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信用と信頼。真実と幻想と。

自分の経験上、どうしても書かなければ、、内省という意味では必要になってくるので、noteに書いていますが、
今日のお話は、人によっては暗くなるかも。。。

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社会人1年目。
研修先が精神科&ホスピス科門前の薬局だった。
私は、調剤事務のポジションだったので、受付も担当していたのだけれども、忙しい毎日を送っていたが、一緒に働くスタッフにも恵まれ、
患者さんがそれはもう、穏やかな方が多くて。

毎日、患者さんから癒しと笑顔を貰える毎日だった。

そんな中、配属先が決まり「救急指定病院」の門前の薬局へ移動する事になったのだが、、、。
研修先の上司が「うっちー、、、大丈夫か今から心配。」と一言。
それで、色々と察した。

約3か月の研修を終え、配属先について直ぐ。
研修先の上司が言っていた言葉を直ぐに理解した。

あぁ、、、。これは私の性格と合わない、、、。
社会に出て1年目。まだ右も左もわからず。
なにが「正しい」業務なのかもわからないが、ミスをすると物凄く怒られる環境だった。

スタッフの方が、長続きしないのも、色々と頷けてしまった。

が、他の職場というか、社会人に関してわからなかったので、怒られるのが「あたりまえ」という環境で長い間過ごしてしまったので、

自分自身の肯定感が思いっきり下がってしまい、しまいには寝れなくなる日々。眠剤と安定剤を服用しないと過ごせない状況に陥る事となる。

薬剤師の上司は、役職者という事もあり、非常に厳しかったのだが、
いざという時は、助けてくれる一面も把握していたのと、物凄く怒られる事は多かったけれど、氣に入られて可愛がられていた方。
私の患者さんに対しての対応は、すごく丁寧だと褒めてくれていたので、この部分に関しては怒られた事はなかった。

そして何より、、私自身が負けず嫌いな性格。ストイックな部分があったので、
「絶対に何があっても3年は最低でも辞めない。」と、決めていた。

その上司に言われた言葉で、今でも忘れられない一言がある。

「スタッフの皆は信頼はしているけど、信用はしていない。」

私は社会人一年目でこの言葉を聴いた瞬間、衝撃を受けた。
「え、、どうゆう事!?信用と信頼。両方がないと人間関係構築できないのでは、、、??」
当時21歳。本当に驚いた言葉の一言だった。

後に上司の言ったその言葉だが、意味を理解する事となる。

医療従事者だと、失敗は許されない。生命にダイレクトに関わる仕事だから。
ナースやドクターは、目の前で患者さんと向き合うけれど、薬剤師は、処方箋上でしか、、カルテ上でしか読み取り出来ない部分がある。

直接みえないからこそ、失敗してはならない。「最後の砦」である。
もし、投薬ミスがあれば、患者さんが大変な状態になってしまう。

人間はミスをする。スタッフの皆は仲間であり、信頼は出来るけど、
ミスはつきものと思い、物事を考えなければならない。だから「信用」はしていない。

との事だった。

「もしも、うっちーが処方箋の薬剤入力の時ミスをして、確認する薬剤師もスルーしたら、、患者さんにそのまま誤投与された薬が与えられてしまうんだよ。見えないからこそ、注意を払ってね。」
と、言われたのを、今でも覚えている。

その経験があったからかな、、、?
仕事に関しては、氣を抜けないというか、、「完璧にこなさなければ」と思って、、いっぱいいっぱいになってしまう自分がいる。

でも、、ほんのちょっとだけ、仕事に関して氣をぬく事が出来る様になった自分がいるかもしれない。

その後、最初の職場は約5年いたのだが、、その経験があったからか?
意外と転職先の仕事は辛くてもこなしてしまう自分がいる。

もうちょっと、肩の荷を下ろした、、楽な性格になれたらいいのにね♪
でも、その事をこうしてnoteに書ける様になっただけでも、、吐き出せる様になっただけでも、すごい成長だなって思う。

前半、人によってはちょっと「うっ、、。」ってなった内容だったと思います。

最後まで、、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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