9.19%

渡辺恵理子(62)/弁護士出身 ①6.11% ②6.87% ③8.31%

安浪亮介(64)/裁判官出身 ①5.97% ②6.74% ③8.31%

●長嶺安政(67)/行政官出身 ①7.27% ②8.43% ③11.02%

※告示順、敬称略。名前の前に●がある4人は夫婦同姓を「合憲」とした裁判官

※9都道府県は人口500万人以上の自治体(北海道、埼玉、東京、千葉、神奈川、愛知、大阪、兵庫、福岡)

https://www.asahi.com/articles/ASPC26WGWPC2UTIL01Z.html
夫婦同姓「合憲」の4人に厳しい目 最高裁裁判官の国民審査

阿部峻介2021年11月3日 7時30分

沖縄サンゴ礁基地埋め立て事件等安全保障と自然環境保護問題含めた最高裁判所裁判官国民審査判例チェック東京新聞



31日の衆院選と同時に行われる最高裁裁判官の国民審査が注目されている。「夫婦別姓」や「一票の格差」など世間の関心が高い問題で、最高裁が「憲法の番人」の役割を果たしていないという不信感も背景にある。専門家は「民意が届く司法にするため、裁判官にも厳しいチェックを」と呼び掛ける。

◆辞めさせたければ「✕」記入

 国民審査は、有権者が辞めさせたい裁判官の欄に「×」を書き、有効投票の過半数に達すれば罷免できる憲法上の制度。×印以外を記入すると無効になる。

 最高裁裁判官は内閣に任命され、就任後最初の衆院選で審査を受ける。信任されれば再審査は10年を経た衆院選時だ。

最高裁裁判官の過去の判決などをまとめたリーフレットを手にする日本民主法律家協会の沢藤統一郎弁護士㊧と大山勇一弁護士。同協会のホームページでも見られる=東京・霞が関の司法記者クラブで

 日本民主法律家協会・国民審査プロジェクトチームの沢藤統一郎弁護士は「一度信任されたら、ほとんどは再審査前に定年を迎える。特定の裁判官を罷免できる機会は、現実的には1回」と重要性を語る。

◆「批判の目を光らせよう」

 一方、選挙の投票とは違い、国民審査では何も記入しなければ「信任」となる点や、審査する国民に十分な判断材料がないこともあり、1949年の制度開始以降、罷免された例はない。2003年以降、不信任率は高くて9%程度で、「形骸化」との批判もある。

 「衆院選で争点になっている問題も、最高裁が違憲判断をしていれば見直されていた可能性がある」と沢藤弁護士。「国民が批判の目を光らせないと、任命権を持つ内閣の顔色を見る裁判官が増える。どの裁判官が過去にどんな判断をしたかを知り、審査に臨んでほしい」と訴える。

◆「夫婦別姓」認めない規定 4人が合憲、3人は違憲

 今回、国民審査の対象となる裁判官は11人。国民の関心が高い問題を巡り、これまでどのような判断をしてきたのか。

 「夫婦別姓」を認めない現行の民法と戸籍法の規定について、大法廷は今年6月、「合憲」と判断した。合憲としたうち深山卓也、岡村和美、長嶺安政の3氏は補足意見で「女性の有業率などと併せて考えても、規定が憲法に反する状態とは言いがたい」と述べた。

 一方、草野耕一氏は「選択的夫婦別姓導入で向上する国民の福利は、減少する福利よりはるかに大きい」、三浦守氏は「夫婦同姓は明らかに女性に不利益」、宇賀克也氏は「規定は不当な国家介入」などと違憲の判断を示している。

◆幅広い問題で問われる最高裁の判断

 「一票の格差」が最大3.00倍だった19年参院選を巡る大法廷判決では、林道晴、深山、岡村の3氏が合憲と判断。これに対し、宇賀氏は「国会は格差が生じない制度を設計しなければならず、合理的な説明がなければ違憲状態と言わざるを得ない」と反対意見だった。

 雇用や沖縄、性的少数者(LGBT)などの問題に関する小法廷の判断も注目を集めた。契約社員に退職金が支給されない非正規格差を巡り、昨年10月の判決は「不合理な格差」には当たらないと判断。林氏は「使用者の裁量判断を尊重する余地は比較的大きい」と会社側の主張を認める補足意見に同調した。

 米軍普天間飛行場移設に伴い、国が沖縄県にサンゴ移植を指示したことを「適法」とした判決では、宇賀氏が反対意見で、埋め立て予定海域に軟弱地盤が見つかったことを挙げ「県の対応が違法とは言えない」と指摘。性同一性障害の人が戸籍上の性別を変更するには手術が必要とする法律の規定を巡っては、全員一致で「合憲」だったが、三浦氏は補足意見で「手術は憲法で保障された身体を傷つけられない自由を制約する」として違憲の疑いがあると示した。(小沢慧一)

