自己紹介

自己紹介をやっていこうかと思います。自己紹介の文章を見れば、なんとなくその人の人となりみたいなものが判断しやすいような気がします。Twitterとかなんかだとあんまり文章が短いものだからそこのところが分かりにくい。このnoteを読んでくれた人が、俺がどういう人間なのか知っていただければ幸いでございますが、これも俺が書きたくて書いているだけなので、あんまり人に向けた文章という類のものでもないかもしれない。ただの自己満足みたいなところがあります。あんまり肩ひじ張らずにだらだらと書いている雑記なので拙い表現や誤字脱字等あると思いますが、適当に流し読みしてご勘弁ください。


境涯

海沿いの町で、風が強い。雪はそこそこ。新潟県にあるさほど賑わっていないその町が俺のホームタウン。映画館もなければゲームセンターもない。国道沿いのチェーン店と駅前の寂れた商店街と開けた田んぼだけがある典型的な半田舎でした。
どこにでもあるありふれた家庭で、当たり前のように両親からの愛を受け、ひとまず二つ目あたりの自我が芽生える小学二年生辺りが連続した俺としての最古の記憶。それより前は、散れぢれになって断片的にしか思い出せません。その頃ちょうど友人に誘われてバスケットボールを始めました。小学二年生から高校二年生までバスケットをしていたので、結構なスポーツマンという環境に身を置いています。喧しい人が多かった。
そんな環境にいたので俺も朱に交わってやればよかったのですが、生まれたときから根っこのところがひん曲がっているんでしょう。足の速い集団の中にいるなんか陰気な足の遅い奴でも勝てる変な遊びばっかり考え付くへその曲がった少年でした。俺自身ひょうきんもので友人とも仲が良かったのですがその割にシャイだったもので内弁慶がひどい。麦わら海賊団の前でだけひょうきんもののウソップのような感じです。あれほど陽気ではありませんが。見知らぬ人には「あ、どうも……。ウス」みたいな反応をするウソップなんて見たくないな。傍から見れば本当に変な奴だなあ、キモいなあと思われていたと思います。小学生の頃、同級の女の子に言われたキモイって言葉は未だトラウマとしてしっかり胸の内に刻み込まれています。あれは人を傷つけるための言葉です。むやみに人に、まして幼い子供には本当に言っちゃいけない。自己肯定感が地に落ちた最悪な人間が誕生します。
そんな様子で小中学を過ごし、ちょっとばかし勉強が出来たから「受験は団体戦!」と毎年国公立に合格した人数を貼りだす自称進学校と呼ばれるような高校に行きました。地方にある唯一の進学に重きを置いている学校なため、痴呆の老人たちは両手をあげて孫の合格をお祝いします。そして小中学の頃バスケットをやっていた友人はほとんど別の高校に行きました。新しい高校でできた友人は肌に合うような思想の人間ばかりだったので非常にウマが合った。今でも交友が続いている大切な友人です。おそらく、生涯で一番楽しかった時期になるのだろうと思う。死ぬ間際に想うことの一つになるだろうと思う。何かになりたかったけど、ひとまず勉学をするしかない高校最後の一年間、受験期間にみんなと馬鹿をするのは楽しかった。
そんでもって高校を卒業し地方の国立の理系へ進学する。そしてどうしようもない四年間を送りました。最初の頃こそ、キャンパスライフを謳歌しようと思っていた俺は学科の人間全員に声を掛けていくのだけれど、あんまし面白いヤツがいないと思った。結果、数人の友人と落ち着くのだけれど、しばらくして友人に、入学当初は俺が宗教勧誘をしているんじゃないか、という噂があったことを告げられる。難しいもんだなあと思った。結局、大学生活では友人を作って遊びに行くということも少なく、高校の頃の友人とゲームをしながら通話をするというインターネット陰キャオタクとしての日々を送った。まあ本懐である。そして小説を読み始め、書き始めたりした。
大学四年の六月、全部嫌になった。なので、全部やめた。就活も、研究室も、バイトも、恋人も、帰省も、全部やめました。そして小説を書くことだけにしました。おかげさまで、そんなに良い会社には入れません。入る気もあんまりありませんでした。もう生きていく上での軸が小説を書くことみたいになってしまっていたのでそれ以外が全部どうでもいい感じになりました。
今社会人一年目を送っています。この先どうなるんだろうな、と思っています。

