さと

書いて、考えていることを整理しています

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最近の記事

エアコンへのとまどいと別格札幌ラーメン

黄砂がついていた窓を拭いた。ぞうきんは真っ黒に。きれいな窓は気持ちがいい。拭き終わってしばらく窓を開けていても平気なくらい暖かい日。 ベランダもついでに拭いたから、もうクタクタになった。 今日は午後からエアコンを見に行く。 そりゃあ、あったらいいけど、こんなに家電を増やしていいのだろうかという思いもある。 北海道とは思えない、ここ数年のとんでもない暑い夏をしのぐためにはあったら快適だろう。去年はエアコンのある実家に、用もないのに涼むためだけに行ったほどだった。 私が不安

    • クロッカスの丘

      道路の雪が溶けて、今年初めて駅まで運転した。 ほんの少しの距離。 エレファント カシマシの「四月の風」を聴きたくなる。「四月の風」にはdemoのバージョンがあって通常バージョンとかなり違う。サビがまるで違う。渋くて好きだ。 運転を終えてから、朝の薬を飲む。 運動不足と食べ過ぎか、最近お腹が出てきているので、暖かい格好をして毎年この時期見に行く、クロッカスの咲く高台まで歩いた。 濃い黄色のクロッカスが一輪だけ咲いていた。まだ少し早かったようで、あとは白いものが2〜3本つ

      • 家事か地獄か、人生がときめく片づけの魔法、夜明けのすべて、正欲、いくつになってもやりたいことをやりなさい、蜜蜂と遠雷、植物少女、いぶり暮らし、きのう何食べた?他。列は途中まで、八月の御所グラウンドは積読。

        • いらいら

          死にはしない。 "眠れないのは、ほっとくだけ"でいい。 ささいなひと言に瞬間湯沸かし器の如く、頭に血がのぼって暴言を吐きそうになる。ボールペンを壁に投げて布団に潜った。 そばにいたい気持ちと、ぶつけてしまいたい気持ちがある。ぶつけるのは甘えであって傷つける。 これからもそばにいたいのなら、傷つけてはいけない。 約2週間に1度、突発的な怒りの感情が湧く。 5ヶ月前からは、マジメで のびのびしていなくて自分を大切にしていないから説、を信じている。 好きなこと、もの、場所、人

        エアコンへのとまどいと別格札幌ラーメン

        • クロッカスの丘

        • 家事か地獄か、人生がときめく片づけの魔法、夜明けのすべて、正欲、いくつになってもやりたいことをやりなさい、蜜蜂と遠雷、植物少女、いぶり暮らし、きのう何食べた?他。列は途中まで、八月の御所グラウンドは積読。

        • いらいら

          三月が始まる

          よく眠れているのは、夕食の白米を多めに食べているからだろう。目覚めが早すぎる日が少なくなった。 映画、その原作本を読んで、月経前の不調についていろいろと考えた日々だったが、今月も、ひと月の無意識の我慢や、無理をしてきた反動は、わかりやすく現れてしまった。 もうすぐそれが来る時期だからと、夫に怒りをぶつけるのを避けるために、実家に行っていたら、代わりに父に、ささいな会話の中のどうでもいいようなことでカッとなってしまった。 父も母も、いつだって私を心配してくれる。 昨日は公

          三月が始まる

          映画「夜明けのすべて」を観に行って

          新しくすすきのにできた映画館に市電で行く。 着いたのは上映時間の10分前だった。 その日、2月の札幌にしては異常な暖かさで、電停までの道路はシャーベット状の雪や水たまりになっていた。 短い丈のゴム長靴を履いてすすきのに行くとは、なかなか私も度胸がある。おかげで悪路も靴下を濡らさずに済んだ。 「夜明けのすべて」は主演が男女二人なのだが、男性のほうは知らない俳優で新鮮だった。 藤沢さんという女性の主人公を見ていると、「そんなに気にしなくていいのに…」と感じることが多い。普段か

          映画「夜明けのすべて」を観に行って

          映画「夜明けのすべて」が観たい

          本当は本を買おうと思った。 最初は書店で映画のポスターが貼ってあり、平積みの文庫を手に取って数ページ読んだ。 私も主人公の藤沢さんと同じくPMS(月経前症候群)で、イライラが抑えられなくなる。 「それを治しましょう」という本は数多くあるが、小説に組み込まれているものに出会ったことはなかった。藤沢さんが、カッとなってしまうシーンも、自分の事のようにわかった。ただ私の場合、会社では制御できていたので、そこで本を閉じたのだが、どうしてもまた続きが読みたくなった。 300円の図書

          映画「夜明けのすべて」が観たい

          あーあ、と双方が思っただろうな

          またやってしまっている。 バレンタインデーにもうチョコレートを気にすることはないのに。 近くに住む夫のお母さんのほうがずっと大きく立派だったので、私はみじめになった。 春節の中国人や、観光客が山ほどさっぽろ雪まつりに来ていた。期間中に、中心部のデパートにおしゃれな高級チョコを買いに行く気になれなくて、テレビを見て手作りした。 でもすごく後悔してる。 何を期待していたんだろう。 夫のお父さんには早めに用意していた六花亭のチョコレートを渡した。買う時は夫にはまた買いに行くつ