【関連記事】「憲法の番人」審判受ける11人に信条などをアンケート
【LIVE】「コロナのけじめをつける機会」「問題うやむや」衆院選、投票始まる

最高裁の裁判官をチェックしよう 対象11人のこれまでの判断は? 衆院選と同時に国民審査 

2021年10月28日 18時54分



三十一日の衆院選と同時に実施される最高裁裁判官の国民審査に合わせ、共同通信は対象となる十一人の裁判官にアンケートをした。(1)最高裁裁判官としての信条(2)最高裁審理のインターネット中継など、開かれた司法のための工夫(3)裁判官十五人中女性は二人だが、妥当か−を聞いた。


 「憲法の番人」と呼ばれる最高裁裁判官十一人へのアンケートでは、夫婦別姓や同性婚という価値観の多様化を反映した訴訟への向き合い方や、無罪判決に対する抗議の「フラワーデモ」が広まり、処罰範囲を拡大するかどうかの議論が進む性犯罪について尋ねた。

 夫婦別姓を認めない法の規定を巡り、最高裁大法廷は今年六月、二〇一五年に続き「合憲」と判断し「国会で議論されるべきだ」とした。

夫婦別姓を認めない法規定が「合憲」と判断され、最高裁前で取材に応じる原告ら=6月23日

 その後、新たに四人が就任。このうち弁護士出身の渡辺恵理子氏は「子の福祉に配慮しながら、少数者の意見も尊重したい」と説明した。検察官出身の堺徹氏は「多様性を認め合うこと自体に否定的な考えは少なくなっている」との見方を示した。他の二人は「バランスが取れたよりよい判断ができるよう努力したい」(裁判官出身の安浪亮介氏)、「個別事件として熟慮し、意見を固める」(弁護士出身の岡正晶氏)とした。

 六月の決定で、現行規定は違憲だとの意見を表明した検察官出身の三浦守氏は「司法が担う責任を適正に果たすことが求められる」。合憲とした元消費者庁長官岡村和美氏は「価値観はさらに多様化していくと考えており、社会の変化に敏感でありたい」と答えた。

 性犯罪規定の見直しについて、弁護士出身の草野耕一氏は「犯罪の構成要件を広げるのは私生活に国家権力が介入する余地を大きくする。慎重な視点も大切だ」。外交官出身の長嶺安政氏は「処罰を免れたり、犯罪が繰り返されたりすることがないよう、方策が検討されていることを前向きに受け止める」とした。

 行政法学者出身の宇賀克也氏は「最近の一連の経緯から十分に教訓をくみ取り、議論が深められることを期待する」。裁判官出身者のうち深山卓也氏は「立法政策に関わるため、意見は差し控える」、林道晴氏は「被害者の気持ちや立場を十分に考えた審理裁判がされるように努めるべきだ」と回答した。

<国民審査> 最高裁の裁判官は、任命された後最初の衆院選で審査を受け、その後10年を経た衆院選時に再審査される。有権者は、辞めさせたい裁判官の欄に×印を書き、有効投票の過半数となった裁判官は罷免される。何も記入しなければ「信任」とみなされ、×印以外の記入は全て無効となる。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/138295
「憲法の番人」11人に審判 最高裁裁判官国民審査

2021年10月22日 15時10分

https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=92446

https://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/446/092446_hanrei.pdf


最高裁判所大法廷戸倉三郎判事らの特例法手術要件違憲判決に自民党青山議員が困った判決と指摘、櫻井よしこ氏最高裁の裁判官は国会同意人事にすべきだ。「私たちは手術を受けることで社会に受け入れられてきた」美山さん、性別適合手術をしないと戸籍の性別を変更できないのは人権侵害なのかみかたさん、わたしが手術要件撤廃に反対する理由maikokarinomaikokarinoさん
最高裁判所戸倉判事手術要件違憲判決。




最高裁

性同一性障害の人が戸籍上の性別を変更する際に生殖能力をなくす手術が必要だとする法律の規定の合憲性が争われた家事審判の特別抗告審で、最高裁大法廷(裁判長・戸倉三郎長官)は25日、規定を「違憲」と判断した。裁判官15人全員一致の結論。4年前に「合憲」とした最高裁判断を変更。国は規定の見直しを迫られることになる。最高裁が法令を違憲としたのは12例目。

性同一性障害特例法は、複数の医師から性同一性障害の診断を受けた上で、①18歳以上②結婚していない③未成年の子がいない④生殖腺がないか生殖機能を永続的に欠く状態⑤変更後の性別の性器に似た外観を備えている-の5つの要件を全て満たせば、性別変更できると定めている。

④を満たすには精巣や卵巣を摘出して生殖能力をなくす手術が欠かせず、⑤についても外観の手術が必要となるケースが多いとされる。

家事審判の申し立て人は、戸籍上は男性だが性自認は女性の社会人。手術は心身や経済的な負担が大きく、ホルモン治療などにより手術なしでも要件を満たしていると訴えた。1、2審段階では④の規定を理由に性別変更を認めず、⑤については判断していなかった。

大法廷は25日付の決定で、④の規定について違憲と判断。⑤については憲法適合性を判断せず、審理を2審に差し戻した。

④の規定を巡っては、最高裁第2小法廷が平成31年1月、手術せずに性別変更前の生殖機能で子が生まれると「社会に混乱を生じさせかねない」として「現時点では合憲」と指摘。ただ「社会の変化などに応じ変わりうる」としていた。

https://www.sankei.com/article/20231025-PHRZXWXMHBPZTB3MDTZENUM3CE/
生殖不能手術要件は「違憲」 性別変更規定巡り最高裁が初判断、4年前から変更

