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貯蓄のサイクルをつくる3STEP。我が家も憧れの「貯め体質」へ!

2020年下半期の大きなテーマは「お金の流れを整える」。コツコツ工夫と試行錯誤を重ねながら、我が家もようやく“貯めサイクル”ができてきた。

めっちゃ嬉しい。

そこで、今までやってきたことを振り返りつつ、大きく3ステップにまとめてみようと思う。目新しいテクニックはないけれど、貯蓄(貯金)の王道かもしれない。家計に悩む人の参考になりますように。

1.固定費を減らす

細々した節約よりも、まずは金額の大きな固定費から減らしなさい、というのはよく聞く話。しかも「もうこれ以上削れないでしょ…」と思っているところから、さらに思い切って切り込むのが大事だったりする。

我が家の場合、その対象の一つが保険だった。必要なものしか入っていないという思い込みを捨て、今年の夏に思い切って総点検!その結果、全解約+必要な分だけ新規契約をすることになった。

それから、我が家に毎月重くのしかかっていた奨学金の返済。厳密には“固定費”とは少し違うかもしれないけれど、毎月出ていくお金には変わりない。

これも思い切って繰上返済!3本のうち残りは無利子分だけになり、毎月の負担はうんと軽くなった。

それから電気・ガス会社も一気に見直し、どちらも切り替えることに。在宅勤務で家にいることが増えたので、昼重視のプランに変更。

ライフスタイルも変わるし、新しい会社も参入してきているので、こまめにチェックしたほうがよさそう。

住宅ローンも見直したけれど、夫婦で話し合った結果、借り換えはしないことに。でも、比較検討することで現状が把握できたのはよかったかな。

通信費に関しては、数年前から夫婦で楽天モバイル。モバイルWi-Fiはコロナ禍で外出しなくなったので解約した。必要になったらまた契約すればいいし。

サブスク(月額課金型)は、今のところ2つのみに絞っている。

Amazonプライム
マネーフォワードME(家計簿アプリ)

その他、車は持っていないし、ホットヨガも解約した。ざっと固定費はそんなところだろうか。

2.将来的な目標を立てる

そして、貯蓄の目標を立てることも大事。でもこれって、まーー面倒ですよね。我が家も「まぁ別にいいや」と真剣に考えてこなかったし。

けれど、きちんと向き合わないと「いつまでに」「いくら」貯めるべきか分からないし、分からないものは貯まらない。これが現実。

というわけで、重い腰を上げてちゃんと取り組みました。

我が家の場合、将来的に必ず貯めるべきお金はこちら。

1.生活防衛資金(毎月の生活費×半年分)
2.住宅修繕資金(戸建てのため積立)
3.教育資金(子ども1人、進学費用として)
4.老後資金(夫婦2人分)

それぞれ具体的な期限と金額を決め、月々に必要な金額まで落とし込んだ。一度ここまでしておくと、あとは計画に従って淡々と貯めていけばOK。

必要以上に不安を抱えることもないし、いつまでも「もっと貯めなくちゃ」という得体の知れない悩みに付き合うこともなくなる。見える化って本当に大事。

もちろん状況は必ず変わっていくので、その都度見直しは必要だと思う。

3.先取り貯蓄→目的別口座に分ける

そして貯蓄上手な人が必ず言うことは「先取り貯蓄をせよ」。つまり、毎月の給料(収入)が入ったら、まずは貯める分を先によけておいて、残りのお金で生活するというスタイル。天引き貯蓄、みたいな。

我が家では現在、以下のような仕組みでやりくりしている。

① 毎月の夫婦の収入を合算
①の金額の1~2割を計算=今月貯めるお金
③ ②を別の口座(住信SBI)に移し、目的別口座に分けて完了

目的別口座は、さっきの4つの将来資金に加え「毎年必要資金」という口座も用意(固定資産税と帰省費のため)。毎年まとまった金額が必要になるので、主にボーナスから準備するようにしている。

ちなみに、イレギュラーな出費も発生するもの。そういう場合も、まず先取り貯蓄を済ませた上で必要な金額だけ引き出す、という手順にしている。そうするとお金の流れがあやふやにならず、イレギュラーな出費がきちんと“浮き彫り”になって認識しやすい。

このあたりの先取り貯蓄&目的別口座については、先日こんな記事も執筆したところ。よければご覧ください。

番外編:クレカとデビットカードの使い分け

あと、私はずいぶん前からキャッシュレス派にもかかわらず、クレジットカードが苦手。後払い・先延ばし感が性に合わず、管理しにくいのはもちろん、引き落とし日までずっとストレスを感じてしまう。

なので、我が家の家計管理はこんな感じ。

■固定費:クレジットカード(夫の楽天カードに集約)
■流動費:デビットカード(正確にはKyashというプリペイドカードに楽天銀行デビットカードを紐づけて使用=常に2%還元)

固定費は金額が跳ね上がることもないので安心。それに、そもそもデビットカードが使えないことも多い。一方、流動費(生活費)はデビットカード=「手持ちにあるお金」で管理している。

いろいろ試行錯誤した結果、我が家はこのスタイルに落ち着いた。クレカで家計管理しにくい、現金感覚の方が分かりやすい人にはすごくおすすめ。

まとめ

こうして書くとごく当たり前の話に思えるけれど、私はここまで来るのに5年、10年…いやもっと?かかってしまった。独身時代もあまり貯められなかったし、結婚、出産してからもずっと貯蓄下手。

無駄遣いしているつもりはないのに、なんだかお金が貯まらない…という、よくあるパターンだった。

今年本気でお金に向き合ったきっかけは、このコロナ禍で収入が減ったことと、時間ができたこと。きっかけはどうあれ、ちゃんとしくみを整えられたのだから結果的によかった。

我が家もこの家計管理を始めて数ヶ月なので、まだまだ改善点が出てくるかもしれない。それはまた、引き続きnoteに書いていけたらと思う。

それでは、また明日。



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