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プランナーに「プランニングって?」を問いかけてみた

プランニングってなに?

みなさん、こんにちは。

プランニングという業務をしていると、
『プランニングって何するの?』
『プランナーって何する人?』
と聞かれることが良くあります。

プランニング=計画を立てること。立案。企画。と書いている辞書もありますね。
いろいろな場面で、様々な職種で計画したり、案を考えたり(つまり、プランニング)しているので、「じゃあ、プランニングチームって?? プランナーって??」と思うのも頷けます。
〇〇プランナーっていう肩書も多いですしね。

そこで、メンバーに『プランニングとは?』と、問いかけてみました。
(シンプルにこの問いかけだけで、各自の解釈で回答しています)

今回はそんなメンバーそれぞれの回答(+ひとこと補足)をご紹介します。

共感と行動を生むこと。

プランニングとは01

この「共感と行動」は最終的な生活者だけではなく、案件に関わるすべての人を対象としています。
個人で発信するものでもない限り、ひとつの企画が世に出るまでにはたくさんの人が関わることになります。例えばBtoB会社のプランナーであれば、まず社内の営業、得意先の担当者、得意先の営業、流通関係者、メディア関係者へと広がっていく中で、すべての人が指針とできる「共感と行動を生む」ストーリーをつくることが大事だと考えています。
ただ頭で理解できるだけではなく、感情を伴う納得(=共感)があるから、それぞれのレベルで行動につながり企画が推進していく。どれだけの人の「共感と行動」を生んで巻き込んでいけるかが、プランニングの醍醐味だと感じています。

アイディアを可視化または実現する・・・(つづく)

プランニングとは03

補足を含めて書いてみました。

企画を組み合わせ、目的に・・・(つづく)

プランニングとは05

プランニングチーム、プランナーという職種になってから日が浅く、この機会に初めて「プランニングとは?」を考えました。
企画は、一つのアイデアを具体化したもの。その企画を、目的に対して最大の成果が得られるように組み合わせることがプランニング。
例えば認知拡大、ブランディング、売り上げ拡大等の目的を達成するために、マーケティングフローに沿って、商品発売のタイミング前後で、サービスの成長フェーズに応じて等、他の企画と組み合わせ、順序を考え、相加相乗効果を得ながら、最大のパフォーマンスを発揮できる最適な組み合わせを考えるということ。

ヒトが行動する意味と動機を創り出すこと。

プランニングとは04

「理性と感情」。ヒトの行動理由は最終的にこの2つに集約されます。現在の日本ようにモノが溢れ、欲しいものはオンラインで手に入る場合は特に。
ヒトが行動する理由は、、、、他人には分かりませんw。だって本人も正確には分かってないんですから。

その本人にも分からない行動理由を、理性的な理由(=意味)と、感情的な理由(動機)との両面から創り出して、ターゲットの望ましい行動を引き起こす。これがプランニングだと思います(今は)。
使命感といったポジティブな理由もあれば、言い訳といったネガティブ?な理由もあって、それがサービスや商品によっても違えば、もちろん、ヒトによって優先度も違います。毎回、必死ですw。

世の中の必然的な関係を発見して・・・(つづく)

プランニングとは02

(残念ながらw)世の中はいろんな要素が関係しながら、成り立っています。そして時には、そんな要素同士の相互関係のほうが、要素自体よりも重要な場合もあります。そんな関係の必然性を、定量/定性の情報と社会/文化的なコンテクストにもとづきながら見つけること。そして、その関係の構造をある狙いのもとに変えてゆくこと。この2つの営為がプランニングという仕事だと思います。なので、毎回そんなにうまくはいきません。


いかがでしたか?
共感してもらえる回答や、「へぇー」と思ってもらえる回答など、何か皆さんの刺激になることができていたら幸いです。

この「〇〇に××を問うてみた件」は、また企画させていただくかもしれません。この企画でのご要望、ご希望があれば、是非コメントいただけると嬉しいです。