2023/10/25 15:16社会




性同一性障害の人が戸籍上の性別を変更する際に生殖能力をなくす手術が必要だとする性同一性障害特例法の規定について、最高裁が25日、「違憲」と判断したことを巡り、自民党内から今後の影響を懸念する声があがった。安易な性別変更などにつながれば、社会が混乱しかねないためだ。「手術要件」の堅持を訴えてきた自民有志の議員連盟などは慎重に対応を検討する構えだ。

「困った判決だ。戸籍そのものが壊される恐れがある」。自民党の議員グループ「日本の尊厳と国益を護る会」の代表を務める青山繁晴参院議員は25日、産経新聞の取材にこう述べ、危機感を隠さなかった。

自民有志でつくる「全ての女性の安心・安全と女子スポーツの公平性等を守る議員連盟」の共同代表を務める片山さつき元地方創生担当相は同日、記者団に対し、「他の共同代表と相談したうえで今後の対応を考えたい」と述べるにとどめた。

議連は9月、斎藤健法相(当時)に対し、「手術要件が違憲になれば、(戸籍上)男性になった後に生物学的な母であり得たりと、大きな混乱が生じる」とする声明を提出した。

議連のヒアリングでは、母親団体の代表者が「手術することなく戸籍を変更すると、体が男性のままの〝母親〟が生まれてしまう」として、授乳室を元男性と共有する事態などを懸念。性別適合手術を経て戸籍上の女性になった性同一性障害の人たちも「手術要件」の維持を訴えていた。

そもそも、同法は平成15年に自民議員が立法化を主導した。党内の慎重論を抑えるため、手術要件などを盛り込んだ経緯がある。自民若手は最高裁の決定について「社会の理解が追い付いていない。女性や子供の安全を確保するための対応を考える」と強調した。

https://www.sankei.com/article/20231025-6UTCMWTJ7JMITKHNCEUDOKGO6Y/?dicbo=v2-kZRhQw5
自民議連幹部「困った判決」 性別変更を巡る最高裁決定で

2023/10/25 20:28奥原 慎平



性別変更に生殖機能をなくす手術が必要だとする性同一性障害特例法の規定を最高裁が25日の決定で違憲としたのは、要件を外すことに反対する性同一性障害当事者の多くの意見が無視されたものだ。強い違和感と危惧を覚える。

決定の多数意見には「(特例法施行後)これまでに1万人を超える者が性別変更審判を受けるに至っている中で、性同一性障害を有する者に関する理解が広まりつつあり」とある。

だが、自らも手術を受けて性別を男性から女性に変更した「性同一性障害特例法を守る会」の美山みどり代表らは、1万人以上が手術を受け、手術要件が社会制度として定着しているにもかかわらず、手術をせずに男性の姿のままで女性であるということが通じるのはよくないと主張してきた。

美山氏らは、手術要件が違憲となれば「女性専用スペースに男性器のある女性が入ることが可能になったり、出産する男性が出てきたりして社会が混乱する」とも訴えてきた。多数意見は「手術を受けずに性別変更審判を受けた者が子をもうけることにより親子関係等に関わる問題が生ずることは、極めてまれ」としているが、「混乱は限定的だから無視してもいい」という理屈は成り立たない。

15人の最高裁裁判官が幾百世代もつながってきた日本の価値観や社会の根幹を変えようとしている。たった15人の判断でこんなに大事なことを変えていいのだろうか。

日本では最高裁の裁判官について一人一人のキャリアや考え方など詳細な情報はほとんど知られていない。指名・任命権は内閣にあるが、弁護士会枠や外務省枠などがあるのが実態だ。法律は日本国民の望む方向に社会をつくっていくためのものだ。なぜこんなに多くの国民が不安を感じ、多くの女性が信頼できないと思っているような方向に社会を変えていくのか、理解できない。。。最高裁の裁判官は国会同意人事にすべきだ。(聞き手 原川貴郎)

https://www.sankei.com/article/20231025-NQVS2A2S6JMJNCKNLNQTMACDU4/
「15人で国の根幹変えてよいのか」ジャーナリストの櫻井よしこ氏、性別変更手術要件の違憲決定に

2023/10/25 20:05原川 貴郎



「性同一性障害特例法の規定は私たちと社会との『約束』。それを覆す判断は認められない」。性別適合手術を経て女性に性別変更した当事者で「性同一性障害特例法を守る会」代表の美山みどりさん(61)は、生殖不能要件を「違憲」とした25日の最高裁決定に憤りをあらわにした。

「私たちは手術を受けることで社会に受け入れられてきた」とする美山さんらは8月以降、最高裁に生殖不能要件をはじめとした手術要件を違憲としないよう求めて署名活動を行ってきた。性同一性障害の当事者を含め、2万筆を超える賛同が集まったという。