小説

もとより小説が好きでした。というより、だいたいフィクションが好きなので小説もその一部でしかありません。
小学生の頃にハリーポッターとか、守り人シリーズを読んだりしてました。
中学生の頃はなんだか分厚い本を読むのがカッコイイぞ、と思っていたので、読書をするために設けられた朝の時間にせっせとそれを読んでいました。刑事ものとか、推理ものとか。あんまり面白かったとか楽しかったとかいう記憶はないけれど、母に貸してもらって読んだ海辺のカフカの上巻だけはよく覚えている。マスターベーションってなんだろうな、とか思ったりした。
中学生の終わりの頃、よくアニメを見ていた時期に森見登美彦原作の『有頂天家族』を見て、あまりの面白さに絶句した俺は森見登美彦の本を買い漁った。高校の頃は、そうして森見登美彦を読む。
大学に入ってからは、小説を書こうという気があったので、まずは色んな作品を読もうと思った。しかし、小説ってのは面白くないものも多い。嫌いな作家がどんどん増えていき、好みは偏っていく。村上春樹とか、筒井康隆とか、太宰治とか、町田康とかを読むようになっていきます。Twitterに載せた俗っぽいハッシュタグも載せておきます。X(旧Twitter)と書くのが面倒で、つい慣れたTwitterと書いてしまうけれど、何か作為があって頑なにXと書かない思想の強い人のようになってしまう風潮が嫌だ。

#名刺代わりの小説10選

読むことと書くことは違うけれど、書くことになったきっかけもちょっと書きます。高校の頃から何かになりたかった俺はオタクなら誰でも通るであろう絵の練習を始めた。そして何者にもなれないものすべからく途中で投げ出します。他にもダンスをしてみようと思ったり、某ニコニコ動画に触発されて定規で演奏を試みようとしてみたり。凝り性ではあったけれども同時に飽き性でもあった俺はなんでも長続きしません。しかしまあ出会いというものは人を変えるものらしい。友人の友人に素晴らしく絵が上手いと噂の奴がいた。所詮絵が上手いつったって、その辺にいる絵が上手いってレベルだろ、と斜に構えた俺は彼の絵を見てびっくりしました。とってもうまい。笑いしか出てこないくらい上手かった。俺が追い求めいためちゃんこキュートな二次元美少女がそこにいた。その時初めて絵って人間が描いているんだなって思った。そうして創作意欲が刺激された奴は俺だけではなく、まあ周りの友人も触発されて皆一様に何かをしたいという想いに駆られていた。絵を描くやつ、音楽をする奴。そんで手軽だからと小説を書くやつ。たいていの奴らがとっつきやすいからと着目した創作が小説だった。受験生だから、授業中に寝るのはいかんよな、ということで眠った人間には罰ゲームとして創作が課される遊びをして、結果的に誰も眠らなかったため四対三のチーム分けをしてテストの合計点数が低かった方が創作をしようというルールに落ち着く。そんなルールなのに人数不利があるチームに降られた俺は(結局全員書いたような気がする)、もちろん勝負に敗北して小説を書く。そしてそれが、結構楽しかった。俺が中学の頃から尊敬する友人にも、お前のが一番小説っぽかったと言われ、図に乗る。何かを始めたいと思っていた俺は、大学に入ったら小説を書こうとおもった、ほんのちっちゃなお話です。小説の話から大分逸れてしまった気がする。

