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【男性育休】育休取ること自体が学び直し

産休・育休中の学び直し(リスキリング)についての国会での質疑が物議を醸しているそうです。

このトレンド?にちょっと乗っかって実際育休を取得した経験を踏まえながら個人的な意見を書いていきます。

私は昨年4月から半年間育休を取得して、夫婦2人で初めての育児に奮闘していました。もちろん育休から復帰した今も日々奮闘中です。

正直、育休取得前は「夫婦2人の育児体制だから何か資格とかでも取ろうかな…」などとまさに学び直しをしようと考えていました。

しかし、実際は我が子のお世話はもちろん、出産後の心身疲弊した妻のケアや日々の家事などやること満載で、まとまった自分の時間はなかなかありませんでした。

ちょっとしたスキマ時間に読書をするなどは出来ましたが、自分が想定していた学び直しというレベルと言えるかは微妙でした。

というか、やろうと思えばいつからでもできる学び直しをする時間があるなら家族3人でゆっくり散歩したりどこかにドライブに出かけたりと今しかできないことに時間を使っていました。そもそも第一にそれがしたくて育休取ったところもありますし。

もっと言えば、形式的な学び直しは出来なかったですが、大人の都合なんて関係なしの我が子の言動で「他人は変えられない」という現実に直面しましたし、そんな暴れん坊のメンバーを迎え入れた中で家族というチームのマネジメントを行うことになるなど実践的な学び直しの機会になったと感じています。

このように子育てするだけでもいろんなことが学べます。
つまり、育休を取ること自体が学び直しだと言えると個人的には思います。

もちろん学位や資格取得などの学び直しを産休・育休中「にも」できる仕組みができれば、いいことだと思いますし、その仕組みを使える人は使えばいいと思います。

ただ、産休・育休中「に」学び直しができる環境を整えたのに、使わなかったから自己責任でキャリアダウンになるとか不利益を被るというのは勘弁してほしいと思います。

いずれにしても、多様な子育てを十分にできる環境を作ることが大事ですし、産休・育休中に関わらずいつでも学び直しができる仕組みを作ることも重要だと思います。

そのために、政治家のみなさんにしかできないことをやってほしいですし、私のような市役所職員もできることをやっていくことがより良い社会につながるんじゃないないのかなと大袈裟ながらに思うところです。

以上、いつも通り自分の経験から拙い文章で偉そうに意見を述べてみました。

とりあえず、これからも子育てをしながらいろんなことに気づき、学んで、成長を続けていきたいと思います。

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