幼い記憶の街
生まれて最初の記憶は函館。
谷地頭電停、ハセガワストア、立待岬が近くにあった。漁港にはヒトデがいた。
棒ニ森屋(デパート)では迷子になった。
函館公園に飼育していたシカにタンポポの葉をむしって食べさせた。
3歳で函館暮らしは終わり、その後道内を転々とした。
高校時代はGLAYファンで、ベースのJIROのフォトブックを買って、夏休みに函館に夜行列車で来た。
大人になって、年に1回は函館に行く。
必ずラッキーピエロとハセガワストアに寄るというベタな旅行でも、小さい頃の思い出と、JIROが生まれ育った空気を吸うだけで胸がいっぱいになる。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。