週刊セブ島留学&起業日記(第46回)
この記事は2019年5月25日に配信されたメルマガのバックナンバーです。
<今週のトピック>
・また中国人による替え玉受験 権威を失墜するTOEFL
・英語リスニングの勉強法 シャドウィングとディクテーションどっちが良い?
・反復学習で得られる大きな学習効果とは?
・セブパシフィック航空の成田空港スタッフに苦言を呈す
・最強ダークチョコレートの効能 どうやら若返り効果があるらしい!
・セブ筋トレ愛好家の聖地 Wise Choiceのマクタン店ができたので行ってみた
・中国通信最王手ファーウェイの断末魔が聞こえる
<また中国人による替え玉受験 権威を失墜するTOEFL>
私が知る限り、英語の試験で有名なのは下記の4つですね。日本で有名な順番に並べると、下記の順になると思います。
1. 英検
2. TOEIC
3. TOEFL
4. IELTS
一方で、これまた私の知る限りですが「全世界的に浸透している順」だと下記のようになります。
1. IELTS
2. TOEFL
3. TOEIC
4. 英検
完全に逆というのが、笑えるというか恐ろしくもなりますね。まず英検はその名の通り、日本人が日本人のためにつくった試験です。外国人が受験することも可能だとは思いますが、外国人が英検を受けたという話は聞いたことがありません。
ということで、パイは事実上日本人だけなので規模感では最小でしょう。一方で、日本人の間での浸透度は抜群なので、1級や準1級という高いレベルに合格すると尊敬の眼差しを得やすいと思います。
私は英検は受験したことがないのですが、以前こんな話を聞いたことがあります。アメリカに長く住んでいた高校生が日本に帰国してから準一級を受験したところ、スピーキングの成績が悪く、準1級取得に失敗した。その理由は「日本人の面接官の英語の発音が(悪くて?)理解できなかった」というもの。嘘か本当か分かりませんが、ツイッターでは話題になっていましたね。
https://twitter.com/koki_ando0516/status/1010740013380747265
”アメリカで5年暮らして、昨年帰国した生徒が英検2級の二次試験を対策なしに受けたところ、面接官の英語の発音が下手すぎて、何を言っているか聞き取れず落ちたという知らせを受け、英検2級の難しさを再認識させられた。”
次に、英検の次の規模はTOEICでしょう。ここでは細かい数字には触れませんが、「延べ受験者数」で言えば、TOEICはこの4つの試験の中では最大かもしれません。しかし、TOEIC総受験者の7割は日本人と韓国人と言われています。詳しくは下記の記事をご覧下さい。
『TOEIC信仰 -2 / TOEIC受験者 国籍別トップは65%であの国』
http://cebuapprentice.com/?p=137
そして、日本と韓国ではTOEICという試験が、社会や教育の仕組みに完全に組み込まれているため、「団体受験」が行われたりします。要は、一つの学校の生徒が「丸ごと全員」受けたりするわけです。
また、リピートの数も他の試験の追随を許しません。1回5,750円という受験料は、約25,000円もかかるTOEFLやIELTSに比べれば「お手頃」と言えます。ですから、TOEICerと呼ばれる人達を始め多くの方が年間複数回をリピート受験するのです。
更には、TOEICの試験はリスニングとリーディングだけというのも、その「お手軽感」を増してくれます。TOEIC SWというスピーキングとライティングの試験もありますが、一般常識で捉えれば、まだまだ「別物」と呼んでいいでしょう。
しかし、この日本では圧倒的な存在感を誇るTOEICは世界的には超マイナー試験と言わざるを得ません。少なくとも、私のイギリス時代、TOEICという単語を聞いたことはありませんでした。また、TOEICのスコアを「英語力の証明」として受け入れてくれる教育機関も基本ありません。留学や就職、更には永住権獲得の審査において、英語力の証明としての効力があるのは、IELTSとTOEFLのみです。
