2 本質が問われる時代へ

コロナウイルスでの対応はどうしているでしょうか!?
昨日、今期から始めていく学校での授業日で授業を行ってきたのですが、数ヶ月の準備期間があったにも関わらず、殆どなにも対応できていない事に驚きました・・・

限られた時間の中で何をするのか?
今回は『 本 質 』をテーマに書きました。


書く事の本質を考える

毎日更新&有料ノートを宣言して2日目です。
全く偉そうなことを言える実績も無いのですが、幸運にも二日目にして早速感じた変化を少しばかりお話させてください。

今朝自宅を出て、自転車でオフィスに向かう途中です。

  『 今日はどんな記事を書こうかな? 』

無意識にこんなことを考えていました。
普段から書いている人にとっては、何をいまさらw
といった感じですが、普段書く作業を行わない人間からしたらとても良い進歩と感じたのです。(昨日の授業で長期間授業が無く久しぶりに板書したら漢字を忘れまくるほどの人間です・・・)
そういえばこの変化に似た感覚を以前感じたことがある事を思い出しましていました。

 一眼レフカメラや新しいレンズを買った時です

何の目的もなく、公園や家の中を手当たり次第に撮り始めます。
やがて良い写真を撮りたいと思い、何が良いかを考え始めた時の感覚です。

   美しいとは何か?良い構図とは?何を伝えたいか?

こんなことを数年習慣にしていると自然に美意識やセンスが磨かれます
(写真についてはよく学生にも進めていて、熱意のある学生にはレンズ付きでプレゼントしたりもしますが、成長を促進する道具として効果的です)

そんなことを思い出しながらも、途中でまた素敵な出会いをしました。

  『 本 質 って面白いな~ 』

という テ ー マ の発見でした。
その時は他愛もないもので、コロナ自粛が求められる中沢山の車を見ていたときです。
 『 この車には誰が何のために乗っていてどこに行くんだろう? 』
ふとそう考えてみると色々なモノに対する 本 質 を考える思考に切り替わりました。

そしてたどり着いたのが、書く事の本質です。

実はこの『 ライター ステージ1 』というマガジンを作っていながら、ライターになる気は無いのですw

はじめは記事を毎日書く練習をすることで、書く時間の短縮や書く内容の質をアップさせる。そして楽して毎日良い記事を書けると良いなくらいの曖昧な設定です。

そこで改めて 僕 が 書く事の本質を分析してみました。
結果から書くと

   クリエイティブな生活を手に入れたい

という事が浮かび上がってきました。
改めて 書きたいわけではない
なんとなく感じてはいたのですが、なぜ書くのかは今後必要になってくる能力だからというレベルのもので、新しい仕事へのチャレンジという元々の企画に即していました。
環境として、仕事ではない事。
義務や強制力がない事が重なり、noteをはじめたが更新に失敗していて、環境整備として有料マガジンと毎日更新という条件を改めて付与して再チャレンジしたという感じです。
2020年の新年を迎えてから今年は沢山作品を作るぞ!
と決めてはいたのですが、時間や環境、何よりモチベーションの管理方法も以前と比べて変わってきているので、より今の自分に合わせて行く必要があり、作品を作るだけではなく沢山の人に見てもらいたい。そして3DCGに興味を持って始めてもらいたい。そんな中、文章を書く必要性が出てきて、文章を書くハードルが上がって肝心の作品もあまり作らないという本末転倒な状況でした・・・
そこで、
クリエイティブな(作品作りを行う)生活を再び手に入れたい。
プラス
沢山の人に楽しんでもらう為書く事になれる必要性が出てきたわけです。


本質を見誤らない事が重要

さて、自分が書くという事に対する本質を再確認はできたのですが
この本質の面白いなと思った発見が、このコロナウイルス化の動き方です。

冒頭での学校の対応のほか日本政府の対応、会社ごとの対応。
社会的に沢山の変化が表れている中で多くの事例を見ていると本質を考えてもいない対応が残念ながら沢山ありました・・・
勿論素晴らしいものも沢山あって、それらを吸収しつつ自分が所属している組織の中でどのように問題を解決していくのかが重要になってきます。

  ① 問題の発見(本質の見極め)
  ② 問題の解決方法を考える

  ③ 問題を解決する
  ④ やり方を改善していく

問題を解決するために更に重要なのが、何が問題か?
それをどうやって解決するか?

