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小さな子どもが体調を崩す5つの心理的背景

知人の姪っ子が今年、何度目かの高熱にかかっていると聞き、子どもが体調を崩す主な心理的な要因を5つまとめてみました。

幼い子どもは、強い不安や怒り、拒否の感情を持つとき、頭が痛い、お腹が痛い、熱があるという身体的な不調、苦痛で訴えることはよく見受けられます。

不安や心的葛藤などの感情体験は、心と体をつなぐ3つの経路―自律神経系、内分泌系、免疫系を通じて、特定の化学物質の分泌などに影響を与え、特定の器官の機能に影響を及ぼします。特に子どもの場合は、大人よりも心因の影響を受けやすく、容易にいろんな身体的症状となって現れます。

症状は、直面している環境に体を適応させようとする生理学的な反応です。子どもの症状としての訴えは、
・不安や苦痛を言語で表現できないために
 症状として示している

もしくは
・周囲の環境との不調和の状況を
 身体的な苦痛として経験している
と解釈することができます。

いずれにしても、症状に隠された子どもの意図に気づき、親が適切に対処できれば、子どもは自分の感情を症状で表現する必要がなくなります。

幼少期に病気がちだった人や学校や行事を休んだ経験のある人、子育て経験のある人などは、このような経験に共感する部分があるかもしれませんね。

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