”よい習慣づくりの4つの法則”を実際に試してみてわかったこと
『ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣』。
本書を読んで、”よい習慣づくり”に取り組んでみたことをお伝えします。
小さなことから愚直にやってみることをおすすめします。効果は意外と早く実感できます。習慣が長続きしなくて困っている人も多いと思いますが、何かヒントになればと思います。
”ジェームズ・クリアー式 よい習慣づくりの法則”とは?
著者のジェームズ・クリアー氏は、高校時代に野球のバットが顔に直撃して大怪我を負うという事故に遭いながらも、その後の弛まぬ努力の結果、数々の学生記録を打ち立て、一流のアスリートへの道を切り開きました。
それを支えていたのは、”小さな習慣の積み重ね’’。
本書は、その核となる”よい習慣づくり”について紹介しています。
-よい習慣づくりの4つの法則(本書より引用)-
個人的にわかりやすく有効だと思ったポイントにハイライトをつけています。文章ばかりですので、読み飛ばしていただいても結構です。
”習慣の積み上げ”を実践してみた
ここからが本題です。第1の法則にある内容を実践してみました。
〜習慣の積み上げとは〜
“身につけたい習慣を、すでに行なっている習慣と結びつける。
小さな習慣をつなげていくことでもっと大きな習慣の山が積み上がるようになる。そうすると、一つの行動が次の行動を招くという自然の勢いを利用することができる。”(本書より引用)
文章ではわかりづらいですね。実際の方法を見るとわかると思います。
「瞑想する」「1日の計画を立てる」という新しい習慣を身につけるためにこのような習慣積み上げ表を作ります。
「朝、カーテンと窓を開ける」という毎日の行動をきっかけにした習慣の積み上げを作りました。
このように、既存の習慣に新しい習慣を結びつけることで、自然の勢いで実行し続けられるようになる、というものです。
ここまで整理することで、自然な習慣の連鎖になり、続けられる実感が得られています。
自分に合った流れに見直しながら定着させていきたいと思っています。
はっきり見える”きっかけ”と”報酬”を
もう一つ実践していることを紹介します。
習慣には続けるためのモチベーションづくりが欠かせません。そこで、”実際に見える物を活用する”という方法があるそうです。
習慣を終えたら、小さな報酬を与える。
実際に見える物を使って、習慣のモチベーションにする。
ということですが、具体的には以下のことをしています。
このように小さな報酬が得られる流れを作っています。(グラスに物を入れる、というのは本書で推奨されていたことです。)
身近な物を使うことで、習慣のことを思い出しやすくなり、継続するきっかけにもなります。
習慣が変われば運命が変わる
著者は、その習慣を続けることでどんな自分になりたいのか?どんな成果を得たいのか?ということをまず考えるべき、とも言っています。
あくまでも習慣づくりは手段。
なりたい姿をしっかり描きながら、将来、あの時始めた”小さな習慣の積み重ね”が運命を変えたと思えるように、コツコツ続けたいと思います。
”行動が変われば習慣が変わる。 習慣が変われば人格が変わる。 人格が変われば運命が変わる。”(哲学者・心理学者ウィリアム・ジェームズ)
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