美山さんは多様な生き方を尊重しつつも「手術は、客観的に性別変更の証明が可能なほぼ唯一の手段。それが社会の判断の根底に置かれるべきだ」と説明。今後、生殖不能要件が撤廃されれば「当事者が警戒の目で見られ、差別が一層深まることも考えられる」と懸念する。

海外でも性自認をめぐって社会の分断が生じており、「社会全体で丁寧な議論を積み重ねていくことが重要だ」と訴えた。

https://www.sankei.com/article/20231025-SCSXJVEAIZKYDEW5IQSMYJI6FA/
「手術は唯一の客観的基準」 手術で性別変更の女性、最高裁決定に憤り

2023/10/25 18:49


https://news.yahoo.co.jp/articles/0f673c302b564b3688dc0f7ad0abbc3a499f407b/comments
「手術は唯一の客観的基準」 手術で性別変更の女性、最高裁決定に憤り産経新聞10/25(水) 18:53配信

nam********

3時間前

「性別の本質は内心」とのことなので、つまりは「性別の判断に客観的基準は必要ない」というのが最高裁の意見なのだろう。 そうなると、社会としては、「戸籍の性別は意味をなさない」という前提にて、スポーツや医療、女性スペースについては、「戸籍の性別に関わらず、身体形状の性別で判断します」と言わざるを得ない。 各書類にも、戸籍上の性別は記載しなくて良いので「身体性別だけ」を記載するように変更するしかないと思う。 つまり、戸籍上の性別が事実上なくなり、代わりに「身体性別」という区分けが社会でメインになるだけだと思う。
aim********

3時間前

よくインタビューで「私たちは悪事なんてしないのに」と言っているけど、そこが問題なのではない。 性同一性障害を騙って悪さをしようとする人間をどう見分けるのかということを、手術しなくていいと訴える人には考えてほしいと思う。
jad********

3時間前

性同一性障害で手術を重ねて心の性と体を一致させようと努力してきた人には敬意を払います。お気持ちひとつで性別を変更できるのがどれだけ不合理でそれがどういう結果を生むかその価値判断はそんなに難しいことではないと思います。政治も司法もグローバリストの方針に従ってしまうのが残念です。
vze********52分前



性別変更したい人は、心の性と違う自分の体が嫌で仕方ないのかと思ってたけど、そうでもない人も多いと知って驚いている。でもこの記事の当事者が言うように、実際手術要件が撤廃になったらトランスジェンダーの人に対して間違いなく警戒心を持つようになってしまうと思うし、女性の安全安心を脅かす存在として敵対心まで持ってしまうかもしれない。差別と言われようが、自分や自分の家族を守るために必要な当たり前の反応だと思う。結果的にトランスジェンダー当事者がかえって生きにくくなってしまう気もする。

gri********3時間前



心の性別と体の性別が違う人がいて、それを社会的にどっちで判別するかというなら、体一択であるべき。 例えば、体が女で、心は男性の人がトイレやお風呂に入ってきて、心の中でイヤらしい気持ちでいっぱいだろうが気にしないが、体が男で、心が女の人がお風呂に入ってくるのは許せない 手術で体を変えたのであれば許容しようと思う じゃあもし自分の体が男性で、心が女性だった場合、別に男性風呂に入ることに何も抵抗はないけどね 男性風呂は湯船が汚いとよく聞くのでそれだけがイヤ

gac********1時間前


元々の特例法は手術した人に対するものなので、性別を変えたいけど手術したくない性同一性障害と呼べるのかも分からないようなトランスに配慮するべきものではないよね。 従来の適用者の立場が悪くなっては本末転倒だし、記事の方のように性自認による判断ではなく身体の方を重視している当事者もいるということは理解されるべき。

aim********3時間前



よくインタビューで「私たちは悪事なんてしないのに」と言っているけど、そこが問題なのではない。 性同一性障害を騙って悪さをしようとする人間をどう見分けるのかということを、手術しなくていいと訴える人には考えてほしいと思う。


jad********3時間前



性同一性障害で手術を重ねて心の性と体を一致させようと努力してきた人には敬意を払います。お気持ちひとつで性別を変更できるのがどれだけ不合理でそれがどういう結果を生むかその価値判断はそんなに難しいことではないと思います。政治も司法もグローバリストの方針に従ってしまうのが残念です。

vze********52分前

性別変更したい人は、心の性と違う自分の体が嫌で仕方ないのかと思ってたけど、そうでもない人も多いと知って驚いている。でもこの記事の当事者が言うように、実際手術要件が撤廃になったらトランスジェンダーの人に対して間違いなく警戒心を持つようになってしまうと思うし、女性の安全安心を脅かす存在として敵対心まで持ってしまうかもしれない。差別と言われようが、自分や自分の家族を守るために必要な当たり前の反応だと思う。結果的にトランスジェンダー当事者がかえって生きにくくなってしまう気もする。