バスケ

小学二年生からバスケを始めました。ミニバスというやつです。最初の頃はシュートが出来るようになった、とかワイワイ楽しくやっていたのですが、小学四年生のあたりから父親がコーチをすることになります。なまじチームには運動神経の良い人が多かったため、試合で勝てます。保護者も熱中して合宿だとか県外遠征だとか色々ありました。楽しかったには楽しかったのですが、俺は運動神経が悪いので試合にもあまり出られませんし、出たところでミスが多いので観客席から保護者たちのため息が聞こえます。バスケットが嫌いになりました。そりゃそう。バスケ部の友人と遊ぶのは楽しかったのですが、それは別にバスケでなくてもよかった。でも、一人でシュート練習をしている時は楽しかった。身長が高かったので強制的にセンターのポジションをさせられました。俺は遠くからシュートを打つのが好きだったんだけどな……。
惰性で中学も高校も続けます。でもまあ高校は二年生のとき、先輩が引退すると同時に顧問の先生と喧嘩をして辞めました。よくあるやつです。そして演劇部で照明をしないかと誘われて友人も増えた。
BリーグとかNBAを見るわけではありませんが、世界選手権とかオリンピックとかは見ます。あとたまに、八村や渡邊、富永の切り抜きがyoutubeで流れてくるので見ている。それくらい。

アニメ

中学生の部活が終わったころ、暇だった俺はアニメを見始めた。バスケ部はオタクに厳しく、アニメなんか見ていると知れたら俺は勘当です。オタクバレが怖く信念がなかった俺はこそこそアニメを見ていた。
『Charlotte』あたりがおそらく俺のアニメ史の一歩目。どうだろう、もう忘れてしまったけど『干物妹!うまるちゃん』とかその辺り。色んなアニメを見たけど『有頂天家族』『氷菓』『STEINS;GATE』あたりがお気に入りです。あと『ご注文はうさぎですか?』

ご注文はうさぎですか?

大好きな作品です。中学三年生の時にこの作品に出会い、とっても人生が変わりました。いわゆる萌えという概念に出会いまして、俺自身オタク気質なところがあったので作品への傾倒を惜しまなかった。原作を読んだり、Blu-rayを買ったり、キャラクターソングを聞き漁ったり、と一般的なオタクをしています。ちょっとこの作品について語りだすときりがないので、やめておきます。毎月きららMAXを読んで感想を垂れ流すだけのTwitterアカウントがあるので、それはそこで吐き出すことにします。兎に角、俺はこの作品が馬鹿げたくらい好きです。

音楽

思いついた順番に書いています。物事の順序に作為などはありません。
音楽を聴くようになったのは、高校二年生くらいからでしょうか。それまではあんまり音楽を聴くことに興味が持てなかった。良い曲だな~、と思っても、別にそれ以上聴かない。ごちうさの楽曲は聞いていたけれど、音楽を音楽として聴くことはほとんどなかった。
きっかけは40mPの『恋愛裁判』でした。バスケ部の仲間とゲーセンに行って音ゲーをしていた俺は、初めてボーカロイド文化というものに触れる。ボカロに詳しい友人がいたので、そこからはもう転げ落ちるようにボカロの沼へ落ちていった。週刊ボーカロイドランキングを見ながら、もう既に枯れた井戸であるインターネットミュージックから好きな楽曲を発掘する楽しみ。個人的にボカロが最も衰退していた時期だと思う。ナユタン星人が頑張っていたころ。再興の兆しが見えていたころでしょうか。『シャルル』とかが流行る手前の頃です。
ピノキオピー、Orangestar、ナユタン星人、n-buna、いよわとか好きです。他にも好きなボカロPや楽曲は沢山あります。『Tell Your World』とか。
そしてボカロを聴き始めたのをきっかけに、邦楽も聴くようになりました。『僕だけがいない街』の『Re:Re:』と『四畳半神話大系』の『迷子犬と雨のビート』を同じアーティストがしていると知って、ASIAN KUNG-FU GENERATIONのファンになりました。その頃はちょうどサブスクリプションサービスがまだギリギリ浸透しているか位の頃だったので、CDを借りて音源を取り込んでいた。それが音楽を聴くメインの手段としての世代なのは俺みたいなのが最後なのかもしれない。
ヨルシカ、米津玄師、サカナクション、Official髭男dismが好きです。
あとまあ、音楽関連としてはほんのちょっと、ほんのちょっとだけウクレレが弾けます。大学の先輩からもらったのがまだ自宅にあります。

