菱木 信介(しんさん)/Circular Economy Thinking代表/共感経営アソシエイト

Circular Economy Thinking合同会社 代表社員CEO/共感経営ア…

菱木 信介(しんさん)/Circular Economy Thinking代表/共感経営アソシエイト

Circular Economy Thinking合同会社 代表社員CEO/共感経営アソシエイト運営メンバー/サステナビリティの世界を1歩でも前進させる/エグゼクティブコーチング

マガジン

  • Shift Values 〜価値観の枠が広がる・深まる

    • 8本

    サステナビリティや社会課題に取り組む様々な企業やプロダクトを通じて、私たち自身そして社会を観る価値観を深め広げていきましょう。

最近の記事

  • 固定された記事

【募集開始】Shift Values Lab(コミュニティ・無料)を9月より本格始動します

我々が目指す世界共感のチカラで、社会を変える(Empower with Empathy) 社会課題は日々、世界のさまざまな場所で生まれています。次々と生まれる課題を、誰かに解決を委ねることもできず、また一夜にして解決しないことは誰もが知っています。 では、私たちはどうしたらよいのでしょうか。 私たちが社会課題だと感じるのは、そこに理想や希望があるから。もし多くの人がその想いに共感し、知恵を出し合い未来に向けて行動したなら、きっと解決の道筋が見えるはずです。こうして、私た

    • 眠っている自転車を蘇らせてビジネスをする

      以前にお伝えした「子ども自転車のサブスクレンタル」のお話の続きです。 ブリヂストンが日本でエシクルというサービスを始めるよりも前にオランダの企業のお話です。 オランダって自転車大国ってご存じの方も多いのではないでしょうか。 自転車専用道路もあって、実際アムステルダムに行ってみると、車よりも歩行者よりも自転車がスムーズに利用できるように設計されているように感じます。 写真は実際にアムステルダムに行った時の写真です。 赤っぽい道路の部分が自転車専用道路です。日本の感覚だと

      • サーキュラーエコノミー思考で考える

        "モノが役目を終える時の事"を考えるサーキュラーエコノミー思考は、モノを生み出す企業側、モノを使う生活者側の両方に必要な思考です。 この世の中の企業・生活者の全てがサーキュラーエコノミー思考になった時、世の中は極めて循環型社会になると思います。 サーキュラーエコノミー思考とはリニアエコノミーとは まずサーキュラーエコノミーの対となる言葉が「リニアエコノミー」です。 では、リニアエコノミーとは何か。 それはモノの命が「生まれてから死ぬ」という事を前提に設計された商品で動い

        • 子ども靴のサブスクレンタル

          以前にご紹介した「子ども自転車のサブスクレンタル」のお話を踏まえて、今回は「子どもの靴」の話です。 子どもの靴も自転車と同じく、 子どもは大きくなるのに、 子どもの靴は大きくならない。 ちなみに、、、 子どもの足って1年間に1cm近く成長するとの事です。 そして、サイズの合わない靴を履くと色々問題があるそうです。 大きめの靴 ⇒ 外反母趾や偏平足の危険性 小さめの靴 ⇒ 骨の成長を大きく阻害していしまう可能性 しかし、子どもの足の大きさは1年に1cm近く成長してしま

        マガジン

        • Shift Values 〜価値観の枠が広がる・深まる
          8本

        記事

          ワームホテル(WormenHotel)って何でしょう

          いきなり質問です^^ この画像の塔のようなモノは何かわかりますか??? 名前は「ワームホテル(WormenHotel)」と言います。 アムステルダムの泊まったホテル(中心地から電車10分くらいの距離)の近くにありました。 ホテルを出ててぶらぶら歩いていると突如見たことも無い物体が・・・。 高さは、150cm~170cmです。写真にスクーターが写っているのでイメージ湧くと思います。 ・ ・・ ・・・ 正解は、「みみずのホテル」・・・「コンポスト」です! しか

          めったに使わない道具をコミュニティでシェア

          皆さんは、年1回くらい使わない倉庫に眠っている道具って持ってないですか? 私は最近DIY出来ていないので、小さいもので言うと「のこぎり」とか「トンカチ」とかそうです。小さいものならまだしも、大きいものであればスペースは取るし、邪魔なだけですよね。 逆に倉庫に置いておく時点で「あまり使わないもの」って言う感覚がありまして、なんか、滅多に使わないものをスペースを使って、持っておくのって勿体ないなと思ったりもします。 ちなみに世の中の人はどんな感じなんだろうと調べていたらこん

          "修理する権利"って聞いた事ありますか?

          修理する権利って皆さんは「修理する権利」っていう言葉を聞いた事がありますか? 「修理する権利」の指令を発効するという事は、裏を返せば、現在「修理する権利が奪われた状態」であるわけです。 例えば、こんなケースです。 (両方とも私の実例です) ① 洗濯機が故障した時 例えば、乾燥機付き洗濯機を長年使っていると、段々と乾燥力が弱まってきて、最後には乾燥が出来る状態になります。「故障した」と思って、カスタマーサービスに連絡すると、エンジニアが来てくれます。 そして、洗濯機を分

          水の補給場所が瞬時にわかるサービス

          私は無理しない範囲で出来る限り、地球に優しい事したいなーと思っています。その中の1つに「ペットボトルを極力使わずにマイボトルを持つ」ってのをやっています。 (最近持っている人が増えてきましたよね^^) マイボトルを持つなら、極力快適に使いたい でも、こんな事に困ったことはないですか? マイボトルの中身が無くなったら、補充場所がなくて、結局ペットボトルを買っちゃう。もしくは我慢する。 (でも、マイボトル無くなったらペットボトル買うでも意味はあるんですけどね^^) マイボ

          不要な布地で作った唯一無二の新品アウトドアギア

          着物って一反の布地を無駄なく使い切るんですよね。 日本人のそういう知恵はすごいなとホント思います。 (詳しく知りたい方はこちらから) 明治時代になり「洋服」が輸入され「無駄」を許容するようになりました。 洋服は型取りをして、使う部分と不要な部分に分けます。 その不要となった部分は捨てられる運命となります。 それは洋服に限らず、アウトドアギア(例えばリュックとか、ポーチとか) そういうアウトドアギアも同じく使うものと捨てるものに分離されます。 今回は、cotapaxi(コ

          位置エネルギーに変換する蓄電池

          ちょっと小ネタみたいな話です。 再生可能エネルギーに世の中がシフトしつつありますが、そこで今でも課題なのが、  「再生可能エネルギーは、常時安定した発電をするのは難しい」 というのがあります。 太陽光発電は、太陽が照っている日中は発電できますが、夜は発電できません。 風力発電は、風が吹いていれば発電できますが、吹いていないと発電できません。 そこで重要になってくるのが、蓄電池です。 最近は「長期エネルギー貯蔵技術(LDES)」(「えるです」と読みます)のように長期間電

          子ども自転車のサブスクレンタル

          「モノのサブスクレンタル」って地球環境に優しいんです。 なぜかっていうと、モノを何も考えずに作ると、 モノを作る時、捨てる時に大量のCO2を排出します。(地球温暖化問題) 作って・捨てるモノはゴミ問題を引き起こします。(ゴミ問題) 地球資源を使ってモノを作ります。(資源問題) が発生します。 それを引き起こさないようにする為に「サーキュラーエコノミー」という考え方があります。その1つの手法が「モノのサービス化」があります。 PaaS(= Product as a