見出し画像

1.【高千穂パワースポットひとり旅(日帰り)】①天岩戸神社(西本宮・東本宮)、②天安河原編

Chakiです。

1年ほど前に御朱印集めをスタートし、以後ヒマを見つけては神社散策をしている御朱印ガールです。

母や姉が御朱印集めに励むのに押されて何となく始めてみたところ、いつの間にか神社仏閣大好き人間となりました。

この度、割と無茶苦茶な「高千穂パワースポットひとり旅」を敢行しましたので、たっぷりの写真と共にご紹介していきます。
(全6部の超大作になりました。すべて読まれる方は心してくださいね…!)

はじめに(決意の夜)

ちょっと気持ちが晴れなかった2日前。カードリーディングの出来る知人に「日本の神様カードでリーディングをしてくれませんか?」とお願いしたところ、

画像1

「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」のカードがおいでくださいました。

神様からのメッセージをほんの一部だけご紹介。

「大自然の中に出て、自然の光を浴びなさい」
「あなたも天岩戸から出る時です」

何にゾワゾワしたかって。

カードを引いてもらう前に、
私「近いうちに高千穂に行ってみようかと思うんですよね…」
私「何となく今、神様からのメッセージが欲しくて」

と話していたのです。

知人「これはもう行くしかないね」
私「天照大御神さまに呼ばれてますね、明日行ってきます」
と、高千穂行きを決めたのでした。

今回のプラン

リーディングを終えた私は、早速高千穂の神社やパワースポットを検索しまくり、今回の行程を作成しました。ちなみに日帰り、弾丸ツアーです。

今回行く予定の神社及びパワースポット
①天岩戸(あまのいわと)神社(西本宮・東本宮)―②天安河原(あまのやすかわら)
③八大龍王水神―④八大之宮(はちだいのみや)
⑤槵觸(くしふる)神社―⑥天真名井(あまのまない)―⑦高天原(たかまがはら)遙拝所―⑧四子峰(しおうじがみね)
⑨荒立(あらたて)神社
⑩高千穂神社
⑪高千穂峡
⑫向山(むこうやま)神社
⑬二上(ふたがみ)神社
⑭秋元神社

※「―」で繋げてあるスポットは近隣で一気に回れるところです

旅を終えた今なら分かります。「これは正気のプランではない」「ちょっと冷静になりなさいよ」と。

でももったいない精神の私は、「せっかくならあれもこれも行きたい」と欲張る気持ちを抑えきれず。

とりあえず天照大御神さまに会うため、天岩戸神社には真っ先に行こうと決めて。あとは優先的に行きたい場所や距離を考慮してプランを組みました。(土地勘がないので高千穂観光マップを参考に練ったプランです)

画像28

(こちらのサイトで拝借したマップです。非常に助かりました)

自家用車(軽自動車)で自宅を出ての日帰り旅。午前8時半過ぎに現地到着し、最後の秋元神社の参拝を終えたのは午後5時。昼食を取る時間、そんなものはなかった。でもガッツリと見てきましたよー。

それではいよいよスタートです!

天岩戸神社(西本宮)

やってまいりました。今回の最初の、そして一番の目的地、天岩戸神社。

天岩戸神社は西本宮東本宮に場所が分かれています。まずは西本宮から参拝していくことにしました。

■天岩戸神社(西本宮)について
御祭神   大日霎尊(おおひるめのみこと) 【天照皇大神の別称】
御神木   招霊(おがたま)の木
天照皇大神が御隠れになられた天岩戸(洞窟)を御神体として御祀りしている神社です。
■西本宮の見どころ
・天岩戸(洞窟)
・古代銀杏

お名前が混在していてややこしいですが
大日霎尊(おおひるめのみこと)=天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)=天照大御神(あまてらすおおみかみ)です。別称をたくさんお持ちでいらっしゃいます。

画像3

画像3

入り口では早速天照大御神さまがお出迎えしてくださいました!会いたかったよ~~~(´;ω;`)!今日はあなたに会いに遠路遥々やって来ました…!!!

