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推し活は一切頑張らない

頑張って推すということを最近辞めました。

推しメンを応援していて使うお金が少なくなったわけではないです。
ミーグリもいつも通り買っていますし、配信ライブも観ますし、舞台も観に行っています。
むしろ、使っているお金は増えている気がします。笑

ただ、ストレスフルな応援の仕方はしないようにしようという意志が強くなりました。
きっかけとしては、「趣味でしんどい思いをする必要ないな」と思ったからです。
アイドルを応援しているのは趣味でしかありません。
趣味は自分の生活や精神面を豊かにするものであり、もし無くなってしまっても直ちに生きていけなくなったり命の危機にさらされたりすることはありません。
(生きがいは1つ減ってしまうかもしれませんが)

つまり、自分を豊かにするためのもので自分が疲弊しているのって本末転倒なわけです。

1.ストレスの要因

自分の場合、アイドルを応援していてストレスに感じるのは、

「やらなければいけない」と感じた時と、

「なんで上手くいかないんだろう」と思った時でした。

アイドルを応援していると、義務感に駆られることがよくあります。
握手券(オンラインお話し会)を買わないといけない、ライブや舞台のチケットを取らないといけない、グッズが出たら買わないといけない、アプリゲーム等のイベントには参加しないといけない…等々。
もっと悪いことになると、誰かと比較した上で、自分はもっと買わないといけないと思うようになったり、思うように売れていないから自分がもっと買わないといけないと思うようになったりします。

これがなぜ良くないかというと、目的がまるで変ってくるからです。
本来は、推しメンを応援するために握手券を買ったり推しメンの存在を身近に感じたいからグッズを買ったりするはずです。しかし、買うことが義務になると、買うこと自体が目的に変わってきます。

また、アイドルを応援していると、上手くいかないことも多いと思います。
応援している子が選抜に選ばれない。
イベントのオンライン化が不満。
自分の運が悪い(チケット運、生写真の引き等)。
例えばこんな感じでしょうか。挙げるとキリがないと思います。

これの良くないのは、「自分にはどうしようもない」ということです。
自分の応援している子がグループの中でどういう立ち位置にいるかについては、当然個々のファンの考えが反映されるはずもありません。握手会やグッズの売上が要素の一つだとしても、一ファンの影響力は微々たるもので、ほぼ0と言って差し支えないでしょう。
ランダムに決まってしまうものも同様です。自分が当選するかどうかは誰かの意図で決まるわけではありません。
その一方で、ファン側には選択権があります。
グッズを買うかどうかはその人の自由ですし、どのメンバーを応援するかも自由です。

つまり、ファン側から、勝手に自分自身をストレスが溜まる状況に入れ込んでいるということになります。

2.ストレスから脱却する

こういうストレスが溜まっている状況でそれを解消する方法としては2択だと私は思っています。
1つ目が「その状況から避けること」
2つ目が「プラスな感情に変えること」
どちらにしても自分自身の行動を変えることです。

私の場合は、推しメンが関わるものであっても自分が楽しめないものには触れないようにしました。

例えば、

・ミーグリは自分が話したいと思える枚数を買うようにする(話したいと思ったら買う)。

・グッズや生写真は基本的に一切買わない。生誕Tシャツや本当に欲しいと思ったものだけを買う(グッズ系を集め始めるとキリがないので)

・舞台やライブは何回でも楽しめるから行けるだけチケットを取る

判断基準は「自分が楽しめるかどうか」です。
※もちろん、ルールやマナーは守るし、他人に迷惑を掛けないようにした上です

その「自分が楽しめるかどうか」の判断基準になるのが、「なぜそのメンバーを推しているか」ということですよね。
ライブに行って惹かれたでもいいし、単純にルックスが好みでもいいし、トークをしているのが好きでもいいし、それは人それぞれだと思います。つまり、周りが楽しんでいることでも自分にとっては大切じゃないことがありますし、逆もまた然りです。
自分はパフォーマンスや舞台を観て惹かれたから舞台やライブはいくら見ても楽しめますし、グッズ類を収集することにあまり価値を見出していないです。

趣味なので、まずは自己満で良いんじゃないかと。むしろ、自己満じゃなきゃダメだと思っています。
自分が推しメンの活動を見て、ミーグリや握手会で感想を伝えて、それが結果的に推しメンの頑張りに繋がっていれば嬉しいです。ただ、その結果はどうやっても測れません。しかも、自分は数多くいるファンの一人でしかないので、そんなに影響力を持っているわけがありません。なので、それを第一にしてしまうとしんどくなります。
だったら自分が楽しむしかありません。アイドル側はファンを楽しませるのが仕事でそのためにやってくれているので、それを素直に受け止めて楽しむのが第一です。

3.終わりに

推しメンを思う気持ちは確かに大切です。
ただ、アイドルは仕事で自分の夢や目標に向かっている一方、応援する側はあくまで趣味の範囲なので、そこの切り分けは必要だと思います。
推しメンは仕事なので嬉しいことも辛いことも向き合って頑張っていると思いますが、趣味である応援する側はもっと気楽でいいはずです。しんどいなら活動を追わなくてもいいし、ストレスを溜めて気持ちがプツンと切れてしまうと趣味以外の生活に影響を及ぼしかねません。

楽しく長く推しメンを応援していきたいですね。

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