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人生航路の舵をとるために

自分自身を他人であるかのように
見做しうる能力を
身につけなければならない。

批評家の冷静さをもって、
自分自身を
観察しなければならない。

これが可能になれば、
自分の体験内容が
新しい照明の下に現れてくる。

体験内容にとらわれ、
その中に留まっている限り、
人は非本質的なものにも
本質的なものと同じように関わりあっている。 

内的平静をもって達観するとき、
本質的なものが
非本質的なものから区別される。

苦悩も悦楽も、
どんな思考内容もどんな決断も、
このような態度で
自分と向き合うときには
別の現れ方をする。

いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか


  日々の生活の中で起こる
  様々な事柄と
  それに対する自分の感情に
  振り回されてしまうよりも、
  客観的思考を養い、
  「巻き込まれずに」
  いることが大切だ。
 
  シュタイナーは
  「臆病こそが彼の処置を誤らせてきたのだ」
  という。

  高い建物の屋上から見晴らすように 
  自分自身の人生に起こったことや、
  自分の感情も含めて
  大きな視点で
  一度眺めてみよう。

  人生の荒波の中を
  確実に進んでいけるよう、
  自分自身が人生航路の舵をとるために!

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