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立命館大学 経営学部で学ぶ感性の対策
こんにちは。今回は立命館大学の「経営学部で学ぶ感性+共通テスト」方式の対策について書きたいと思います。
私は普段は世界史や小論文を学生に教えています。小論文でのポイントを活かして立命館の感性入試のコツをお伝えします。最後まで読んでいただけると嬉しいです。
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「経営学部で学ぶ感性+共通テスト」方式とは
発想力・構想力・文章表現力等を通じ、「感性」を評価するテストのことです。経営学科のみで国際経営学科には実施されていないので注意してください。
配点は100点。試験時間は120分です。
立命館大学が指定する大学入試共通テスト科目の得点が65%(合計得点390点)が必須条件ですが、合否は独自試験の成績のみで判定します。
募集人数は23名と後期分割方式の約6倍となっていて、学力的に厳しい人でも挑戦しやすくなっています。
ちなみに受験者数と合格者数、倍率ですが、立命館大学のデータによると
2023年度は受験者256名と合格者24名、倍率10.7倍、
2022年度は受験者397名と合格者38名、倍率10.4倍となっています。
経営学で学ぶ感性の基本的方針
本試験を受ける前に大学側がどのような人物を求めているかを認識しておく必要があります。
本入試は高等学校修了を前提とする受験生の幅広い「知識、知的好奇心、観察力、洞察力、発想力、構想力、表現力(文章表現力)」といった複合的で総合的な能力を確認することが目的である。したがって、 与えられた題材(文章や図)の背景や意図を読み解き、そこに受験生の有する「知識」「知的好奇心」「観察力」「洞察力」「発想力」といった感性を交えた自らの主体的な見解を論理的に整理し(構想力)、その内容を他者に具体的かつ明快に伝える「文章表現力」を評価している
また、論評には以下の事も書かれています。
「知的好奇心」「観察力」「洞察力」「発想力」の深度を深めること、与えられた題材(文章や図)の背景や意図を読み解く能力を養うこと。経営学部の入試だからと言って必ずしも「経営や経済」に関する事柄に限る必要はないが、日頃から様々な身の回りの物事、新聞やニュースの報道や出来事の内面や背景(複雑な要因や構造)を想像する思考力を培う。高校の学修内容をベースに社会の出来事に関心を持ち、疑問に感じたことを自らの感性を踏まえてじっくりと深く「調べる」もしくは「考える」習慣を持ち、そうした知的好奇心を通じて蓄積された知識を論理的に述べる練習が必要である。
自らの見解を論理的に限られた字数で述べる力である「文章表現力」を培う。自らの考えや解釈を論理的に整理してまとめていく力も必要であるが、高等学校修了までに学ぶ語彙や漢字、および文章の書き方といった基本的な学習も押さえておく必要がある。
このように本試験は 与えられた題材(文章や図)の背景や意図を読み解き、そこに受験生の有する力を確かめることが目的です。経営学部の入試だからと言って必ずしも「経営や経済」に関する事柄に限る必要は特にありません。
ユニークな出題形式ですが、基本的には課題文型の小論文と考えてよいです。
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