TOEICは英語の母国イギリスでは全く通用しません。その事実を決定付けたのが「不正替え玉受験」の発覚でした。確か、私がイギリスにいた2013年に起こった事件でBBCがドキュメンタリー番組を制作したほど話題になりました。要は、英語試験の不正は、ビザの不正取得に繋がるからです。興味のある方は下記の動画をどうぞ。
『Cheating in TOEIC: Exam sitter in TOEIC exam in Eden College London』
https://www.youtube.com/watch?v=iTwuHx9nk9U
さて、前置きが長くなりましたが、残念ながらTOEFLでも最近不正が発覚しました。
『中国人40人以上のTOEFL替え玉受験がアメリカで発覚 不正に学生ビザ取得』
https://news.nifty.com/article/world/china/12181-707568/
「また中国人か!」と中国人を非難するのか、TOEFLの運営体制をやり玉に挙げるのかは個人の判断ですが、とても残念なことですね。TOEFLは主にアメリカの大学や大学院の出願に使われますが、この不正を受けて「TOEFLはダメ」という大学が出てくればTOEFLの権威は一気に失墜するかもしれませんね。
ここで、中国人について。まあ13億人もいるので一括りに語ることはできませんが、私の実体験をそのまま書きますね。彼らは「暗記」が得意ですね。彼らに話を聞いてみると、中国の教育は日本以上に画一的で、答えは一つであって、その一つの答えを得られる人が勝者になる学歴社会といった感じ。すみません、分かりにくいかもしれませんが、社会に出ると答えは一つではないですよね。これが、学歴社会の勝者が必ずしも実社会で成功するとは限らない理由だと思うのです。
それと、中国人は本当にサラリと不正をします。これ僕の実体験です。僕はMBAが始まる前に大学が主催する6週間の英語コースを受講したのですが、その時にクラスメートが中国人ばかりだったのです。そのコースではプレゼンの試験もあったのですが、なんと試験前日に中国人の集団が僕のところにやってきて一言、「KG、プレゼンで僕には質問しないでね」。僕は普段の授業では、やたら質問ばかりしていたので(英語の勉強のため)、僕に予想外の質問をされることを恐れたのです。
そして、彼らが取った戦略は、中国人グループの間でそれぞれ予め質問を割り当て、模範回答を用意しておくというもの。「小せーなー、コイツら!」と思ったのをよく覚えています。それから、ライティングの試験の時などは、「初め」の合図の前に、普通に当たり前の如く、問題用紙を裏返して見て、中国人同士で中国語でなにやら話していました。周りの学生のみならず、イギリス人の試験官もすごく驚いていましたね。
「中国人にも良い人はいます」という反論が聞こえて来そうですが、そんなことは知っています。私にも素晴らしい中国人の友人がいます。ただし、ここに書いたことは「事実」なのです。事実をそのまま書いただけ、それだけです。
最後にIELTSについて。これ「アイエルツ」と発音します。日本ではまだまだマイナーですが、おそらく世界的には圧倒的に普及している英語の試験です。IELTSのセキュリティは徹底しています。指紋認証を含め、試験場に入るまでにしつこい程に本人確認の手続きを踏みます。
今回TOEFLで不正が発覚したことで、益々IELTSの勢力が増すかもしれませんね。私が初めてIELTSを受験した2007年には、アメリカの大学でIELTSを受け入れるところはありませんでしたが、今では超名門大学を筆頭にほとんどの大学がIELTSでの受験が可能です。
<英語リスニングの勉強法 シャドウィングとディクテーション どっちが良い?>
次に英語のリスニングの勉強方法について、私の意見を書いておきたいと思います。リスニングには二つの(有名な?)勉強方法があります。
シャドウィング:
その名の通り、英語の音声を「影のように」追いかけて復唱する勉強方法です。あくまでも目的は「集中して聞き取ること」です。手段として「復唱」するために、当然集中して聞き取らなければならなくなります。
