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”パーソナルブランド” をつくるとは? 実際に試してみてわかったこと

USJ再建の立役者として有名な森岡毅氏の著書『苦しかったときの話をしようか』を読んで、自分なりに試してみたことについてお伝えします。

森岡流パーソナルブランド術とは?

本書は”森岡流パーソナルブランド術”の手引書です。
キャリアプランニングの手法として、自分の強みの見つけ方、パーソナルブランドのつくり方などを具体的に紹介しています。

関連するポイントは以下の通りです。詳細は是非本を読んでみてください。


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これを少しだけ応用し、チームメンバーとの対話形式で実際に試してみました。

チームメンバー(同僚や後輩など)のブランドづくりを一緒におこなってみたところ、思いの外、効果を実感できました。


”対話”による”パーソナルブランド”づくりの流れ

多くの組織で育成や目標・評価に関する一対一の面談が行われていると思います。そのような場面を活用して「一緒にパーソナルブランドをつくる」ということを行いました。その流れを紹介します。

「〇〇さんのパーソナルブランドってどんなものですか?」

と問いかけるところから始めます。

「Thinking、Leadership、Communication、大きくこの3つで何が得意領域ですか?」

「仕事を通じてターゲット・顧客として捉える人って誰ですか?」

このように質問を投げ掛けていきます。

特にリーダーなどのポジションにつく人には、

「チームメンバーは顧客に含まれますよね?」

といった話をすることで、「仲間も顧客」という意識が芽生えるきっかけにもなります。

一番対話が盛り上がり、力量が試されるのが、

「自分のブランドを一言でキャッチフレーズのように言うと何でしょう?」


という最後の質問です。

自分自身もその人を知っているからこそ、アイデアをどんどん出していくと盛り上がります。マーケティングやコピーライトの仕事をしている人であれば腕の見せ所かもしれません。

こうした対話は10分程度でも十分可能です。自分と向き合う時間は苦しくもあるので、むしろ手短にした方が良い、というのが私の実感です。

最後に、対話しながらまとめたWordやメモを、対話終了と共にメールで送ってあげます。

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”パーソナルブランド” × ”対話”で、ありたい自分に引き上げる

自分のブランドについて対話することで自信を深めたり、背中を押されるものがあると思います。

自分自身も、その人のブランドのサポーターになることで、その人の力を頼ることや、「やっていることはブランドと一貫していないのでは?」といった気づきを与えるなど、ありたい自分に引き上げていくことが、自然な形でできるようになると思います。

余談ですが、全員でブランドを公開してみたらどうだろう?と思いましたが、意外とそこには抵抗があるようでした。

全てのチームや職種に合うわけでもないと思います。

それでも”パーソナルブランド”には、奥深い世界があると思います。

そういう意味でも本書は良いきっかけになるのではないでしょうか。


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