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18 デザインとマーケティング視点

今日のオンライン授業は75%以上がオンライン授業の方が良いというアンケート結果が出てきたので目指せ100%を勝手に掲げ始めましたw
個別面談もzoomのブレイクアウトルームを活用したら1対1になるので実際にあっているのとあまり変わらなくて好評の様でした。

今日は「デザインにおけるマーケティング視点」という内容で記事を書いていこうと思います。少し初歩的な内容になりますが
zoom面談中に学生の悩みあるあるだなぁと思った点をまとめてみます。


デザインにマーケティング視点が必要な理由

マーケティングって言葉聞いたことありますか?
Wikipediaを参照すると

顧客が真に求める商品やサービスを作り
その情報を届け
顧客がその価値を効果的に得られるようにする

と出てきます。
かなりざっくり説明すると

お客さんが欲しいものを考えて作って届ける

大分雑ですがこれらを行う活動をマーケティングとします。

もう少し具体的な内容もwikiから参照します。

一般的な企業活動のうち、商品・サービスそのものの企画・開発・設計やブランディングから、市場調査・分析、価格設定、広告・宣伝・広報、販売促進、流通、マーチャンダイジング、店舗・施設の設計・設置、(いわゆる)営業、集客、接客、顧客の情報管理等に至る広い範囲がマーケティング活動の対象となり、様々な手法や論点がある。

沢山ありますがこれらの
お客さんに価値を提供して
その対価を頂くビジネス活動全般をマーケテイングといいいます。

共通認識としてこんな行為をマーケティングなんだなと理解していただければ大丈夫です。

僕自身もその道のプロではない点はご了承下さい・・・
高校の時に資格オタク化していて、なんとなくとったマーケティング検定の3級があるのですが、10年以上前なので内容も変わっているしそもそもほとんど内容は覚えていませんw

それではそんなマーケティングがどうしてデザインに影響するのか?
お話を続けていきます。

学生への面談や作品アドバイスのを通じていつも感じている違和感の正体はマーケティングだという気付きを得ました。

よくある学生の行動と照らし合わせたときに
必ずと言っていいほどターゲット設定が無い作品制作は迷走しています。

何のために作ったものなのか?
誰に評価されたい作品なのか?
何を表現したいのか?
成長ポイントはどこか?

これらの要素もなく、なんとなく作った作品が多いのです。
合わせて、自己分析や就職相談時には

なぜこの業界で働きたいのか?
自分が好きなことは?
自分が得意なことは?
やっていて楽しいことは?

こういった要素が不明確な場合が多いです。

これらを俯瞰してみてみると、作品制作そのものも自分のブランディングの為の商品であるし、就職相談の悩みもブランディングやマッチングなどかなりの要素がマーケティング活動であると言い切れると思います。

そもそもデザインという言葉そのものが既にマーケティング活動!
という突っ込みもあるのですが
彼らに欠けている視点は常にその根本的なマーケティング視点が抜けているんだと気づき、今後の指導力を上げるとても良い発見をしました。
デザイン制作・就活など常に彼らにはマーケティング活動と隣り合わせだねという気づきは今まで感じた違和感を包括出来る便利な視野を得た感覚です。

初歩的ではありますが
社会経験が少ない彼らならではだなと改めて気づいたので、今まで感覚で教えていた部分がちょっと鮮明に明確に教えられるなという喜びの共有ですw

マーケティング教育とデザイン教育を良い感じにアレンジして、学習初期に学ぶ事で大分効率的な学びを提供できるかなと思いました。
まだまだ学ぶことも多いし分かってるようでなんとなくやっている事って多いので、こうやってnoteでアウトプットする事で自分なりに考えを深めていけて良い効果だと勝手に思っています。

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