gri********3時間前



心の性別と体の性別が違う人がいて、それを社会的にどっちで判別するかというなら、体一択であるべき。 例えば、体が女で、心は男性の人がトイレやお風呂に入ってきて、心の中でイヤらしい気持ちでいっぱいだろうが気にしないが、体が男で、心が女の人がお風呂に入ってくるのは許せない 手術で体を変えたのであれば許容しようと思う じゃあもし自分の体が男性で、心が女性だった場合、別に男性風呂に入ることに何も抵抗はないけどね 男性風呂は湯船が汚いとよく聞くのでそれだけがイヤ








gac********1時間前



元々の特例法は手術した人に対するものなので、性別を変えたいけど手術したくない性同一性障害と呼べるのかも分からないようなトランスに配慮するべきものではないよね。 従来の適用者の立場が悪くなっては本末転倒だし、記事の方のように性自認による判断ではなく身体の方を重視している当事者もいるということは理解されるべき。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0f673c302b564b3688dc0f7ad0abbc3a499f407b/comments
「手術は唯一の客観的基準」 手術で性別変更の女性、最高裁決定に憤り

産経新聞10/25(水) 18:53配信




最高裁大法廷のある審理と判決が注目されている。性同一性障害者特例法(特例法)で、性同一性障害者が戸籍上の性別を変更する場合、性別適合手術が要件となっていることが、憲法違反かどうかが争われているのだ。性的少数者の団体と性犯罪被害の支援者、女性団体などでつくる「女性スペースを守る諸団体と有志の連絡会」(事務局・滝本太郎弁護士)が先日、東京都内で記者会見を開いた。

「この特例法により、性同一性障害が世間に認知された。性別適合手術は、身体の違和が耐え難い人が自分のためにする。手術要件によって、私たちが社会に受け入れられ、生きやすくしてくれた。違憲の余地はない」

「性同一性障害特例法を守る会」代表の美山みどり氏は会見でこう訴えた。自身も適合手術を受けて戸籍の性別を女性に変更した当事者だ。

特例法は、性別変更の審判を申し立てる要件として、18歳以上▽結婚していない▽未成年の子供がいない▽生殖能力がない▽身体的特徴が似ている―の5項目を挙げており、規定を満たそうとすれば、性別適合手術を受ける必要がある。

これに反対して、「LGBT法連合会」などは手術要件の撤廃を求めている。

前出の美山氏は「トランスジェンダーを装った性犯罪者と、トランスジェンダーの区別ができなくなる。性犯罪へのハードルを下げてしまう」「緩い基準で性別変更を認めた諸外国では社会が混乱している」と指摘した。
「女性の人権と安全を求める会」の石上卯乃(うの)共同代表も、海外の女性トイレなどで発生した性被害事例を挙げて、「外側からは確認できない本人の自認のみが性別の根拠とされれば、性犯罪者が容易に女性たちのスペースに入り込み、それを警戒することすらも問題視される」と語った。

性的少数者でつくる「白百合の会」の代表で作家の森奈津子氏は「手術要件の撤廃を叫ぶLGBT活動家の方々は、われわれ当事者の代表ではない。リアルな声を伝えてほしい」と述べた。

会見に参加した7団体の出席者が実体験として訴えたのは、「差別」を楯にして言論が封殺される危険性だった。

「性暴力被害者の会」の郡司真子代表は「性暴力被害者が声を上げると『トランス差別だ』と言われることが増えています。『トイレの話をするな』などと詰め寄られ、言論の場を失う」と証言した。

最高裁小法廷は2019年、特例法の規定を「現時点では合憲」としたが、その後の社会情勢などを踏まえて大法廷に回付した。9月27日に大法廷で弁論が開かれる。

連絡会では、全国で署名活動を開始。最高裁長官や各政党に提出するとしている(https://voice.charity/events/534)。

https://www.zakzak.co.jp/article/20230819-IMZT22AFFJP3BA3NX3XVWQ4YVM/
戸籍上の性別変更には「適合手術」要件維持を 性的少数者の団体などが会見 「トイレの話するな」と詰め寄られた実体験

2023.8/19 10:00



性同一性障害の人が戸籍上の性別を変更する場合、性別適合手術を要件とする現行法の規定の合憲性が争われている家事審判を巡り、女性有志の市民団体「女性の定義を守る会」は19日、最高裁判所に要件の堅持を求める要請書を提出した。家事審判は今月25日に最高裁大法廷が決定を出す。

平成16年施行の性同一性障害特例法は、性別変更の審判を受ける要件に「18歳以上」「未婚」などに加え、「生殖腺の機能を永続的に欠く状態にある」と定めている。特例法で性別を変更するには、性別適合手術を受けた場合がほとんどだ。

同会は要請書で、法的な性別変更を可能にした特例法そのものが「女性の尊厳を著しく侵害している」と主張。「性別のありかたを自分で決められる権利は他者の人格を侵害する」と訴え、家事審判について合憲判決を求めた。

同会の青谷ゆかり共同代表は産経新聞の取材に、要件緩和の流れについて懸念を示し、「(性犯罪目的の男が制度を悪用し)性犯罪が今よりも起こりやすい環境になってしまう。(自らの性を自身で決める性自認で法的な性別の変更を可能とする)『ジェンダー・セルフID』の制度化につながりかねない」と語った。