漫画

漫画もよく読みます。主にジャンプ系列を読んでいる。『僕のヒーローアカデミア』が始まった頃に読み始めているので、だいたい十年くらい読んでいる。『暗号学園のいろは』、終わらないでくれ。他にも過去の漫画などはゼブラックで読んだりとか漫画喫茶で読んだりした。色んな漫画が好きだけれど、一番好きな漫画を訊かれたら『スラムダンク』かもしれない。父親の影響を受けているのが癪なような気がするが、小学生の頃に入れ込んで何十回と読み直したものだ。もう一度読み直したい。ジャンプ系列でないものだと、『宇宙兄弟』『BEASTARS』とか好きです。

映画

大学の頃は小説や漫画ばかり読んで映画をあまり見なかったのだけれど、社会人になって65inchのモニターを購入してから映画を見るようになった。主に洋画。日本人が演技をしているのは、何かちょっと苦手です。また同様に、吹き替えもちょっと苦手だ。外国人が日本語を喋っているのに違和感がる。本当は、その言語が分かればいいのにな、と思う。楽しみが半減とまでいかなくてももっと楽しめるはずなのだ。でも、それはそれで日本の映画を見るときのようにちょっと苦手だと思ってしまうのだろうか。そんなジレンマを抱えて洋画を見ています。あと、海外小説を読まない理由もそんな感じです。それと洋画のクソ日本語訳のせいで友人におススメの映画を訊かれたときに『最強の二人』とか口に出すのがちょっと恥ずかしいところが気に食わないこと以外洋画は好きです。
今年から映画を見始めて、一つ気づいたことがありました。ヒューマンドラマと呼ばれるジャンルが好きかもしれない。あんまり何も起こらない映画が好きなんですよ。『バグダッド・カフェ』とか『幸せなひとりぼっち』とか『ニュー・シネマ・パラダイス』とか。そういうゆったり見れる映画が好きだなあと思っています。家で映画を見るのが好きなので。映画館で見ると、疲れる。
小さな頃からジブリがあった。ジブリ、というより『千と千尋の神隠し』、『ハウルの動く城』。家にジブリのDVDがあり、『魔女の宅急便』とか『崖の上のポニョ』とか。他にも『トイ・ストーリー』、『ファインディング・ニモ』とか。それでも、とにかく最初に挙げた二作品をとにかく見ていた気がする。俺はああいった類のファンタジーが大好きなのだ。なので、『君たちはどう生きるか』も滅茶苦茶楽しませて見させていただきました。キリコが謎の炎の円環で眞人を助けるところとか、朽ちた船とか、下の世界、とか訳のわからないシステムがたくさん出てくるところでテンション爆あがりだった。コレコレェ! と叫びながら見ていた。村上春樹とか森見登美彦とか好きなのはそういう共通点もあるんだろうなと思う。

好きな食べ物

書くことがなくなってきた。フィクションについて語ってしまったら後に話せるものなんて限りある。とりあえず好きな食べ物でも羅列する。好きな食べ物がない自己紹介など自己紹介に非ず、だからだ。
寿司、ピザ、ラーメン、そば、天ぷら、りんご、きゅうりの塩漬け、チョコ、煮卵、たらこスパゲッティ(クリーム感の強くないやつ)、ウイスキー、蟹、コーヒー牛乳、CCレモン、ソルティライチ、etc……
きりがない。嫌いな食べ物はきのこです。小学校で俺のきのこ嫌いは有名でした。



こんなもんでしょうか。あんまり自分のことを書くというよりかは、自分の好きなものとその関係を書くような内容になってしまった。ちょっと楽しかったのでキーボードが乗って結構長い記事になりました。雑に〆ます。
それでは・・・・・・


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