ディクテーション:
簡単に言えば「書き取り」です。音声を聞いて、例えば1行ごとに音声を止めて聞き取れた部分を書き取っていきます。手書きでも、パソコンを使ってもどちらでも良いでしょう。そして、全て聞き取れるまで何回も何回も聞き返すという勉強方法。これも、シャドウィング同様に「集中して聞き取る」のが目的です。
ネット上の意見を調べてみると、評判はシャドウィングの圧勝なのですが、ちょっと待てよ!と言いたくて、実はこの記事を書くことにしました。分かりやすく言うと、シャドウィングをするにはそれなりの英語力が必要だということです。
いまでは私も、イギリスのBBCニュースやポッドキャストを聴きながらたまにシャドウィングをしますが、以前はできませんでした。正確に言うと、IELTSで6.5を取るために勉強していた頃はシャドウィングに挑戦して挫折しました。IELTS 6.5とは、イギリスの大学院が設定している一般的な合格ラインのスコアです。
もちろん、極端に遅い音源を使用すればできたと思いますが、そんな「不自然な」スピードの英語を聞いても何の役にも立ちません。最低でもIELTSやTOEFLレベルの音源でトレーニングをしないと試験や実社会では対応できません。
つまりここで言いたいことは、風説や評判に流されて「シャドィングに無理に取り組む必要はない」ということです。もちろん、シャドウィングは素晴らしい勉強方法です。私自身、とても効果があったと思います。しかし、シャドウィングがしんどい人は無理せずディクテーションをやれば良いのです。私個人の経験をそのままお話すると、参考書を一冊ディクテーションすることで、IELTSのリスニングで6.5まで到達することができました。実際に使用した本は下記のものです。
『CD付 大杉正明のCross‐Cultural Seminar (CD BOOK) 』
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大体2~3分のスピーチが、60本収録された参考書です。英語はアメリカ英語、スピードは結構早いです。IELTSより早いです。しかし、アクセントが非常にニュートラルなのでIELTSよりも聞き取りやすく、またアメリカの文化を勉強できるという利点もあります。聞き取れない箇所があると、悔しくて悔しくて10回くらい聞き返した箇所もあります。
この「聞き取れない箇所を気合いで聞き取ろうと集中する」のが効くのです。そして、「どうして聞き取れなかったのか?」または「聞き取れない箇所に何か傾向がないか?」と自分の弱点を分析することが重要なのです。これが「考えて勉強する」ということです。どうせやるなら、ここまで徹底的にやりましょう。
以上です。整理すると、シャドウィングができる人はシャドウィングをやりましょう。皆さんが言うように効果的な勉強方法だと思います。そして、シャドウィングに手も足も出ない人は、無理せずにディクテーションをやってみましょう。書き取ることで、自分が聞き取れない箇所を可視化することができるので、自分のリスニング力を理解する上でも素晴らしい勉強方法の一つだと思います。
さて、今週の質問コーナーに行きましょう。
1、今週の質問コーナー
英単語は、ワタシのコンプレックです。中学生の頃からずっと、語彙が足らない、ボキャブラリーが不足していると言われてきました。大人になっても言われたので、もう諦めていました。
今、紆余曲折あり、塾講師に落ち着いています。英語を教える機会があり、英単語を覚えられない生徒に「うん、うん、分かる分かる」って言いながら、自分なりにたくさん覚えられるように教えているつもりです。
派生語とか語源?もたまに一緒に覚えさせています。が、類義語と、対義語を覚えること、また、自分にNGワードを課してみる、というのは参考になりました。
*これは「フィリピン留学 ブログには書けない話」で紹介している勉強方法です。
楽な方法がないことは承知しています。ボキャビルマラソンなど、何度も挫折した人は、一体どんな方法が合っているのでしょうか?