          あーあ、と双方が思っただろうな

          ドカンときた

          わかってる。明日かあさってにはおさまると。 6秒待つとか、深呼吸はした。部屋にこもった。 屯服薬を飲んで布団に入る。 やっぱり今月もこうなった。 さっきまで、夫とスーパーで買ったおはぎとヤマザキのハンバーガーを食べて平和に過ごしていたのが嘘のようだ。 感情の起伏が激しい。 常日頃知らないうちに我慢している。だからときどき耐えられなくなるのは、月経前と決まっている。一人なら平気なのに、たいてい夫といる時間に頭に血が上る。 本当は、ふだんから自分の氣を調えて、薬なんて飲まな

          ドカンときた

          幼い記憶の街

          生まれて最初の記憶は函館。 谷地頭電停、ハセガワストア、立待岬が近くにあった。漁港にはヒトデがいた。 棒ニ森屋(デパート)では迷子になった。 函館公園に飼育していたシカにタンポポの葉をむしって食べさせた。 3歳で函館暮らしは終わり、その後道内を転々とした。 高校時代はGLAYファンで、ベースのJIROのフォトブックを買って、夏休みに函館に夜行列車で来た。 大人になって、年に1回は函館に行く。 必ずラッキーピエロとハセガワストアに寄るというベタな旅行でも、小さい頃の思い出

          幼い記憶の街

          頑張るクリスマスはもうやめるんだ

          肩に力の入っていない、クリスマスにしたかった。 陽が照っていたので近所の八百屋さんに行く。 大根、にんじん、柚子は少し早いけどお正月のお雑煮に向けて。 しめじ、きゅうり、レモン、切り干し大根、しるこサンドをカゴに入れた。 さらにミニトマト、サラダ菜、アボカドを買った。 今年はM-1があるクリスマスイブ、ケーキは当日買うから、お酒も買いに行くはずだ。 鶏肉を買うか、買わないか。 悩みどころだ。 とりあえず帰宅して、戻した切り干し大根ときゅうりとツナを和えて食べた。 私

          頑張るクリスマスはもうやめるんだ

          断れない私

          車で送ってくれるという申し出。 帰りに寄って行ってという誘い。 断りたい。 のに。 即答で「ありがとうございます!」と言う私。 とにかく、疲れた。 毎日疲れてないか? なんでこんなに自由なはずの私が、つらいつらいと思うのかな。 今後もおそらくずっと関わる人。 親切なのはわかっているけど、どう思われようと、断ることができたら、私の重たい気持ちは減るだろう。 事前の緊張とか、異常で。 自分を最優先するのは、なかなか難しい。

          断れない私

          今こんな気分

          友達の誕生日をお祝いしたり、また別の日には母が来てくれて、キッチンカーのインドカレーとナンを食べたりしたら、いつもなら楽しい気分になりそうなのが、疲れが取れなくて、だるい。 布団に入れば、スマホを触っている。 目が疲れるからやめないとと思いながら。 誰にも言いたくない、相談事を抱えて、言わないままでいられないものかと考える。 それも個性だと受け容れられずにいる。 でも、夫に少しずつ私の限界を理解してもらえて過ごせているように思う。 家事でも、こうしなきゃならないを基準

          今こんな気分

          14歳に聴いていた音楽

          友達にもらったカセットテープには、CHARAの『Happy Toy』が入っていた。 部活も違うし、お互い他にも仲の良い人はいるような関係だった。 クラスでよく先生に注意されるような子で、勉強はあまり好きではないけど、絵がとても上手で、おしゃれな子。 雑誌『SEVENTEEN』を初めて見たのは彼女の家だった。ファッションに疎い私は14歳なのに?なんて思ったものだ。 いつだったか、CHARAのカセットテープをくれた。大好きなのだという。私も何曲か気に入って聴いていた。 『H

          14歳に聴いていた音楽

          わたしの文房具

          甘酒は酒粕派で、自分で作ると甘さもちょうどいい。飲むと何時間でも深く眠れてしまう。 子どもの頃から甘酒が好きだったように、小学校低学年から本屋の片隅にある文房具コーナーに行くのが好きだった。 限られたおこづかいだったからか、母の教えか、欲しいものがあっても買えずに、いつまでもながめていた。 高学年になると、学校の筆箱は少し背伸びしてブランドものになり、当時住んでいる町には売っていない無印良品のカラーペンを入れて、他の子と差別化をはかっているような、今考えると可愛くない子

          わたしの文房具

          QBハウスいいじゃん

          実家にいる間は、シャンプーやトリートメント、洗い流さないトリートメントが普段と違う。髪もショートボブなのに4ヶ月も切っていなかったから、襟足は伸びて左側だけ毎朝はねていた。 予約しなくていい、世間話もしなくていい、すぐに髪だけ切ってくれないだろうか。 noteでもヘアサロンを目的で選ぶといった記事を目にしていた。 駅の近くにQBハウスがある。 実家を出る時、3人だった待ち人数は0人になった。今がチャンスではないか。少しの勇気を出して店に向かった。 チケットを買って、渡し

          QBハウスいいじゃん