「手術要件」を巡っては、今月11日に静岡家裁浜松支部が、別の家事審判で「違憲」とする初の司法判断を出している。

https://www.sankei.com/article/20231019-LC5UOI3XKVJNVELVOVCJCBFOTQ/
性別変更「手術要件」堅持を 女性団体、最高裁に要請

2023/10/19 22:17政治
政策


LGBT



反応







https://twitter.com/savewomensspace/status/1703021507788906534


女性スペースを守る会

@savewomensspace

#手術要件の撤廃に反対します #最高裁弁論0927 性同一性障害特例法から手術要件を撤廃することに反対する署名を募集中です。 http://voice.charity/events/534 「男性器がある女性」が現れることに反対される方は、是非ご署名ください。

https://twitter.com/savewomensspace/status/1703021507788906534



特例法手術要件違憲判決の矛盾



現在、戸籍の性別変更するための要件は、「2名以上の医師にGID(性同一性障害)と診断」されたうえで、
①18歳以上であること
②結婚していないこと
③未成年の子どもがいないこと
④生殖機能をなくす(生殖不能手術をしている)こと
⑤変更後の性別の性器に似た外観を備えていること


以上の5つの要件を満たす必要があります。
9月に行われる審議は、この「④と⑤の手術要件が憲法違反である」と申し立てをしています。

現時点では、「戸籍の性別変更をしたトランスジェンダー」は自動的に上記の①~⑤を全て満たしていることを意味しています。
これらの要件を全て満たしていれば、社会の中で完全に自らの望む性別で生きることができます。自分が性別変更したことを誰にも知られずに生きていくことも可能ですし、それを実行したことによって第三者が混乱することもないだろう、というのが現在の法律だと思います。

すなわち、現時点では
・「戸籍の性別を変えている当事者」=「体のつくりも戸籍の性別と同じ人」とみなせる
・「戸籍は変えていない当事者」=「体のつくりは個別違うので適宜に対応する」


だったのが、もし「④と⑤の手術要件」が廃止された場合、
・「戸籍を変えようが変えまいが、体のつくりは個別違うので適宜に対応する」ということになります。

もう第三者から明確に見分けをつける方法が無くなります。

さらに、
①18歳以上であること
②結婚していないこと
③未成年の子どもがいないこと
④生殖機能をなくす(生殖不能手術をしている)こと
⑤変更後の性別の性器に似た外観を備えていること

この①~⑤の要件の中で④⑤の手術要件だけが廃止される場合、この要件そのものに矛盾が生まれるような気がするのですが…
「体は生物学的に男性」なのに「戸籍の性別は女性」という人間が日本に誕生する、その先の未来を、本当に法曹の人は想定しているのでしょうか?

https://note.com/mikatajustice/n/naa38c0116ef4
戸籍の性別変更の手術要件廃止申し立て、の矛盾



みかた

2023年8月31日 21:47






こんにちは。

「性別適合手術をしていないと戸籍の性別変更ができないことは人権侵害である」として、憲法違反にあたるかどうかの審議が9月27日に最高裁で行われるそうです。

現在、戸籍の性別変更するための要件は、「2名以上の医師にGID(性同一性障害)と診断」されたうえで、
①18歳以上であること
②結婚していないこと
③未成年の子どもがいないこと
④生殖機能をなくす(生殖不能手術をしている)こと
⑤変更後の性別の性器に似た外観を備えていること


以上の5つの要件を満たす必要があります。
9月に行われる審議は、この「④と⑤の手術要件が憲法違反である」と申し立てをしている、ということですね。

この特例法は2004年に施行されました。国会は「社会の混乱を防ぐため」という理由で5つの手術要件を設けたそうです。

その通りだと思います。もし例えば、男性が生殖機能を残したまま性別変更し、その後に子どもを作った場合、「戸籍は女性」かつ「子どもの父親」という存在が誕生してしまうことになります。これは社会の混乱以外の何ものでもないでしょう。



「④生殖不能手術と⑤外観手術の費用は会わせて100万以上になることも珍しくなく、体にメスを入れることに抵抗感を持つ人も少なくない。当事者からは『手術要件は過剰な負担』と立法時から廃止を求める声があった」

とのことですが…

人権を訴えるのも、自由を訴えるもの、国民として人間として与えられた権利です。人間ならば誰しもに「自由や権利」があります。
ですが同時に誰しもに「責任」があります。

自由や権利を訴えるならば、それと同じ大きさの責任が生ずると思っています。もし、その法律が通ったとしたら、社会はどうなるか?
「自分は戸籍の性別変更後に子どもを作ることは絶対にしない」と考えていても、
この法律が通ったら社会全体がどうなる可能性があるかまで、きちんと考えなくてはいけない。

それに「性別移行する」「戸籍の性別を変える」ということは、本人にとっても大変ですが、社会にとっても大変なことなのです。当事者の人も一大決心をして望んでいるはずです。

