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「頑張って」と言いたくなくて

こんにちは。
「ちゃっきん」と言います。
ページを開いていただきありがとうございます。


アイドルを応援していて嬉しいことの1つとして、直接推しメンと話せるということがあります。
今の乃木坂46で言えば、「オンラインミート&グリート(個別トーク会)」(以下「ミーグリ」)がそれに当たります。
画面越しとはいえ、推しメンと直接会話できる時間はとても貴重ですよね。
推しメンの活動の感想を伝えたり、次の活動に向けてのエールを送ったり。

その中で、各日の最後は次の活動への気持ちを伝えて終わることが多いです。
特に最近の中村麗乃さんは舞台やライブが続いていて、過去の活動だけでは終わらず、最後は次の活動に向けての気持ちを伝えています。

ただ、次に向けてのエールを送る時にどの言葉を使えばいいのかということですごく悩みます。

なぜかというと、

「頑張って」


という言葉を使いたくないからです。

つい「頑張ってください」とか「頑張ってね」とか言っちゃうじゃないですか。自分も言っています。今までも言っていましたし、最近も普通に使っています。
でも、何か違和感があるというか、伝えたい言葉として正しくないように感じるんですよね。モヤモヤがあるわけです。


そのモヤモヤの理由としては理由は主に二つあります。


一つ目に、「それを言わなくても間違いなく推しメンは頑張っているから」です。
自分が「頑張って」って言わなくても絶対に頑張っているんですよ。
芸能界という自分がいる世界よりも遥かに大変な世界の中で。
すでに頑張っている人に対して「頑張って」は無意味どころかプレッシャーやストレスにもなり得る言葉なんじゃないかな、と思っています。

実際に、自分が頑張っていてストレスもかなり高まっている時に「もっと頑張れ」と言われたとしたら。
凄く力になるという人もいれば、「分かってるよ!」とイライラを覚える人もいると思います。(ネガティブな感情が強いと余計に)

ミーグリだと何度も同じ言葉を別のファンの方から言われるわけですから、ネガティブに働く言葉になり得るような気がするな、と。


二つ目に、他人事な意味合いに感じたり上から目線に聞こえたりするからです。
個人的な考えとして、第三者からの「頑張って」はすごく他人事な気がするんです。
例えば同じ部活の同期のような密な関係性で、過去の努力も知った上での「頑張って」は気持ちもこもるし「我慢してやり抜いて欲しい」という意味合いが強くなるでしょう。
ただ、推しメンとファンはそこまでの関係性ではないと思います。
ファンは推しメンの努力を想像こそすれども確かなことは知りえません。アイドルの表に出ている部分はほんの一部ですし。
だからこそ、他人事になり得る言葉には気を付けたいな、と思っています。


「そこまで深く考える必要もない」と思われるかもしれませんが、自分にとって推しメンはとても大切な存在です。自分が頑張るモチベーションになっているので。
だからこそ一つ一つの言葉遣いも大事にしたいな、という気持ちが非常に強く、その場で自分の気持ちに最も適した言葉を使いたいと思っています。


というわけで、使いがちな言葉を一つ封印したいというのが今の考えです。
とはいえ、そうなるとその代わりに推しメンにエールを送るような言葉を考えなければなりません。

現時点で実行しつつある方法は次の二つです。


その1:ファンとして、楽しみにしていることを伝える

推しメンの側にフォーカスを置くから推しメンの行動に対して言葉を発したくなるんですよね。つまり、フォーカスを当てる場所を変えれば出てくる言葉も変わるわけです。
自分がどう思っているのかを伝える、ということに角度を変えてみたのがこの案です。
ただ、この案だと「メンバーを応援する気持ちを伝える」という目的が薄れてしまうな、と感じています。


その2:自分も頑張ることを伝える

こっちは一方通行で他人事になったり上から目線に聞こえたりということを変えてみようという案です。
実際の言葉にすると、「頑張ろうね!」と間接的にお互い感を出す感じですね。
推しメンが仕事としてアイドルの活動を頑張っているのに、それを応援している自分が仕事を頑張っていないというのは推しメンに失礼だと思っています。頑張っている子を応援するなら自分も仕事や勉学を頑張って結果を出すことが責務だろうと。
ファンである自分も頑張る気持ちを伝えることで、ごく僅かでも推しメンに気持ちが伝われば良いな、と思っているのがこの案です。
とはいえ、双方向性が出たとしても「頑張る」という言葉を使っていることは間違いないので、近いけど違う、そんな印象です。


結果として、まだ自分がしっくりくる表現にはまだ出会えていません。
そもそも正解があるような問いではありませんからね。
もしかしたら、結局原点回帰してしまうのかもしれません。
その時によって自分の考え方も変わっていきますし、どういう言葉を推しメンに伝えるかを模索することはずっと続いていくことだろうな、と思います。


そして明日がそのミーグリですね。
中村麗乃さんの活動としては、ミュージカル「October Sky」の東京公演とアンダーライブがありました。
そのため、もちろんメインはその感想を伝える時間になりそうです。
それと共に、「October Sky」の大阪公演が来月に控えているため、そこに向けての話が明日の最後の会話になるのかな、と予測しております。

どんな言葉を推しメンに伝えるのか、苦悩の時間は続きそうです。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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