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弾ストのクラスの意味

「クラス2を注文したのにクラス1が届きました」
お客様から、時々こんなお声が届きます。
「注文した品と違う」といきなり叱られることも・・・

開店当初は慌てたこともありました(汗)
しかし、今は落ち着いて聞き返します。
「クラス1の横に何て書いてありますか?」
「え~と、一般医療機器・・・」

そうなんです。弾性着衣は医療機器ですが、医療機器にも
クラス分類があるのです。(コチラを参照)
弾性ストッキングは、ピンセットや絆創膏などとともに
「一般医療機器」に分類され、それが「クラス1」なのです。
圧迫力と同じ用語なのでややこしいですね。

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更にややこしいことには、圧迫力のクラス分類も
国によりマチマチなのです。

たとえば30mmHgの場合、アメリカではクラス1、
ドイツRALではクラス2、フランス・イギリスではクラス3
に分類されます!!
その上、測定方法も各国で異なりますので、同じ30mmHg
表示のものでもアメリカ基準かドイツ規格かで着用感は
ずいぶんと異なります。

リンパレッツが数値だけに頼らずご試着をお勧めするのは
「着用してみなければ圧迫力の感じはわからない」というのが
理由の一つです。

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