見出し画像

お金が介在していない事で見えてくる価値を繋げるプラットフォーム

使わないけど、捨てられない。
あげてもいいけど、誰もいいわけじゃない。
でも、いつまでも家に置いておいても・・・という気持ちもある
そんなモノってありますよね。。。

あげてもいいのに、誰もいいわけじゃないって、
渡した後の事を重視しているからなんですよね。

大事に使って欲しい
愛着を持って欲しい
とかとか

受け取る側として、おさがりって逆のその感覚が湧きませんか?
例えば、いとこのお姉ちゃんが大好きだった服をおさがりでもらった時
例えば、お兄ちゃんがカメラ好きで、新しいカメラを買ったので、古いカメラをもらった時

もったいないから・・・という文脈よりも、「成長」と共に不要となり、
かつその成長と共に歩んだストーリーが乗っかっている。そんな感じでしょうか。

「おさがりプラットフォーム」も出てきています。
Chainというサービスで、福岡の企業であるBLUE STYLEがやっています。

手数料220円+送料で、譲り受け側は、モノを受け取る事が出来ます。
手数料はプラットフォームの懐に入り、送料は運送会社に懐に入る。
つまり譲り渡し側は1銭も入ってきません。

でも、価値を感じているから、このサービスを利用するわけです。

引き続きこのモノが大事に使ってくること自体に価値を感じていたり。
例えば、間違って2つ買っちゃった本当に欲しい人がいたらあげる・・・というケースで、
同志との繋がりに対して価値を感じていたり。
もちろん、目の前にあるモノが邪魔なのでタダで良いから引き取ってくれ・・・もあるでしょう。

このように考えていくと、お金が介在していたら見えない価値というものが見えてきます。
そして、その取引を上手く起きる側でビジネスを興す。
そういう意味でこのchainというサービスは面白い事例だと思います。

ちなみに以前に紹介した物々交換の古着屋も同じな価値に注目したプラットフォームサービスです。


いいなと思ったら応援しよう!