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親子ウェルカムステーションを作りたい 〜不登校の親子が頼っても良い場所〜

不登校の児童生徒が
10年連続で増加しています。

ゆとり教育が終わったのが2011年。
そして、脱ゆとり教育がスタートしたのは2012年。

SNSの発達、経済状況の変化など、不登校の増加は、さまざまな要因があるとは思いますが、学校生活のゆとりが減ってしまったことも、一因にあると考えられます。

さらに、
2020年のコロナ禍による臨時休校。

学校生活でも、三密を避けることを徹底することが、基礎学力の定着に課題が生じました。
もちろん、人間関係形成にも。

不登校児童生徒数の推移

不登校を死語にしてもいい。

不登校の親としての経験から、
僕は、不登校は学校に行かない状態だけであって、
良し悪しはない、
と思うようになりました。

学校に行くこと
学校に行かないこと
どちらも、子どもの選択肢の一つ。

学びたい場所が学校でなくてもいいんですよね。

もちろん、僕自身は、現役の高校教師なので、
学校での取り組みも大切にしています。

不登校は、
子どもだけではなく、
その親も《困った状態》になるんですね。

「どこで子育てを間違ったのか」

「子どもが学校に行かないなら、
 自分が親だから何とかしなければ」


僕自身、
「自分の子だから」
と抱え込んでいたんです。

僕が参加している不登校の親の会でも、
こんな話がありました。

── 日中、不登校の子どもを連れて、
   児童会館に行くと、
   学校に行かないの?
   というような圧力があって、
   利用を断念した ──

不登校の親子が、
自宅でも学校でもない場所で、
遊んだり学んだりする場所が必要です。

子どもだけでなく、
親のエネルギーが回復すると、
子どもをサポートする元気につながります。

親だって、誰かに頼る場所があったらいい。
今は、本当にそう思います。

僕の今の願いは、
親子が安心して過ごせる居場所を作ること。

そして、大きな目標は、
不登校に関心のある皆さんと共に、
子どもたちが自分らしくいられる社会を
築いていきたいと思います。


◇クラウドファンディングに初挑戦

CAMPFIRE for Social Good
募集期間:2024年2月12日〜3月15日

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