最近の記事

朝と躁鬱、人恋しさ

よく分からない悪夢みたいなものだった。昨晩、色んなことで沈んだ気持ちになっていた俺は本当に辛かったです。 道行く人をみな信念が無さそうだと馬鹿にして、そんな自分に嫌気がさして何者にもなれない俺を疎む。一丁前に他人を蔑視するから自分をそうするのも上手になっていく。本を読まなきゃダメなんだ。町田康も言っていた。インプットが、俺は今、圧倒的に足りていない。自分の中で、文章の核というか幅、語彙みたいなものがどんどんと瘦せ細っていくのを感じる。 妙な人恋しさみたいなものに駆られて自

    • 日記20240414

      目が覚めてからは二日酔いに悩まされていた。頭が痛い。そういえば昨日友人が花見に誘ってくれていたけれど、こんな具合ではいけない。 もうずっとこんな風なんだ。プチののりしおポテトは美味い。 小説を書かないといけない。今日、コーヒーとラムネを食いながら頭がゾーンに入っていたけれど、あんな感じなら書きあげられる気がする。小さな頃、小学校とかで作文とか感想文とか書かされていた時に、どれだけの文章を書けば終わりまでつじつまが合うかみたいなの計算して手が動くよりも早く頭を使って思考を回して

      • 日記20240412

        日記を書く。主題なんかも決めずに、ダラダラと。これからちょくちょく日記を書いていこうかと思った。何が起こったかではなくて何を思ったのかを書き連ねていくごく個人的な日記作業。物語とは別に存在する文学性を知っているから、と知った風な口を叩いてみるけれど、実のところただ文章が書きたいからってだけに過ぎないしそんな大層なことも考えていない。ただの青い叫びをそれがまだ青いうちに記しておきたいと思った。 今日一日小説のことを考えたり、書いたりしていた。俺はこれを趣味だと思っていたけれど

        • 小説における多岐の自分とその距離について

          文章表現がメインの表現手段である小説において。文章表現程作者と読者の距離が近いものもあんまりないと思う。他の媒体を考えてみるけれど、漫画も、アニメも、映画も、ドラマも、作者と読者の距離が遠いことはもちろん、作者と登場人物の距離もかなり遠い。映画やドラマなんてその最たる例で、監督と役者は別人だけれど、漫画やアニメは一応書いた人ってのと書かれたキャラってのがいる(アニメも監督がいるにせよ)。作者と登場人物の距離が遠い=作者と読者の距離が遠い。キャラクターという媒介を経ているからだ

        朝と躁鬱、人恋しさ

          夢日記

          演劇を見ていた。かなり大きいホールで、映画館のようなところ。劇場はかなり暗くて、舞台の上しかまるで見えない。明かりと暗がりの境がスクリーンのようになっている。演劇なんて普段見ないのだけれど、見て思ったことがずっと定点だということ。どういう技術を使っているのか、常に部屋の角から斜めに俯瞰しているような画で進行していく。最初にバッと暗くなって、二人の男が旅館の部屋に連れていかれて「よう帰って来たな」とか何とか言われているところから始まった。そして場面転換。内容自体はよく覚えていな

          想像力はオイル

          想像力は老います。老いてないので分からんけど。 ノートでも書くかあと思って書き始めている。最近思ったのが、創作者の創作者たらしめる創造的期間のこと。これは何回も言及しているんだけど、いわゆる創造的人生の持ち時間について。俺はまだ想像力が老いたと感じたことがない。全盛期です。自分の考えにぷっと笑うこともあれば感心することもあるしこんなこと中々思いつかんよなあということを思いついているという自覚もある。それで、都度思うことをメモしているわけだけど、こういったものはTwitterと

          想像力はオイル

          春の匂い

          春の匂いがしてきた。久しぶりにノートを書く。エッセイなんてのは、もっと気軽にあるべきもので、俺ももっと文章に触れんといかんな。 社会人一年目がオワタ。よく続いたもんだ。社会人になって減ったことと言えば読書の時間。得たものなんて何もない。失ったものだけ。映画を観ることは意識的に増やしたけれど、読書は減った。受動的になっているので、本当によくない。文章を読んで、書いて、読まなければいけない。といっても、小説って面白い物すくねえんだよな。皆さんどうやってdigってらっしゃるの? 最

          春の匂い

          『シャーロック・ホームズの凱旋』を読んだ

          『シャーロック・ホームズの凱旋』を読んだ。感想を書いていこうと思う。ネタバレがあるので未読の読者は避けてくれたまえ。 かなり面白い作品だった。久しぶりに時間を忘れて読むという体験をさせてくれた作品だった。というのも、森見登美彦の直近の作品『四畳半タイムマシンブルース』は過去の大学生ものの焼きまわしで正直言い回しや文章のキレが全然ないように思えた。自己模倣だけはしちゃならんな、とまあそんなことを思った。『熱帯』もわけわかんなくなって袋小路になっている。恐らく森見登美彦も何が何だ

          『シャーロック・ホームズの凱旋』を読んだ

          『フェイブルマンズ』を観た。

          普段こうして長文というか文章ばった形式で感想を書くことはないのだけれど、時間もあるしやってみようと思う。こうして何かを観たり読んだりしたことを記しておくのはとても大切なことだと思ったからだ。アウトプットすることで、俺がそれを通して何を思ったのか言語化できる部分があると思う。なんとなく良かったな、と思うのではなく、ここがこうでこうだったから良かったんだと思えるようになりたい。 『フェイブルマンズ』面白い映画だった。面白くない映画もあるから、面白い映画を見たときは嬉しい。 この作

          『フェイブルマンズ』を観た。

          昔のお前には戻れない

          感情が高ぶったので、書く。きっかけは少しn-bunaのyoutubeのラジオのようなものを聞いたこと。 n-bunaの最高傑作は言うまでもなく『花と水飴、最終電車』です。誰が何と言おうとこれはゆるぎない事実。たとい方向性の違いとかベクトル云々、確かに『月を歩いている』も良いし、『だから僕は音楽を辞めた』もとても良い。しかし、n-bunaの最高傑作は『花と水飴、最終電車』と言い切ることができる。 最近のn-bunaの曲も良い。直近だと『晴る』。ちょっと遡るが『又三郎』なんかも大

          昔のお前には戻れない

          『けいおん!』を見た。

          『けいおん!』を見ました。一期と二期。仕事終わりに酒を飲みながら一話か二話ずつ消費していく。初めて見るわけではなかったが、最後に見たのが中学三年生とかなので、まあ所見と言っても差し支えはない。 その頃に見た印象と、今見る印象ではかなり違うものがある。中学生の俺には分からない、未だ体験したことのない高校生活だったから自らにあてはめたり空想することが難しかったのだけれど、今ではそれはもう俺を通り過ぎていった遺失物なので胸が軋むくらいよく分る。 『けいおん!』は本当に良いアニメだっ

          『けいおん!』を見た。

          自己紹介

          自己紹介をやっていこうかと思います。自己紹介の文章を見れば、なんとなくその人の人となりみたいなものが判断しやすいような気がします。Twitterとかなんかだとあんまり文章が短いものだからそこのところが分かりにくい。このnoteを読んでくれた人が、俺がどういう人間なのか知っていただければ幸いでございますが、これも俺が書きたくて書いているだけなので、あんまり人に向けた文章という類のものでもないかもしれない。ただの自己満足みたいなところがあります。あんまり肩ひじ張らずにだらだらと書

          自己紹介