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TO BE HONEST, |制作報

移住定住を促進する企画として毎年制作している広報媒体。
昨年度、増刷を検討とのことで、冊子自体を作り直し、デザイン事務所ヤメルにて制作させていただきました。企画から編集、構成、ライティング、デザインにいたるまでトータルで担当しています。※私、今年度からデザイン事務所ヤメルという屋号でスタートいたしました。

鹿児島県南九州市の暮らしを包み隠さずお伝えする情報誌
TO BE HONEST,

[ to be honest, ]は、「正直に言うと」や、口語で言うと、「ぶっちゃけ」に値します。移住してから理解するようじゃ遅いことがあります。良いことも悪いことも全部正直にお伝えして欲しい、そんな願いを込めました。市の職員は、数年経つと担当者が変わってしまうことがありますよね。次の担当者にも、こういったマインドが浸透するように冊子のタイトルに込めれることも紙の良さです。

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大事にしたかったのは、情報を削ぎ落とし南九州市で暮らすメリットデメリットをシンプルにお伝えすること、私自身いち移住者として、行政の地の人では気づけないことを盛り込みました。例えば、集落費?汲み取り代?などなど。グラフなど数字の資料については担当者きっての希望で、説得力のある内容となりました。

冊子原本PDF

本誌は4ページ、さらっと見れる文量ですので、よかったらこちらのリンクよりご覧ください。※スマホからも見やすいように縦長に1ページずつ分割しています。

https://www.city.minamikyushu.lg.jp/furusato/documents/200325_a4_tobehonest-pageseparate_sizedwon.pdf
 
今のご時世、移住を考える方もいるかと思います。そんな方に、一度立ち止まって、見てもらいたい、そう思います。おそらく他の地方にもつながる田舎ならではのギャップが詰まっていると思います。少しでも皆さんのお役に立てると幸いです。

表紙撮影

本表紙を、妻と娘のお友達にご協力いただきまして、撮影しました。みんな、本当にありがとう!自宅周辺の田んぼで手を取り合って暮らすイメージを表現しました。オフショットをいくつかお見せします。

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走らせたり、

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子どもたちだけにしてみたり、(親が猛ダッシュでフレームアウトする様子が可愛かったですw)

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2歳の子が田んぼに落ちたり、(体を張ってくれて面白い時間でしたw)

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散歩したり、

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生活用水路のメダカを覗き込んでみたり、

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移住者インタビュームービー

またこれに伴う移住者インタビュー映像をSiiiScaleStudiosの鮫島歩くんと共に制作いたしました。編集作業本当にお疲れさまでした。私はテロップデザインを担当。インタビュームービーってまとめるの大変なんですね、本当に苦労させてしまいました。撮影にご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。

WEBのデザイン調整

今回、冊子のページ数をぐっと減らす(20P→4P)代わりに、WEBのデザイン調整を提案しました。WEB上がりのデザイナーだからこその提案ですね、ニヒヒ。現状のWEBを少しでもテンション上げて見ていただけるよう、バナーを作ったり、下部ページの動線にアイコンを付けてみたり、とトンマナを踏襲しつつ少しデザインを加えてみました。南九州市の情報課の皆さん、ご面倒なお願いだったかと思います。ご対応いただき誠にありがとうございました。

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まとめ

中長期的に見て、媒体の発信作業というのは、どのような価値を提供できるのか、我々が考える我々世代の目線の媒体をこれから作っていきたい。なので、絶賛提案資料を取りまとめ中です。制作後記を書いている場合じゃないんです。でも前に進んでる時って、後ろのことをないがしろにしているなと感じることがあって、時間作って、文章まとめました。インタビュアーの方には、ご挨拶が遅れてしまい、大変失礼いたしました。

「同じ価値観を持った共に戦える仲間と出会いたい」そんな一心で媒体にまつわる仕事をこれからも続けていこうと思います。


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