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37 オンラインの良い所②

オンラインっていいな!その2です。
前回はこちら。

場所を飛び越える

今回のオンラインの良い所は『場所を飛び越える』です。
インターネットはこの20年でとても普及してきています。
そして現在の日本の携帯電話普及率は90%を超えており、今や誰もがどこからでもインターネットへアクセスできる時代になってきていると言えます。
そんな中
世界中の企業が様々な便利なサービスを開発しており
電話以外にも、チャット・デジタルホワイトボード・ビデオ通信・動画共有など様々な形でコミュニケーションをとる方法が生まれました。

そしてコロナウイルスを機に
これらの便利なサービスを使い
今まで行ってきた様々な業務や活動の置き換えを行った結果
リモートワークやオンライン授業が可能となりました。

場所を飛び越える良い所としては

  ❶ 移動の費用が無くなる
  ❷ 移動の時間が無くなる
  ❸
離れた場所から一緒にコミュニケーションが出来る

他にも様々な良い所がありますが
主にこの3つについて掘り下げていこうと思います。

❶移動の費用がなくなる

移動には沢山のコストがかかります。
僕の場合は北海道に住んでいるのでいるので
仕事の関係で一昨年は毎月一回東京へセミナーや仕事の打ち合わせに行っていました。
飛行機代・ホテル代・交通費代・飲食代・セミナー代・お土産代
これらを合わせると一回の出張で5~10万円ほどかかります。
これが毎月1回以上あったので、この費用だけで100万円ほどの費用が掛かっておりました。(フリーランスとしてはそこそこ痛い金額です・・・)

コロナウイルの影響でセミナーがオンライン開催される事になり、この費用がセミナー代金のみになり、打ち合わせも極力ビデオ通話となり、大幅に費用が抑えられる事になりました。

勿論ちょくせつ会ってお話しするメリットも多くありますが
コストと照らし合わせたときに、どちらが良いのか?
今では企業やセミナー主催側もそういう視点を持てる様になったのは大きな大きなメリットの一つです。

❷移動の時間が無くなる

これは❶にも被る部分ですが、オンラインにすることで移動の時間が無くなりました。僕の場合はオンライン授業を行っているのですが、学生アンケートや雑談でお話を聞いている限り、通学で往復2時間以上の時間がかかっていたが、その浮いた時間で制作や就職活動に使えてとても良いという意見やギリギリまで寝ていられるなど、それぞれ移動に費やしていた時間を別の時間に充てる事が出来て、以前よりもゆとりのある生活が遅れておりとても良いなと思っています。

ただし、この移動の時間が無くなる事は僕が考える唯一のデメリットの一つだと思っていて、強制的に運動をする時間が奪われてしまった!!
という事実を知っておく必要はあるでしょう。
僕を含めこの事実に気づいている人間は、あらかじめ自分の生活の中に新たに運動をする時間を組み込んでいます。
これに気づいていない人間は2か月の間に、オンライン越しでもわかる程度に体重の増加が確認出来るので、このデメリットを別の方法で埋める事を検討した方が良いでしょう。(健康はとても大事ですよ)

離れた場所から一緒にコミュニケーションが出来る

これは今回の最も本質的な部分かつデリケートな部分だと思います。
離れた場所という範囲に関しては
同じ市町村内に限らず、国内・国外も含めて本当に世界のどこにいてもコミュニケーションが可能です。
地球の反対側からでも授業を受ける事が可能ですし、日本から離れたヨーロッパやアメリカなどと業務の打ち合わせも可能です。
❶❷と連動して費用や時間もかからずとても便利な世の中です。

僕の教え子の一人に留学生がいたのですが、文字通り地球の反対側であるブラジルからはるばる来日して日本の学校で勉強をしていました。研修が終わり帰国した後で、日本で3DCGのお仕事がしたいという熱い気持ちを持って再度日本で就職活動を行いましたが、一回の往復渡航費用は20万近くかかる為、自分の車を売って来たと言っていてその本気の気持ちに驚き感激しました。日本に再来日する前にブラジルと日本で何度かコミュニケーションを行いましたが、問題なく出来ていたので改めて便利な世の中になっていると実感しました。

離れた場所からコミュニケーションが可能になったという認識が広がると共に、一部の界隈ではちょっとした話題になっているのが

オフィスの排除

です。
オフィスが無くても仕事が出来るのでオフィスという場所は必要ない。
という判断をして、オフィス賃料を含む維持や月々の光熱費などの諸経費を全てなくして、それを社員に還元する事で
  既存の企業よりも優位な条件・別次元の仕事環境
という付加価値を与えようとする企業が出てきました。
それに伴い自宅での仕事環境の整備やサテライトオフィスなど新たな需要が生まれています。
多くの企業に真似を出来る事ではないと思いますが、これから普及していくであろう新しいスタイルがどのように洗練されていくのか見守っていける楽しみも生まれてきたと感じます。
社員同士の交流の仕方の変化やバランス調整は各社変化があると思いますが、どのようなビジョンを持ち会社を舵取りしていくのかが問われる時代になったと肌で感じ始めました。

離れた場所でのコミュニケーションについては多くの議論がされています。
特にデメリットばかりを取り上げる記事やニュースが多く、うまく経営されている企業以上に幅を利かせています。

持論としては
オンラインでのコミュニケーションが問題あるのではなく
普段のコミュニケーションに問題があったのがそのまま表に出てきただけ

だと思っています。
そう、、、
元々コミュニケーション取れていなかったよね?
というだけの話です。(あなたの会社は大丈夫でしょうか・・・?)

例えば
火や原子力の扱いがいい例で
元々の扱い方がわからなければ恐ろしいものでしかありません。
しかし、便利な使い方やリスクをしっかり管理できると
もう無しでは考えられないほどの便利さを提供してくれます。

リモートワークやオンライン授業はひとつの形でしかありません。
そしてそれらを成り立たせているのはいくつかの道具です。
この道具を正しい形で扱えていないだけなのに
リモートワークが良くないと主張するのは関心しません。
おそらく
そういう人たちにはまだ早すぎたテクノロジーだっただけです。
今後の自身の成長の為に、ゆっくりと元に戻りながら時代どのような時代になるのか観察していくべきです。
  今自分が変わるべきか?
  社会を変えるべきか?

現在は、そういう帰路に立っています。
自分も変えず、社会も変えないという流される道を選んでいく人がいる中で
積極的に自分を変えていける人や信念を持って社会の方を変えていける人に魅かれて変わり始めていく事も多いと思います。

『場所を飛び越える』
に付随して、コミュニケーション問題について書いてみました。

ひとりひとりが良い未来の為に
一度オンラインについて見つめなおすことが望ましいと思っています。
それでは良いオンライン生活を!

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