人はどんなことであっても100%自分の思い通りの自由が得られるわけではありません。人は皆、お互いが思い合って生きていくものですし、何かしらの痛みや努力は必要です。
他の病気で苦しんでいる人もたくさんいます。体にメスを入れるのに抵抗があったとしても、手術をせざるを得ないことも多々あります。
自由を得るためには、手術やそれに伴う費用は、大変でも必要なことであると、それが義務だと私は思います。

https://note.com/mikatajustice/n/n5c743c211ea0
性別適合手術をしないと戸籍の性別を変更できないのは人権侵害なのか①





みかた

2023年8月16日 22:48



◆戸籍の性別変更が1番の目的ではない

そもそも性別違和を訴える人は、必ずしも戸籍の性別を変更したい人、というわけではありません。戸籍変更できなくても身体違和を解消したい人、
または手術を済ませていても、戸籍変更まではする必要がないと思っている人も少なくないです。

何よりも解消したいのは身体違和であり、戸籍の性別変更はその先にある大きな選択肢のひとつです。

戸籍の性別を変えると、生活におけるほとんどの手続きを変更していくことになります。自分の個人情報を登録してあるところの全てを変更します。
これって、引っ越しや結婚、離婚をした方なら分かると思いますが、思った以上にすごく手間ですよね。この手間が大変なので、離婚後も元配偶者の名字のままにしている人も結構いるくらいです。

さらに通常であれば、個人の生年月日と性別は一生変わることがないため、一度登録したものは固定されており、簡単には変更できないことになっているものが多いです。ここを変更するとなると手続きが混乱します。
その個人にとって固定された大事な情報であり、信頼につながるものだからです。なのでローンや保険などは特に、すんなりとは変更できないことが多いです。

自分の働いている職場や、関連する会社の人たちにもそれぞれに伝え、変更のお願いをしないといけません。なかなか言いづらいことですし、仕事のことを考えると戸籍は変更せずにそのままにする、という人も多いです。

また、当事者には誰かしらの家族や大切な人がいます。
自分の強い希望、切実な思いで体は性別移行をした。
でも、「産んでくれた両親のために」「これからも戸籍上も夫婦でいたいから妻(夫)のために」「ずっと戸籍上も自分の子どもの父親(母親)でいたいから」
といった、大切な人のために戸籍の性別変更はしないという選択をしている当事者もたくさんいます。これも自分の大事な人たちへの、ひとつの責任の果たし方だと思います。



◆戸籍の性別変更をすることへのリスクもゼロではない

そして、戸籍の性別を変えないことは、その当事者自身を守ることにもなる、という面もあります。
性別移行をしたけど戸籍の性別を変更していない人は、見た目の性別と戸籍の性別が逆です。なので病院や役所などの公的機関で、名前を呼ばれるたびに相手に説明をしないとならず、そこに煩わしさを感じる当事者も多いようです。

ですが、当事者が何か病気になって、その症状に合わせた科を受診する時には、例え戸籍の性別を変更していたとしても、元々の性別を医師に伝えないといけません。通常であっても大きな既往歴は医師に伝えないと診察に支障が出ますし、それが体の性別のつくり自体を変えているとなったら尚更です。大ごとなんです。

もし、この当事者が事故や急病に倒れ、かかったことのない病院に運ばれたとします。とても会話が出来る状態ではなかったとします。
緊急で処置にあたった医師や看護師は、その患者の元々の性別を知らないまま処置をすることになります。その時の病状が重いものであるほど、当事者の危険は増します。

まあ、これは可能性の話ではありますが、体の性別を変えること、さらに戸籍の性別も変えることは、こういった面での健康や命のリスクまでもある、ということですね。



◆最後に審議の話に戻ると

ところでこの審議、過去(2019年)にも一度行われたそうです。その時は「合憲」との決定だったそう。
これまでだったら「まさか通らないだろう」と思っていたような性同一性障害に関する裁判や審議が、今年に入ってからは実際に可決されてしまっています。

「憲法違反」となって誰が得をするのでしょうか。手術要件をなくしてしまった諸外国は、現在社会が大きく混乱しています。どうしてそこに学ばないのか。当事者たちの社会からの信頼も下がっていくだけです。

「憲法違反」にするべきではありません。

https://note.com/mikatajustice/n/nc2971e051bff
性別適合手術をしないと戸籍の性別を変更できないのは人権侵害なのか②


みかた

2023年8月17日 20:21

GID患者の声



私たちは性同一性障害当事者として「手術要件は合憲だ」「男性器のある女性を生まないで欲しい」と、多くの女性たち、身近な女性たちの立場を気遣う男性たち、また活動家たちに怒る性的少数者たちと連携して、署名活動を通じ、世の中に私たちの思いを伝えてきました。
その署名の数は20102筆にもなります。
寄られたコメントには、女性スペースを何としても守りたい、性被害の拡大に怯える女性たちの声、子供たちへの性加害を心配する親御さん、また家族制度の混乱を心配される方、そして突然政治的な対立に放り込まれて自分たちはいったいどうなるんだろうか?と身の心配をする「埋没」した戸籍変更済みの当事者の仲間たち。そんな多くの声が「手術要件を違憲としないでほしい」「男性器のある女性を法が認めることがあってはならない」と口々に求めています。

