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番外編その2 ピンクレディ、育ってます

いよいよ季節は初夏へ。無数の蕾が立ち上がったノイバラを筆頭に、イングリッシュローズたちも小さな小さな蕾が顔をのぞかせ始めました。ベリーたちはまだ静かに成長中ですが、私のローズガーデン、活動開始です!そんな中でバラ科の開花一番乗りはリンゴ!

地植えしてから今年で5年目6年目?ジャズはすっかり幹も太くなりました。思い切って剪定したので花は少なめですが、初めて実がついてから(1個でいびつなため見るばかりで終わってしまったという、続く年は花はすごかったのに1個もならず)3年目、この秋こそ「おおっ、これはまさにリンゴ!」な日が来るかもしれません。

そして、我が家のりんご2種目といえばこれ、ピンクレディ。

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写真は去年の夏のものです。大きくなった後、庭に出し、冬は植木鉢を土に植え目て越冬させてこの春を迎えました。あっという間の1年間でした。そうそう、植えた日にアップルタルトを作ったお話はこちら。

いまだにこの後どうするのかと迷っていますが(7本もありますからねえ)
まずは若木になるまで育ててみなければ、誰かに譲ることもままなりませんから、頑張るしかないんですけど……。

そんなことを言いながらも、新芽が出て広がり、春空の下に揺れてるのを見たりなんかすると、本気で「もう裏庭果樹園にしちゃうぞ!」なんて妄想が横切ったりします(笑)。

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写真は今年の春のもの。掘り返したときはまだ、こんな風に長い植木鉢に並んで育てていました。でも背も随分と高くなり、根(土の分量)とのバランスが……これは植え替え必須ですね。私も悪徳大家にはなりたくありませんから(どんな例え、苦笑)。

なので雨の合間を縫って植え替え。と言っても地植えにするわけにはいきませんから、大きめの鉢に。さらに7個も並べるわけにはいかないので、2+2+3で。すいません、まだまだ手狭でしょうが、おいおいアップグレードしますから、なんて言い訳しながら。それでも土の量は3倍になったのでちょっとは安心です。

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枝が細くて柔らかいので支柱が必要なのですが、ここはまとめてトマト用のもので代用。ありものばかりで申し訳ないけれど、とりあえず形にはなったのでほっとしました。さらに、この夕方から結構な雨が降ったので、胸をなでおろしたのは言うまでもありません。

収穫への道はまだまだですが、それでも庭に実なる木があるというのはいいものですね。幼少期の思い出で今も鮮やかなものは、祖父が趣味で世話をしていたスモモ。素人の楽しみですから適当に育ってはいるものの、3品種で本数もそこそこあり、まるで小さな果樹園のようでした。

木に登って遠くを見たり、根元に寝そべって葉っぱの間の空を眺めたり、とっても楽しかった。大好きだったんです。もちろんその場でもいで食べた美味しさも忘れられません。そんな私ですから、やっぱり果樹への思い入れもひとしおなのだと思います。

さあ、冷たい雨が続いた週末も明けました。新緑の輝きが本当に素晴らしい朝です。今日は張り切って、成長しすぎたノイバラの陰になってしまった場所から、フロリバンダローズのハニー・パヒュームを植え替えをしたいと思います。

サポートありがとうございます。重病に苦しむ子供たちの英国の慈善団体Roald Dahl’s Marvellous Children’s Charityに売り上げが寄付されるバラ、ロアルド・ダールを買わせていただきたいと思います。