この準備が不足しているまま
問題だけを解決しようとする場合は大体失敗してしまいます。

教育現場でよくあった失敗としては
主に①②が抜けて③のみしかない事。(④もしない・・・)
具体的には
  ・ オンライン授業をしなければいけない
  ・ googleクラスルームというサービスを使う
何のためのオンライン授業で何をするんでしょうか?
googleクラスルームは何のために使うのでしょうか?
もう少し突っ込んでいくと、今学校に求められる役割は何でしょうか?
この問いに答えられる先生が少ないなと感じます。
そして顕著なのは情報量情報の質どちらも低い事です。

以前から沢山のサービスを検証して活用していたのですが、3月付近から更に類似のサービスのリサーチと検証を強化しました。
googleクラスルームも検証をしており、良い部分も悪い部分も理解をしたうえで、問題解決の方法としてふさわしいか?という道具の一つとして使える様にするためです。

本質的な部分に話を戻していくと
  学校の本質は何か?
  学校でしかできない役割は何か?
この辺りを考える必要があります。
一時期は学校なんていらない派だったんのですが、沢山の学生に教えていて学校の役割に気づいた事がきっかけで今はすみわけ派です。
何とすみ分けるかは、既存の学校教育インターネットを活用した自習or個人指導型の教育です。
情報があふれている時代において、後者でもいいじゃないかと安易に思っていた時期もありますが、その情報を受け取り活用する方法を知らない状態の人が沢山いる事に気づきました。(この話はまた別の機会に話したいと思います)

昨日のお金の記事で軽く触れた、部分ですが既存の全体教育で底上げをしなければその利便性を最大限に享受できない状態なんです。
学校の役割としては次の事が考えられるかと思います。

  ・ 人とのかかわりをもつ(コミュニケーションの場と人間性の熟成
  ・ 成長や学習を通じた学び方を知る(成長の場
  ・ 自分をコントロールする方法を知る(社会性の熟成

この辺りが学校の役割として行ってほしい部分です。
そのコアがコミュニケーションをどう生んでいくか?ではないでしょうか。
オンラインで授業をやるよりも、オンラインでホームルームを行ったり雑談を行う場を提供する方がはるかに価値があると思っています。

オンライン教材を作ったりオンラインで授業を行う事に集中してしまいがちですが、まずはオンラインだろうがコミュニケーションをとる!
もっと言うと、オンライン上でのコミュニケーションの取り方を教える
これは学校がまず一番初めに行うべき取り組みだと考えます。

授業や学習に関しては、コミュニケーションンさえ取れてしまえば出来る範囲で進めていく事が可能ですが、コミュニケーションがうまく取れない場合は不満が募っていく事となります・・・

役割の次は本質です。

googleクラスルームは何のために使いますか?
普段通りの授業とオンライン授業との違いや活用まで考えているでしょうか?
システム環境の設計時に、役割が抜けてしまうと本質を見失います
道具は使い方によっては全く役に立たない場合があり、googleクラスルームも同様で何のために使うのか考えて使う必要があります。
例えば、コミュニケーションをとるだけの手段としては大丈夫かもしれません。(LINEの方が良いかもしれませんが;)ここに成長の場という要素が入ったときに、成長を感じられる仕掛けづくりが求められます。
活用次第ではその役割を果たすことも出来ますが、少し難しそうだなと感じる場合は別のサービスを比較検討するのが良いと思います。
(googleクラスルームを批判しているわけではなく合ったものを正しく使う必要があるという話です)

学校ごとに役割や本質が変わってくると思いますが、上記の3つの役割を踏まえてそのすべてをオンライン化したい場合は

学生(生徒)同士が交流して成長する場を提供する

これが本質的な学校の役割かなと思います。
この本質が機能するように学校や授業のオンライン化を進める必要があります。学生もこの本質をとらえていれば不満は少ないです。
逆にオンラインじゃなくてもこの本質を得ていない学校は総じて不評な印象でした。

本質の感じ方は
今までの人生経験や知識などの差はあれ
本能的に異質な感じを受けやすい部分だと思っていて
言語化出来ないがもやもやが残っている
そんな微妙な不満を抱える結果に繋がります。


色々考え方は人それぞれあるかもしれませんが
自分なりの本質の捉え方やアプローチや応用方法などを記事にしてみました。
今まで放置されてきたあらゆる問題が
コロナウイルスでの対応により表面化してきています。
お互いの良い関係を維持するためにも
一度本質について考えてみる良い機会になっていると思います。


結局昨日に続き長くなってしまいましたが
本質自体が幅広いテーマでまだまだ書きたい事も出てきたのでシリーズ化するかもしれません。

ここから先は

0字
時期や内容により公開範囲を変える可能性ありますが、基本無料の記事を公開しています。応援してくださる方は購読お願いします。

探求的な思考、実験的なプロジェクト活動、プライベートな内容を含めたマガジンです。

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

あなたのお役に立てていたらスキやシェアお願いします( ᵕᴗᵕ )