「人権」という言葉は美しいし、また大事なものです。
しかし、私たちは「特例」として、手術という条件によって、今まで社会に受け入れられてきました。これは私たちが社会と交わした約束なのです。
それを最高裁が、上告人の一方的な言い分を聞いただけで「手術を要求するのはかわいそうだから」といった理由で、手術条件という約束を覆して「違憲」などという判断をすることがあってはなりません。いくら家事審判という特殊な形の裁判とはいえ、社会に対する大きな影響、戸籍事務への影響を考えた場合に、偏った情報だけで判断するようなことがあれば、大きな問題です。もし「違憲」という判断をするのならば、「裁判所の独断」「司法の暴走」と世論が裁判所を非難し、司法の権威が地に堕ちることは必至です。その重大性と国民の懸念を、裁判官はしっかりと受け止めているのでしょうか?

海外は医師の診断だけで性別の変更ができる、と上告人と支持者たちは主張します。
私たち当事者には常識なのですが、1日診断と呼ばれる、患者の言いなりで性同一性障害の診断書を発行するモラルを欠いた医師がいるのです。こんないい加減な診断が、実は横行しています。診断書があれば性同一性障害だ、と法廷が信用して果たして大丈夫なのでしょうか?



また、性ホルモンを使っていれば不可逆的な変化が起きるから、手術をしなくても大丈夫だ、と主張します。そんなことはありません、約4週間で性ホルモン剤は代謝されて体から出ていきます。また、女性ホルモンを使っていれば、勃起も射精もしないか、といえば、私の体験から言えば、そんなことはありません。また、治療を中止して子供を産んだ北海道の方の話も報道されていますね。
やはり手術という条件は、しっかりとした法的性別を変えるための「担保」であり、客観的な基準となる大事な条件なのです。これをなくしてはいけません。

さらに海外の状況、というのなら、アメリカを見てご覧なさい。アメリカではこの問題が大きな社会的分断のテーマとなっています。「女性用の入浴施設も、男性器ある性自認女性を受け入れなくてはならない」などという馬鹿げた判決がワシントン州で出てしまい、世論の怒りを買っています。もはやアメリカの社会対立は先鋭化して、「文化戦争」と呼ばれるまでに至っています。逆にもはや、イギリスは混乱を止めるために、スナク首相が先導するかたちで、「性自認」による性別の取り扱いを止めることになりました。

このような海外の状況を裁判官は把握しているのでしょうか?
今はネットを通じて、海外の「行き過ぎた性自認主義の是正」の動向も入ってきます。
いかに「男性器ある女性」「性自認による性別」というものが、社会の混乱と対立の火種にしかならないか、海外も弊害に気がついてどんどんと「性自認による性別変更」は問題が多すぎる、と是正を始めています。

私たちはまだ十分、海外の状況を見て「日本はどうあるべきか」を考える余裕があるはずです。先に静岡家裁で「子宮ある男性」を容認し、手術要件を違憲とする判決がでてしまいました。しかし、まだ最高裁が「手術要件は合憲だ」と判断することで、社会対立を回避し、広く世論に「どうすればいいか?」を訴えて、より良い解決を探ることができます。

最高裁が賢明な判断をされることを、多くの国民は切実な気持ちで願っています。

https://note.com/gid_tokurei/n/n6c2ff81aba96
10/24 司法記者クラブでの会見要旨


GID特例法を守る会

2023年10月25日 13:35



それは、身体違和がなかったことにされ、男性器はもうないにもかかわらず、まだ隠し持っていると言われるようになるからです。

睾丸もペニスもないのに、”ある”とデマを流す人がもう現れています。
皮膚は再利用する場合があるだけです。

短小で挿入できない人は、その後性別適合手術し、手術後10数年たっています。その人にとって男性器は異物でしたので、女性器の形にする手術をしたのです。当然のことですが睾丸やペニスはありません。

にもかかわらず、存在しないものを”存在する”と主張するのはイデオロギーです。

手術してとっても、それでも”ある”というのは現実ではなく妄想です。

これもある種のイデオロギーです。

新種のTRAと言ってもいいかもしれません。





手術していない人の犯罪を手術した人たちのせいにしている例。つまりついてる人とついてない人は同じと考えているので、まさにTRAです。
(特例法は手術後しか適用されません)

このような新種のTRAのイデオロギーは手術要件撤廃につながります。

TRAも新種のTRAも共通点は身体違和が強い人の存在を認めないことです。
そのためどちらも手術自体無意味と考えています。

しかし、今まで身体違和が強い性同一性障害者は手術によって救われてきました。

性同一性障害についてDSM4で委員だったRay Blanchard 博士はいいます。

精神障害としての性同一性障害の疾患の存在を認めないこともTRAと同じくイデオロギーだと。





もし手術要件が撤廃されてしまうと、現在埋没して生活しているGIDの人たちは、過去を知る人物からのアウティングをもっと恐れなければならなくなります。
つまり、アウティングされた場合、手術して除去したものが、まだついているとみなされるようになるからです。

https://note.com/maikokarino/n/ne29fe76e240d
わたしが手術要件撤廃に反対する理由


maikokarino

2023年9月8日 11:07