選択する勇気。自らの道を選ぶ生徒
選択する意志を持つと、
自分の進む道が見えてくる。
不登校だった生徒が、集団の中に戻ることも本人の選択。
高校に入学するときに、
「もう一度頑張りたい」
と、すっと学校生活に戻れる生徒もいるし、
集団に馴染まずに、
再び学校を離れる生徒もいる。
高校で、進路相談や教育相談で、たくさんの生徒たちと、ずっと話してきて思うのは、自分で選択したことには納得する、ってこと。
再び学校に行かないことを選ぶのだって、エネルギーがいる。
選択するにはエネルギーが必要で、
エネルギーを得るには、
休息と余白が重要。
でもね、
不登校がなんとなく悪いことって空気がある。
だから、不登校の状態になると、学校に{行く・行かない}を常に選択し続けるから、エネルギーがなくなっちゃう。
エネルギーが少ないと、
できる選択肢が少ない。
例えば、こんなイメージ。
エネルギーの回復も仕方も、これが正解っていうことがないから、僕の場合は、その生徒と保護者と話しながら、共感(共振)するポイントを探っている。
傾聴して、
質問をして、
こんな選択肢がありそうだな。
僕の中にあるたくさんの引き出しから、探す感じなんですね。
そうだな、そうしてみよう。
そういう意志を持つことが、
エネルギーの回復の近道なのかもしれない。
周りの大人が助言があっても、
最後は、
本人が考えて納得して選択すると、
生き生きとするんだよな。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?