<KGの回答>
ここでは、英単語の詳しい覚え方については割愛します。基本的には、継続して繰り返すことしかありません。そして、ここでは「継続して繰り返すこと」の効果を説明します。一つは当然に、単語が覚えられるということですが、実は大きいのは「学習スピードが上がる」ということなのです。
私は約2年前にタイ語の勉強を始めました。今ではタイに行く直前の1週間で付け焼き刃的に復讐するだけですが、最初の3ヶ月は結構ガッツリやりました。その時、一番辛かったのが、タイ語の単語を全然覚えられなかったことです。更に言えば、英語の単語なら5回も言えば何となく頭に残るのに、タイ語の単語は1ミリも脳に残らないという状態がしばらく続いたのです。
要は免疫なのです。「慣れ」と言い換えても良いでしょう。
ある程度慣れれば、学習スピードは間違いなく上がります。おそらく、セブ英語倶楽部に来られる生徒さんよりも私の方が英単語を覚えるスピードは早いと思います。理由は免疫です。そして、僕の方が知識が多いので、「新しい単語が既に知っている単語と結びつく可能性」が高いのです。例えば、初めて遭遇した単語(名詞)が既に知っている動詞の名詞形だったり。
実際に先日、impairmentという単語に初めて遭遇したのですが、私はimpairという動詞は知っていました。ですから、impairmentの意味を推測することは難しいことではなく、こうした「推測」というプロセスを踏んだ場合の記憶の定着は、機械的な記憶(つまり、丸暗記)よりも早いのです。そして、いまimpairmentについてこのメルマガで説明しているというプロセスが、更に私の記憶の定着を確たるものとしてくれます。
私はこの学習効果を知っていたので、「タイ語が全然覚えられない状態」を焦らずに通過することができました。いまでも、英語に比べると学習スピードは遅いですが、タイ語の上達につれて、学習スピードが圧倒的に上がっているのは事実です。そして、学習スピードが上がるのって「楽しい」です!
ということで、やはり「継続」と「繰り返し」なのです。
2、フィリピン・ビジネスあるある
皆さんは「フィリピン名物」と言われて何を思い浮かべますか?私は瞬間的に10以上は頭に浮かぶのですが、その中の一つは間違いなく「行列」です。フィリピン、どこに行っても行列だらけです。原因は、非効率なシステムやオペレーション、そしてヒトを待たせることに罪悪感を感じない国民性です。とても残念なことですが、これは事実です。プライベートでもフィリピン人に長時間待たされた経験のある方、このメルマガの読者さんの中にもきっとおられることでしょう。
実は、今週の水曜日に日本からセブに戻ったのですが、私は成田空港でセブパシフィック航空のチェックインに1時間15分も待たされました。
まあ、安いチケットを買った自分が悪いので文句は言いませんでしたが、さすがに1時間15分はやりすぎだと思います。日本にいても、なぜかフィリピンが絡むと長い行列ができるのです(笑)。成田空港で私がいた時間、あんな行列があったのはセブパシフィック航空だけでした。本当に不思議です。
理由はオペレーションのお粗末さでした。要は現場の仕切りの悪さ。私が並んでいる列だけ全く進まなかったのです。そんなのは見れば直ぐに分かるのですが、残念ながら当日現場にいたスタッフ全員が問題を「放置」したのです。お年寄りや子供まで、問答無用で1時間以上待たせて、詫び一つ入れないセブパシフィック航空の日本人スタッフに一言言いたいですね。
あなたたち、それでも日本人ですか?と。
LCCだろうと、どんなに安かろうと、最低限の人としてのマナーは忘れてはいけないのです、セブパシさん!
3、今週のセブのレストラン
今週はこのコーナーはお休みです。
4、今週買ったもの
以前も一度紹介したことがありますが、日本への帰国に際してダーク・チョコレートを買い増してきました。
『大東カカオ スペリオール エクアトゥール 1kg (カカオ分70%)』
https://amzn.to/2YKyycg
まず、オススメの理由は普通に「美味しい」ことです!お酒を飲む方は、是非ハイボールのお供に食べてみて下さい。ハイボール、何杯でも飲めますね。
そして、「カカオ70%以上のチョコレート」は、健康面においても多くの恩恵をもたらしてくれます。下記が主な効能です。
・心疾患のリスクが低下する(血管が若返るため)
・空腹時血糖値の改善!
・HDLコレステロールの改善!
・インスリン抵抗性の改善!
・体内の炎症が減少!
・脳の活動が活発になる(頭がよくなる?)
惚れますよね!
