子育てには絶対的な正解はないけれど、納得する解は見つかる
上の子が不登校だった期間は中学校の2年間。
今は通信制高校の3年になり、
ちょこっと補習を受けるることもあるけれど、
卒業に必要な単位を予定通りに修得している。
下の子も、
学校に行きたくないという日もあるが、
僕ら親としてのスタンスは
「行くか行かないは、
自分の心に従っていいんじゃない」
というものである。
そういうこともあって、
下の子は遅刻して登校することもあれば、休むこともある。
しかし、以前に比べて、
登校しぶりが減った。
「不登校の親」だった頃が、
少しずつ「思い出」になってきた。
子どもを甘やかしているつもりもなく、
放任しているわけでもない。
親子の適度な距離感、
お互いに心地よい距離感を見つけた感じだ。
僕ら親が子どもを叱るのは、
① 子どもが自分自身で決めたことを自分で破ったとき
② 時間のコントロールができなくなっているとき
である。
子育てには絶対の正解がない。
親が、
「学校に行かなければならない」
という価値観が強いと、
子どもの不登校は受け入れ難いし、
親の心も弱ってしまうこともある。
学校に行くことが
絶対の正解ではない
のにも関わらずだ。
子どもが不登校になると、それまでの親として持っていた「価値観」が揺らいだり、喪失したり、そんな不安定の感情を味わう。もちろん、僕もその感情を味わった。
親子ウェルカムステーションを作りたいと思ったのは、不安定なときに自分だけじゃないんだという安心できる場所が必要だったと強く感じたからだ。
それに、残念なことに、弱みに付け込むような、めっちゃ高額な不登校ビジネスもちらほらと目にする。
いや、残念だって思うのは僕の価値観と合っていないだけで、そういうビジネス的な方法を必要とする人もいるのかもしれないが。
子育てには絶対的な正解はないけれど、
納得する解は見つかる
だから、僕はウェルビーイング的な視点で、親子が安心できる居場所を作って、子育てに納得して、親子が笑顔になる未来を作りたいんだよね。
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