まずは日本神話でも有名な「天岩戸」を観るところからスタートです。

■天岩戸の拝観について
御神体「天岩戸」は拝殿裏の遥拝所からご覧いただけます。
必ず神職がご案内しながら遥拝所へお連れしております。
「天岩戸」のご案内をご希望の方は開始時間までに「休憩所」にお集まりください。(公式HPより引用)

私は一番早い9:00の時間帯で拝観をお願いすることにしました。(休憩所で待っていると神職の方がお迎えに来てくださるので、申し込みは不要です)
西本宮に到着後、まずは授与所で御朱印帳を購入&御朱印をお願いしてきました。ここの授与所では「天岩戸神社」と「天安河原宮」の2種類の御朱印をいただくことができます。

授与所向かいの休憩所に腰かけて待つこと10分。神職の方のご案内により、天岩戸遥拝所の案内ミニツアーが始まりました。一緒に案内を受ける方は8名ほどいらっしゃったかな。天岩戸神社は超人気スポットだけに、午後だったらもっと多かっただろうと思うと、早い時間に訪れて正解でした。

まずはお賽銭を行います。(余談ですが、他の方がパァーンッ!パァーンッ!と力強い柏手を打つので、私も心なしか普段より強めにパンパンしてきました)

画像5

こちらが社殿です。お賽銭を済ませたら、いよいよ拝殿裏の遙拝殿へ。遙拝殿では撮影禁止とのこと。ドキドキしてきました。

拝殿横の扉から、遙拝殿に向かって歩きます。ドキドキ、ドキドキ。
歩くこと、ほんの1、2分。遙拝殿に到着しました。

神職さんから「川の向こう側をご覧ください。あちらが、天照大御神がお隠れになったと言われている天岩戸の洞窟です」「塞がっているようにも見えますが、今は開いている状態です」とのご説明が。

ああ、これが。あの。

弟の須佐之男命(スサノオノミコト)さまが暴れるのを悲しんだ天照大御神さまが悲しんで隠れたとされる、天岩戸。

それが、目の前に。悠然と姿を現しました。

胸に込み上げる、熱いものが。ひとりきりだったら確実に泣いてた。
グッ、と涙を堪えました。深く、深く、深呼吸を。

あの洞窟にひとりで閉じこもったのか。あんなに隔たったところに。
弟の暴挙に嘆き悲しまれた、在りし日の天照大御神さまにそっと思いを寄せて。静かに手を合わせました。

コロナ対策のため、普段よりも説明は手短にされているとのことで。天岩戸のみのご案内にて、案内ツアーは終了しました(約10分ほどだったかな)。
「案内料はいただいていません」「お気持ちがあれば、お気持ち箱にお納めください」とのことだったので、心ばかりの500円を納めて、御礼の気持ちをお伝えしました。ありがとうございました。

その後、境内を少し散策。

画像16

こちらが神楽殿。時期によっては神楽奉納を拝観することもできるようです。神楽殿の横で神楽の映像が流れていたので、そちらで少し神楽の雰囲気を味わうことができました。

画像6

境内には国内に2本しかないと言われている古代銀杏の木が生えています。長野県の諏訪とこの天岩戸神社の2か所にしか存在しないのだとか。

画像15

こちらは御神木の「招霊(おがたま)の木」です。天照大御神さまがお隠れになった際に、この木の枝を手にした天鈿女命(アマノウズメ)さまが舞を舞われて、洞窟の外に誘い出したのだそうです。

画像7

今の季節、駐車場と反対側の出口(天安河原)に向かう鳥居付近が紅葉で美しく彩られていました。色鮮やかで素敵な光景です。

それでは歩いて、天安河原に向かいます。

天安河原(あまのやすかわら)

画像8

西本宮から歩くこと1、2分。天安河原の案内看板が見えてきました。ここからテクテクと坂道を下っていきます。

■天安河原について
御祭神   思兼神(おもいかねのかみ) 
      八百萬神(やおよろずのかみ)
天照大神(アマテラスオオミカミ)が岩戸にお隠れになった際、天地暗黒となり八百万(やおよろず)の神がこの河原に集まり神議されたと伝えられる大洞窟、別名仰慕ヶ窟(ぎょうぼがいわや)があります。
■天安河原の見どころ
・仰慕ヶ窟(ぎょうぼがいわや)
・太鼓橋

この天安河原で個人的に楽しみにしていたのは「太鼓橋」「高千穂で最も強力なパワースポット」との噂も。霊能者の方が口を揃えて絶賛されるスポットです(あの江原啓之さんも、ここで禊をされたのだとか)。再びドキドキしてきました。

画像9

キラキラした朝日を浴びながらどんどん下っていくと。

画像10

現れましたよー。太鼓橋
この橋が、画面左(私が下ってきた道)の俗世、画面右の聖域を隔てる結界になっているのだとか。

画像11

人の少ない時間帯だったので、太鼓橋付近で有難く写真を撮らせていただきました。キラキラ、キラキラ。空気がヒンヤリしていて、気持ちよくて。浄化のエネルギーに満ち溢れている空間。

あーーーー。無意識のうちに、深い息が漏れます。とてもとても心地好い空気が流れる場所でした。もうここだけで、だいぶ満たされた感がありました(いや、まだまだまだまだ前半戦です)。
訪れた際には、是非ここでパワーチャージをしてみてください。

更にテクテク歩いていくと

画像12

着きました、仰慕ヶ窟(ぎょうぼがいわや)
ここで八百万の神々が「どうしたら天照大御神が出てくるんだろうねぇ…」と相談されていたのか…、とまたもや胸に込み上げるものが。

洞窟内に足を踏み入れてみます。

画像13

う、う、うわぁーーーーー!!!!!