“カカオの量が多ければ多いほど、認知機能、記憶力、気分の改善、免疫系などに様々な良い影響があるということだ。”という研究所の言葉があるくらいです。
これは食べないという選択肢はないと思います。
以下、参照した文献です。
『チョコで老化を防ぐには1日どれだけ食べるのが正解?』
https://yuchrszk.blogspot.com/2016/11/1.html
『チョコレートをどれだけ食べれば頭が良くなるかがわかったかもしれない件』
https://yuchrszk.blogspot.com/2018/05/blog-post_39.html
『血管の若返りに効くダークチョコレートの最適量がわかったかもしれない件』
https://yuchrszk.blogspot.com/2018/09/blog-post.html
5、筋トレ
Wise Choiceというサプリメント屋さんが、とうとうマクタン島にもできたので、先日プロテインを買いに行ってきました。
詳細は下記の記事をお読み下さい。
『セブの筋トレ愛好家のタンパク質補給源 Wise Choiceのマクタン店が遂に開店!』
https://cebuec.com/wisechoice-mactan/
おそらく、Wise Choiceの全店制覇をしたのは私だけではないでしょうか?セブシティ店はJYの近く、マンダウエ店はAS Fortune通り(筑前屋さんの近く)、そしてマクタン店は超絶ローカルエリアのメルカド(マーケット)エリアにあります。
最近、プロテインを飲むだけでも痩せる効果があるとの研究結果がでました。その辺についてはブログで詳しく書いてあります。ダイエットを始めたい人は、1日3食の内、まずは1食をプロテインにしてみては如何でしょうか?
下記は、セブ英語倶楽部 筋トレ部について。
卒業生からの最新体験談。
『英語と筋トレ、人生における財産を手に入れました!』
https://goo.gl/uedEXh
興味のある方は、下記をどうぞ。
『肉体改造&ダイエット留学 英語力と健康的な体を手に入れる』
https://goo.gl/mGMe5e
6、経済&投資
日経平均 (年初来 6.17%)
ダウ平均 (年初来 9.68%)
フィリピン平均 (年初来 5.51%)
中国の通信最王手ファーウェイが危機ですね。なんと、グーグルが取引停止しました。どう考えても、グーグルが使えないスマホが今後売れるとは思えませんが、ファーウェイの日本支社はこんなコメントを出しています。
『Huawei日本法人「スマホ新端末に影響なし、安心して購入・使用を」と声明』
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1905/24/news063.html
さすがに「じゃ、安心して使おう」と思う人はいないのではないでしょうか?百歩譲って、グーグルの撤退は「ソフト面」での衝撃ですが、なんとハード面でも衝撃が走りました。
『ARMもファーウェイに製品提供中止へ、スマホ製造を完全に終わらせる致命的な措置に』
https://www.excite.co.jp/news/article/Buzzap_56565/
イギリスのARM(ソフトバンクの子会社)が、ざっくり言うとファーウェイのスマホの基幹部分の製品(SOC)を提供していたのですが、その提供を停止するということです。つまり、事実上、ファーウェイはこれでスマホが作れなくなります。
正直、こうなるであろうことは数ヶ月前から予測はできましたが、先週日本に帰国した際も日本では普通にファーウェイが売られていました。販売者のセンスの無さというか情弱ぶりには驚きますね。
今後もアメリカの中国への攻撃は止むことはありません。少なくとも、中国が折れるまでは。多くの日本人というかマスコミが間違っているのですが、今回の中国攻撃はトランプ大統領のスタンドプレーではないのです。アメリカ国民の世論が後押ししているのです。
ですから、私がアメリカのニュースをウォッチする限り、中国を責めるトランプ政権を非難する論調はありません。むしろ、トランプと対抗する民主党の方が更なる強硬論を唱えているほどです。
この動きを見誤ると、日本の企業は痛い目を見ると思います。意思決定の基準は簡単なのです。アメリカにつくか?中国につくか?そして、例え目先の経済的利益が大きいにしても、人権を徹底的に抑圧する中国共産党側に付く選択肢はないはずなのです。日本人の経営者が目を覚ましてくれることを切に願います。
それでは、また次回お会いしましょう。
Happy Studying!!