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選択する勇気。自らの道を選ぶ生徒

選択する意志を持つと、
自分の進む道が見えてくる。

不登校だった生徒が、集団の中に戻ることも本人の選択。

高校に入学するときに、
「もう一度頑張りたい」
と、すっと学校生活に戻れる生徒もいるし、

集団に馴染まずに、
再び学校を離れる生徒もいる。

高校で、進路相談や教育相談で、たくさんの生徒たちと、ずっと話してきて思うのは、自分で選択したことには納得する、ってこと。


再び学校に行かないことを選ぶのだって、エネルギーがいる。

選択するにはエネルギーが必要で、
エネルギーを得るには、
休息と余白が重要。

でもね、
不登校がなんとなく悪いことって空気がある。

だから、不登校の状態になると、学校に{行く・行かない}を常に選択し続けるから、エネルギーがなくなっちゃう。

エネルギーが少ないと、
できる選択肢が少ない。


例えば、こんなイメージ。

[エネルギー使用量]
[0]寝る(回復する時間)
[1] ゲーム、動画配信視聴(自分だけの時間)
[2] 親子の会話(身近な人とのコミュニケーション)
[3] お出かけする(家の外に出てみる)
[10] 友達との会話(他人とのコミュニケーション)
[50] 家で勉強する(教科書を読んでみる)
[100] 学校に行く

エネルギーの回復も仕方も、これが正解っていうことがないから、僕の場合は、その生徒と保護者と話しながら、共感(共振)するポイントを探っている。

傾聴して、
質問をして、
こんな選択肢がありそうだな。

僕の中にあるたくさんの引き出しから、探す感じなんですね。


そうだな、そうしてみよう。

そういう意志を持つことが、
エネルギーの回復の近道なのかもしれない。



周りの大人が助言があっても、
最後は、
本人が考えて納得して選択すると、
生き生きとするんだよな。

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