神々しい光が、たくさん洞窟内に降り注いできました!!!!!

天照大御神さまがお隠れになっていた時には差さなかったであろう太陽の光が、今や燦燦と降り注ぐこの光景。なんて美しい光なんだろう。

画像16

社殿の反対側にも、スポットライトのように光が差していて。それはそれは幻想的な光景でした。

こちらでは参拝のタイミングで人払い(他の参拝客がいなくなること)をしていただいて、しばらくゆっくりと神様とお話することができました。「人払い」は神様の歓迎のサインのひとつなのだとか。ありがとうございました!

余談ですが…。小石の積み上げについて。
写真でも分かるとおり、この天安河原では「小石を積み上げると願いが成就する」という謂われがあるようですが。
人の念が詰まっていて、私はあまり好きじゃなかったな…。私はね。

さてさて、また西本宮まで引き返して。

最初にお願いしていた御朱印をいただきました。

画像26

こちらが今回購入させていただいた御朱印帳です。青色。かっこいい。

画像27

画像28

2か所分の御朱印、ありがとうございました!
次は東本宮に向かいますよー。

天岩戸神社(東本宮)

西本宮から東本宮までは、土産物屋が立ち並ぶ参道を歩いて橋を渡り、徒歩で向かいました。(西本宮から徒歩5分くらいです)駐車場もあるので、車で向かうことも可能です。

画像29

岩戸橋には、神楽を舞う人の像が。

画像30

徒歩だから見ることのできる、岩戸川の絶景です。空も青いし、紅葉も最高!いい時期に来ることができました。

■天岩戸神社(東本宮)について
御祭神   天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)
天照皇大神が天岩戸からお出ましになられた後、最初にお住まいになられた場所を御祀りしている神社。
■東本宮の見どころ
・御神水
・天鈿女命像
・七本杉

あっという間に到着。東本宮は、西本宮よりも人が少ない印象を受けました。

画像18

で、出たー!写真にオーブが、くっきりハッキリと写りましたよー!!!
「オーブ(緑色の光)」は神様からの歓迎のサインの一つです。緑色なのか…ちょっと虹がかっている?虹色なら嬉しいなぁ。

画像17

境内に向かおうとすると、天細女命さまのお出迎えが。近づくとセンサーでくるくる回って舞いが披露されます。ピーヒャラピーヒャラ…とBGM付きです。(多分知らずに近づいたら驚くやつ。)
この音色で天照大御神さまが出てきたんだな、と思うと楽しい気持ちになれます。

画像19

少しばかり階段をのぼっていきますよー。

画像20

西本宮とはだいぶ雰囲気が変わります。ひっそりとした空気感。
空を見上げては、木々のエネルギーを感じながら。

画像21

拝殿に到着しました!西本宮とは違って、とても静かな場所です。
ここが天照大御神さまがお住まいになられたと言われている場所。静かな場所を好まれたのかなぁ、と思いながら参拝しました。

ここから本殿脇を抜けて。

画像22

ほんの数メートルで御神水に到着しました。杉の木の根元から、コンコンと水が湧き出しています。後光もキラキラと綺麗だなぁ…。

画像23

飲まれる方もいらっしゃるようですが(甘いらしいです)、私にはその勇気が出ず。持参したパワーストーンを洗わせていただきました。

更に奥の方に、数メートル進んでいくと

画像24

七本杉を拝めるポイントに到着しました。

この杉の木たちは、根元でひとつに繋がっているのだとか。目を凝らしたけどよく分かんなかったな…。
この杉の下の方に岩戸川が流れていて。そこに天岩戸もあるんだな、と想像を膨らませながら。この木々たちが天岩戸の存在を隠して、守ってくれているのでしょうね。
七本杉に関しては、ここ数年で遊歩道を整備して、見ることが可能になったようです。ありがたく拝ませていただきました。

なんと、天岩戸神社(西本宮・東本宮)と天安河原で、1時間40分も滞在してしまったよー。長居しすぎちゃった!
まだまだ旅の序盤なのに、大大大満喫させていただきました。

画像25

駐車場に戻りがてら、改めて東本宮のお写真を撮らせていただくと…緑色のオーブが出ましたよー!

天照大御神さま…!嬉しい、うれしい、大好きです!!
「人払い」「オーブの出現」と、たくさんの御加護をありがとうございました。
それでは車で、次のスポットに移動します!!!

↓続きの記事はコチラからどうぞ↓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?