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妊娠線を予防する方法を教えて!いつからケアすべき?

妊娠して少しずつ大きくなるお腹を見ると、「妊娠線」ができないか気になりますよね。

妊娠線とは、皮膚の深いところ(真皮や皮下組織)で亀裂が入る「肉割れ」のことを指します。一度できるとなかなか消えないため、作らないことが何より重要です。

そこでこのnoteでは妊娠線の原因と予防方法を紹介し、いつからケアを始めればいいかをお伝えします。まずは正しく知り、適切なケアで妊娠線を防ぎましょう!

<このnoteは『COTETE Labo』掲載記事です>

妊娠線とその原因とは

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妊娠線とは「ストレッチマーク」とも言い、妊娠で大きくなる下腹部や太ももを中心に、ひび割れたように表れる線のことです。そして実は、胸やおしりにできることもあります。

妊娠線ができる大きな原因は、やはり皮膚が急激に伸びることです。比較的柔らかい肌表面は一緒に伸びることができますが、その下にある真皮や皮下組織は伸びにくいため裂けてしまうのです。

また、妊娠によって増加するホルモン(グルココルチコイド)も原因と考えられています。このホルモンが増えることでコラーゲンが減少し、弾力も失われてしまうのです。

株式会社ゼネラルリンクの調査によると、妊娠出産経験のある55.5%の人=つまり半数以上の人に妊娠線ができたとのこと。結構多いですよね。

妊娠線ができやすい人は

・皮下脂肪が多い人
・やせている人、小柄な人
・乾燥肌の人(乾燥しやすい時期)
・多胎(双子や三つ子など)妊娠の人
・経産婦(二人目以降)の人
・高齢出産の人

といわれています。

では、具体的にどんな予防をすればよいのでしょうか?

妊娠線を予防する方法

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◎急激に太らないこと

妊娠線ができる大きな原因は、皮膚が急に伸びることです。そのため体重増加には注意し、急激に太らないようにすることが大切です。

食べづわり、もしくはつわりが落ち着く頃からは、食欲が旺盛になりがちなので要注意。「お腹の赤ちゃんと二人分!」と言ってカロリーオーバーな食生活を続けると、母体や赤ちゃんへの悪影響・リスクにもなります。

余計なストレスはためないようにしつつ、適切な食事管理とほどよい運動を取り入れるようにしましょう。もちろん、カロリー制限のしすぎや必要のないダイエットはNGです。

◎とにかく保湿をすること

冬の指先にひび・あかぎれが起きやすいように、肌が乾燥しているとダメージを受けやすいものです。妊娠線を防ぐためには、十分な保湿をするようにしましょう。

使用するアイテムとしては、クリームやオイルがおすすめです。妊娠線予防のためのクリームやオイルは種類も多いため、使用感や香り、値段などから自分に合うものを見つけてみてください。もちろん専用の商品でなくても、高い保湿効果があればOKです。

ポイントはケチらずにたっぷりと塗ることです。少量を使用しても、肌を柔軟にするほどの効果は期待できません。お腹だけではなく、太ももやおしり、胸までたっぷりと保湿をしておくとよいでしょう。

そして保湿と同時に優しくマッサージをすると効果的です。妊娠中はデリケートなので、力を入れたり引っ張ったりせず、優しく手のひら全体で行いましょう。

いつからケアすべき?

本気で妊娠線を予防したいなら、お腹が大きくなる前から始めることをおすすめします。特に妊娠線ができやすいタイプの人は、初期からケアを始めておくと安心です。

ただし妊娠初期のつわりの時期は、辛くてそれどころではないもの。無理せずケアは後回しにして、体を休めることを優先させましょう。

一般的には、安定期に入った頃(妊娠5ヶ月)から始める人が多いようです。そして妊娠線は妊娠後期にできる人が多いため、体重管理も保湿ケアも、出産直前までしっかり続けてくださいね。

そして、妊娠線は出産後に現れることもあります。あるいは出産後に気付くというケースも…。新生児のお世話で大変な時期ではありますが、引き続き保湿ケアができれば理想的でしょう。

おわりに

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私自身はかなりの乾燥肌(&冬の出産)に加え、出産直前は腹囲100cm以上の大きなお腹でしたが、こまめにケアを続けていたことでしっかり妊娠線を予防できました。

使っていたのはクリームやオイルなど様々です。その時々で色々と試しながら(精油をブレンドしてみたり)、マタニティライフの特権だと思って楽しくケアをしていました。

予防しなくちゃ!と思うと義務感になってしまいますが、数ヶ月間のスペシャルタイムとして、ぜひ楽しみながら取り組んでみてください。



▼今回のnoteはこちらのマガジン内記事となります。


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