(17)ケルティックの鬼門⁉︎レンジフード
今回はキッチン什器の第一弾とも言えるガスオーブンの上に取り付ける[レンジフード』の取り付けです。
キッチン作りには色々な手順があるのですが、天井に付けていくキッチンフードは他の物が入る前に入れないと、足場が作れずとても大変なので、いの一番に取り付けるのがスムーズです。
そして大抵のお店の天井はハリがあったり、段差があったりと不定形なので、レンジフードは特注で作ることが多いのです。
ご多聞にもれず新ケルティックのレンジフードもあらかじめ下見をして、採寸、製作した物を取り付けるのですが、単に取り付けると言っても手順は結構厄介で
①外にダクトを通すための下穴を壁に開ける
②下穴にダクトを仮設したのち、開口部に合わせてレンジフードの裏板にも穴を開ける
③レンジフードを吊るすためのアンカーをうつ
④レンジフードの取付け
⑤微調整
という手順を順調にこなし、スムーズに取り付け完了!と思ったのですが………
なんと取付けしたものをチェックしてみると、計画時よりレンジフードが大きかったせいもあり、フードの前の下がり部分がてんちょの頭に当たるか当たらないかのギリギリ…
圧迫感もあり、コレは仕事していてあまりにもストレスフルでは!?!?
と言うことになり、急遽、計画を変更!
プランBの天井直下吊りにする事に。
見た目では少しのずらし作業なのですが、コレが大仕事!
全てを一度外して付け直すだけならまだしも
a)天井からのタレ壁を壊して取除く
b)壁の下穴もずらすために追加開口
c)下穴をずらした為に余計に開けた壁の穴の修復
d)取付け作業再び!
と、とにかく職人さん4人に、亀さんの仕事っぷりに助けられ、ようやく着いたレンジフード。
当初の計画より何倍も良い出来栄えで、仕事もすっごくやりやすい環境に成りました!
本当にありがとうございました!
因みになぜケルティックの鬼門か、と言いますと…国立のケルティックムーンを作る時にも、レンジフードの取り付けでは一悶着ありまして…作り直し、からの工期延長等々、大変だった記憶が(笑)
詳しくはお店が始まったら聞きに来てくださいね(笑)
トラブルが起きてもみんなの知恵とプロフェッショナルな技術を伴ったアドリブでどんどん進化する新ケルティックムーン製作のレポートをまだまだお楽しみに!
from てんちょ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?