「重くてめんどくさい女は嫌われる‥??」-面接が苦手な人のための攻略法-
私はこれまで面接を300社以上落ちているツワモノだ。
特段話し上手ではないし、人前で話す時はよく緊張した。
今でこそ紆余曲折経てキャリアのパーソナルトレーニング事業を展開するPOSIWILLという会社でキャリア支援の仕事をやっているけれど、恥ずかしながら新卒と第二新卒の転職活動時は自分で面接の地雷を踏みまくっている。
私の転職活動経緯はこちら。
そんな不器用な当時の自分に向けたアドバイスとして就職活動や転職活動の基本的なスタンスや面接攻略法をめちゃくちゃ簡単に書いてみた。
※元々面接が得意だと言う人は、あまり参考にならないと思うので悪しからず。
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たぶん聞き飽きている人もいると思うけれど、就活も転職活動も自分と相手(会社)の「相性マッチング」の世界だから、なんだかんだ恋愛と似ている。
そしてこの世に全く価値がない人はいないので、もしなぜか選考に大量に落ち続けて落ち込んでいる人がいるのであれば、「自分を正しく理解できていない」か「そもそも選ぶターゲットを間違っている(高望みしてない?)」かのどちらかだと思う。
前述の通り、自分がそもそもどういう人間(特徴/スペック)で、どういう相手から好まれやすいのか(市場・ターゲット)の認識から始まる。
かくいう私も自分がどういう相手から好まれやすいのかという視点が抜けもれており、自分の自由奔放な性格を決して受け入れてもらえそうではないお相手(大手老舗のメーカーや商社、金融機関)ばかりを選んでおり、見事に散った。笑
こういったこじらせが度を過ぎると、私のように永遠に終わらない就活・転職レースから抜け出せなくなるので要注意だ。
また、会社に入社するというのはいわゆる結婚とかお付き合いするとかのイメージかなと思っており、以下のようなスタンスでいると、お付き合い(入社)を拒まれてしまう非モテ人材になってしまう可能性があるので注意はしておきたい。
・相手(会社)への期待値が高い、依存体質→【重い】
・プライドが高い、話が無駄に長い→【めんどくさい】
・嘘をつく、本音が見えない→【信頼できない】
・自信がなさそう→【普通に心配、一緒にいて楽しくなさそう】
・軸がない、覚悟が決まってない→【フラフラ浮気しそう、すぐ別れそう】
こんな感じ。
逆に大事なことはとてもシンプルで、
「素直であれ、誠実であれ、等身大であれ」だ。
それを前提としたうえで、以下面接で問われる8つの質問について一言アドバイスを添えていこうと思う。
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①自己紹介
最初から気合いが入りすぎて長い自己紹介を一方的に話されると正直ちょっと辛い。40秒くらいで最低限必要な情報(名前・学歴・仕事内容・一言)くらいでお願いしたいところ。
②現職の入社理由
どう言った経緯で業界や会社に興味を持ち、結局何が決め手で入社したのか、その人の大事にしてきたポイントを知りたい。
また、当時の入社理由→その会社で頑張ったこと→辞めようと思っている理由→次の転職活動で得たいこと、この辺りの話に一貫性があるかが大切。
③現職で頑張ったこと
「自分のこれまでの仕事内容(経験)」と「自分が希望する仕事内容」との「接点」をより意識したいところ。
数ある自分の人生経験の中でも、今自分が受けようとしている仕事で最も生かせそうなものを選んで語り、「活躍できるイメージ」を持ってもらえるかがポイント。
④現職退職理由
「他責にしすぎず、前向きに」がポイント。
・何が課題か
・それに対して自分が思ったこと/自分なりの行動(努力)
・次は「もっとーしたい」
この順番で整理すると伝えやすくなるかと。
脚色するための嘘はつかないように。
⑤志望動機
「会社の魅力」「事業の魅力」「仕事内容の魅力」をまず書き出す。
今では、HPだけじゃなくてSNSやネット記事、プレスリリースなど情報がオープンにされている会社も増えているのでできるだけリアルに近い「生」の情報を集めよう。
情報を集め終えるとそのうえで「自分なりに」それの何がいいと思ったのか「会社・事業・仕事内容」ごとに整理して語れるように。
志望動機など敢えて告白させるみたいなことを個人的にはあまり好みではないけれど、聞かれるところもあるので他の人にも言えそうな内容ではなく、自分なりの「好き」をちゃんと伝えられるように、そして相手が褒めて欲しそうなことを抑えられるかも肝。
⑥ビジョン
これはあなたの人生プレゼンテーションを聞きたいのではなく、あなたのビジョンと会社が向かいたい方向性が一致しているか、「会社で定着して活躍してくれそうか」を見ている。
会社がそのポジションに対して長い目で見てどういうことを求めているのかを理解した上で答えられているかがポイント。
⑦長所と短所
長所が致命傷になることはあまりないかもしれないけれど、いまあなたが伝えようとしている短所が、希望している仕事を進める上で「致命傷にならないか」は一度確認してみて欲しい。
⑧質疑応答
会社の「生」の情報を集めるチャンスタイム。このリアルな現場で得た情報をもとに、これから続く選考の中でも「一次選考時にお会いした〇〇さんから△△のようなお話をお伺いして、自分は□□だと思った」みたいな話に繋げやすい。
質問に困った時は「明日から急にその会社で働くとして、知っておきたいことは?」と自分の胸に問うてみると、意外と筋のいい質問は出てきやすい。
他にもいろいろ考え方はあるのだけれど、一旦はこんな感じで。
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自分が好きなところを受ける、自分が好きなことを言うという一方通行だけだとなかなかうまくいかない。
転職活動や面接は相互の価値観やできることのすり合わせの場所なので。
肩の力をちょっと抜いて。
少しでもお役に立てれば。。。!
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