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「よく観ること」への異常なこだわり

ダ・ビンチは脳に間接的に働きかけるよりもむしろ、
見る・観る方法を変えることによって知覚を磨いた
というわけです。

ダ・ヴィンチ流の見る/観る方法――それをひと言
で表現するなら「観察」です。ダ・ヴィンチは、
「観察」モードに切り替えた人間の目に底知れない
潜在力があることを、はっきりと自覚していました。

ダ・ヴィンチが「観察=よく観ること」に高い価値を
見出していたのは、手軽で応用性が高いからだろう
と推測します。

目が覚めてさえいれば、いつでも「よく観ること」は
可能で、自分自身の目以外にはなにもリソースが
必要ないわけです。

彼自身も「コンスタントに観察して、書き留めて、
考えることは役立つ」と語っていたそうで、実際、
外出するときは常にベルトから紙をぶら下げ、
いつでも世界を克明に観察しようと備えていたと
いいます。

対象を集中的に観察することで、「見えないものを
観る力」が高まるのだと思います。

オカルトやスピリチュアルな意味ではなく、
「眼では見えないものを脳で見る」ということ。

脳で観る機能を「マインドアイ」と、そこで観られる
像を「メンタルイメージ」と呼んでいます。

ただ受動的に観るのではなく、好奇心に導かれて
視覚的刺激を集中的、能動的に受容しながら、脳を
最大限に活性化させるーー。

そういった「観察」という行為はマインドアイ、
すなわち「アイデアを観る眼」の機能を高め、
知的生産を強力に後押ししてくれるというのです。

つまりダ・ヴィンチは、それを理解していたという
ことです。

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#ダ・ビンチ #思考法 #観察力 #仕事  


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