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情報収集力を高めるコツと、私がチェックしている情報源

世の中とにかく、知らないと損をするようにできている。どれだけ情報を持っているか次第。仕事でも、税金でも、普段の買い物でも、子どもの教育でも、何でも。

情報収集力が高いに越したことはない。

私は(会社では)編集の仕事をしていて、その中で社会動向の分析や予測をしたりもする。そのため、日頃から情報収集のアンテナは立てている方かなと。

なので今日は「情報収集のコツ」と「私が普段チェックしている具体的なメディア」について、紹介してみたいと思う。


0.情報収集のテーマを決める

情報収集力を高めるには、まず大前提として、「何についての情報を集めるか」を決める必要がある。これ重要。

情報で溢れかえっている時代なので、やみくもに「とにかく情報を集めなくちゃ」と考えていると、すぐにギブアップする可能性大。そうでなくても、触れた情報がきちんと活かされるかは疑わしい。

「転職」「子育て」「節約」「テクノロジー」「グルメ」「海外情勢」「エンタメ」…などなど。何でもいいし、もっと細かくてもいい。

まず、軸となるテーマを決めること。


1.情報源の選び方

次に、何から情報を得るか。誰でも得やすい情報源としては、

・インターネット
・新聞
・テレビ、ラジオ
・本、雑紙

があり、それぞれメリット&デメリットがある。

1-1.情報のスピードで考える

上の方ほど、リアルタイム性が高い。なので、日々どんどん更新されるような情報や、最新の情報でなければ価値が無いものは、やっぱりネットのスピード感に勝るものはない。

逆に、下の方ほどリアルタイム性が低く、代わりに編集性が高い。分かりやすくまとめられていたり、独自の切り口で解説がされていたり、楽しく見たり聴いたりできるものもある。(一概には言えないけど)

なので、自分のテーマに適したものや、自分がとっつきやすいものを重点的にチェックするとよい。


1-2.情報の信頼度に注意する

日々、いろいろな情報が飛び交っている。特にネット上はまさに玉石混交。企業発信のものも、個人発信のもの、不特定多数の人が書き込む掲示板など。

情報を収集する場合には、その情報源が信用できるものなのか、必ず注意すること。趣味でいろいろな情報を眺める分にはいいけれど、たとえば仕事に活かす時には、信用に足らないメディアからの情報は使えない。

例えば、新聞の中で一般的に最も信頼できるのは日経とされているが、東スポはどうだろうか。また、朝日もあまりに反政権に偏っている。週刊誌もあくまで趣味的なものが多い。

ネット上での個人の発信は、匿名性の高いものも多く、参考にはできても正式に引用するには難しい。個人でなくても、意図的にフェイクニュースを流してPVを稼ぐ悪質なメディアもある。

情報を鵜呑みにするのではなく、「誰が・どこが」言っているのか、その発信源は一般的に信用できるものなのか、その視点は忘れないこと。


1-3.情報の選び方

次に、どんな情報をとるべきか。

一般的な動向を押さえたいなら、複数のニュースで取り扱われているような情報、つまり情報の大小で言えば「大」の情報をさらっておけばOKだろう。

逆に、新しいトレンドをキャッチしたい場合には、「小」の方にアンテナを張る必要がある。新しい芽は小ネタから出てくるものなので、ニュースの大小で切り捨ててはいけないのだ。

ニュースではなく、口コミや人の目を通したレビューが欲しい時は、口コミサイトやTwitter、インスタなどを中心に探す。関連情報に直結するような内容を、ググる&タグる。こちらはより「検索する力」「ピンポイントな情報に行き着く力」が求められる。


2.情報収集をするタイミング

情報収集をするには、時間とタイミングを決めておいた方がよい

例えば、毎朝起きて15分は情報収集にあてるとか、通勤電車の30分はニュースサイトをチェックするとか。

なぜかというと、情報は日々更新されるものだから。テーマにもよるが、まとめて情報を集めても意味がない(新しい情報でないと価値がない)ものもある。

また、定点的にチェックすることで「変化」が分かるようになる。1年前はこうだったのに、半年前はこうなって、だから今こうなった…というように。

例えば最近で言うと、働き方改革が掲げられ、副業を解禁する企業も増え、それに伴ってシェアオフィスやコワーキングスペースが増えたり、リモートワークやテレワーク用のツール・サービスが注目され、オフィスのデザインも変わったり…といったように。

新しいトピックスも、必ず背景や前後に何らかのつながりがある。そういったものも含めてインプットすることが、理解を深めることになる。

また、時間で区切った方がよい理由は、やろうと思えばいくらでも時間を費やせるから。

投資で言えば、積立投資、ドル・コスト平均法のような感じだろうか。1回あたりの時間は多くなくても、コツコツ情報をチェックすることで、偏りのない着実なインプットができるようになる。


3.私が情報収集しているメディア

さて、具体的に私は普段、どんなメディアをチェックしているのか。以前(今年の5月)にはこんなツイートをしていた。

あれから結局、この中では「Googleニュース」「NewsPicks」しか見ていない。

「Googleニュース」アプリでは、自分に必要なニュース提供元が選べる。例えば私の場合は、

・Nikkei.com
・東洋経済オンライン
・時事通信ニュース
・ITmedia NEWS
・PRESIDENT Online
・Lifehacker JAPAN
・家電Watch

を今のところピックアップしている。(ただし、そこまで厳選していないので見直す必要あるかも)

「NewsPicks」は、個人的に私が知りたいような情報が網羅されていて、興味深い記事が多いので好き。Googleニュースよりもこちらをよく見ている。記事一覧に「Picks」数が表示されているので、世の中の人が関心を寄せているテーマも分かるのもよい。

新聞は、会社で日経を読んでいる。日経MJ(マーケティングに特化)も読むことがあり、個人的にはそちらの方が面白く役立つことが多い。

会社でチェックしているサイトは細かく言えないが、メンバーと分担して広く情報を集めるようにしている。ファッション系、トレンド系、ガジェット系などなど。

その他テレビ、雑誌、本などもあるが、やはりTwitterをチェックしている。情報として一番速いから。トレンドも分かるし、それに対する反応も分かる。ただし、情報の信ぴょう性には注意しないとな、とも思っている。(一度うっかり騙されてコメントしてしまったことがある。反省。)



以上、「情報収集のコツ」と「普段チェックしているメディア」について、私なりに紹介してみた。少しでも参考になる内容はあっただろうか。

私もまだまだ情報収集のスタイルを模索中である。なので、おすすめの方法や見るべきメディアなどがあれば、ぜひ教えていただけるとありがたい。

では、また。

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