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テストが、怖い

高校3年生。

大学受験生。

テストが怖い、大学受験生。

致命的すぎるじゃんかと笑えてしまう。

毎日自分を、声を上げて笑ってあげている。


(このnoteは6月5日の夜に書きました。
投稿しそびれてた、、。けどせっかく書いたので。
人の備忘録を除く程度の気持ちで読んでくださると嬉しいです)


背景として、私は中学3年生時に、
当時高校3年生の兄を自殺で亡くした。

その時、なんだかんだ鋼メンタルだった私は、
色々あったものの高校受験で首席合格して
無事に終えられた訳なのだが。

その「色々」が問題で。 

内申が決まる学校の定期テストが
その一件の1週間後だった。

2日目の2限目のテストで、
急に気持ち悪くなって、視界にモザイクがかかって、
呼吸が苦しくなって、涙が止まらなくなった。

それ以来、テストがトラウマになった。

鋼メンタルを装っていた時は余裕だったけど、

毎日聴く受験話に限界を迎えてからは
テスト前に毎回微熱を出し、休む。の繰り返し。

元々テスト直前にやりすぎる性格なので
「睡眠の削りすぎ」という理由もあるが、それも、
やってないと不安だったからだった。

兄を消した大学入試。
それに立ち向かうには、やるしかない。

親にも、先生にも、
もう辞めて寝ろと言われたけど、
怖くて止められなかった。

よく「真面目だよね〜」って言われる。
そんなんじゃない。
やらないと自分がいなくなると思った。

辞めたら、私も消されると思った。


なのに、高校2年の11月末に、辞めた。

大学受験をするのは、私には無理だと思った。

だから、転学をして、
その環境から離れようとした。

でも結局、私は確かに真面目で。

ただ、どうしても家を出ていきたくて、
いわゆる学歴厨の父親を納得させるには
「大学受験をして名の知れた大学に入る」しかない
と思って、また戻ってきた。

という訳で、今は同じ高校継続で、3年生。

(元々成績は良い方なので内申は4ヶ月欠席しても耐えた、先生方に感謝)

怖くて、でも無理して、
1年ぶりに定期テスト4日間を全て受けられた。

追い込み性は抜けきらず、
自分を呪う勢いでやり日本史は1位。

見事に返り咲いてやった。

正直言って勉強は、
起きてる時間誰よりもやっている自信がある。

けど、模試も、定期テストも、
全部、怖い。


緊張が抜けた時、知り合いの目がない時、
気づけば顔が濡れてるなんて中3から日常茶飯事。

自分の感情と結びついてないのかなと思う程、
涙腺がバグっている。

肺が苦しくなって、その場にうずくまって、
その時にすかさずAirPodsをつけて音楽をかけて。

手で耳を覆って、無理やり深呼吸。

こんな習慣が3年。


正直、こんな精神状況を持たずに、
大学受験を迎えられる受験生が、心底羨ましい。

比べちゃいけない。わかってる。

誰だって、何かしらはある。

けれど、周りの家庭は落ち着いていて、
ぬくぬくと、のんびりと育ってるようにしか、
見えない。

そういう風にしか見られない自分が嫌。

そんな被害妄想、持ちたくない。

悲劇のヒロイン、クソ気持ち悪い。


けれど、これがなかったら、

高校受験の時、
私は良かれと父親の母校を受けなかった。

こんなところにいなかった。

兄と同じ名前の子と3年間同クラという
呪われたような(↑ごめん)高校生活じゃなかった。

もっと良い内申で、
自分が一番行きたい高校に通ってた。

恋愛感情がもっと豊かで、
あんなバッサリ当時の彼氏をふらなかった。

「一人っ子」って嘘をつく必要がなかった。

高校2年の3学期を丸々休んで、
取り返しのつかないほどの遅れを取らなかった。

物心ついた時から当たり前に行くと思っていた
早慶レベルの大学へ、順調に受験勉強をしていた。

こんな歪んだ考えしか持てない人にならなかった。

毎日、タラレバタラレバ。

「時間の無駄!」と
首をブンブン横に振って切り替える。

今日は、英検準1級、2級の受験日だった。

受けられなかった。

単純に、怖くて、昨日寝られなかった。

2級は一度受かってて、確実に受かるはずなのに、
ダメだった。

ただの金の無駄遣いで、
本当に親に申し訳なくなる。

だから、毎回自費。
結局、受けられない。何やってるんだろう。


「こんなんじゃ、大学受験できないよ??」

って盛大に毎日自分を笑ってあげてるけど、

どうしたらいいか、わからない。

周りにいる訳ないじゃん。
私と同じ状況の人。

とりあえず、
3月から始めた受験勉強でやっと成果が微かに見えた
早稲田の志望校判定をとっかかりに、
毎日意欲は捨てないでいる。

一喜一憂するな。ワタシ。

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