夢日記

演劇を見ていた。かなり大きいホールで、映画館のようなところ。劇場はかなり暗くて、舞台の上しかまるで見えない。明かりと暗がりの境がスクリーンのようになっている。演劇なんて普段見ないのだけれど、見て思ったことがずっと定点だということ。どういう技術を使っているのか、常に部屋の角から斜めに俯瞰しているような画で進行していく。最初にバッと暗くなって、二人の男が旅館の部屋に連れていかれて「よう帰って来たな」とか何とか言われているところから始まった。そして場面転換。内容自体はよく覚えていないけれど、要約するとタイムマシーンを手に入れてしまった大学生二人が……というものだった気がする。何らかの経緯でタイムマシーンをヤクザから奪うんだけど、結局タイムパラドックスが怖かったりで使えないという話。タイムマシンを扱う作品でタイムマシンを使わないという選択肢を初めて見たと思った。それで云云かんぬん物語は進んでいき、結局ヤクザにタイムマシンを返す。謝れば許してくれるだろう、とヤクザのところに戻ったのが冒頭のシーン。のこぎりみたいなので拷問されながら殺される。のか? と思わせて終了なのだが、最後に部屋の隅にクローズアップして、主要人物以外の二人もそこで殺されているんだろうという描写、そこに生首があるような描写で終了する。俺はクライマックスの辺りで席を立ちそうになって、人影みたいなものを認知して初めてそこで演劇だと気づいたんじゃないかな。本当に暗かった。
そして、そんな夢を見たと友人に話そうとしている夢も見た。車で長い山の坂道を下っており、行きで来たときよりも短く感じるなあ、山の森の中でさっきの演劇の話すると怖いよなあ、と思って開けた場所に出てから話をしようとすると、車は線路に上にある。友人に運転を任せていた俺は、すぐに止まらせたのだけれど、前からは電車が。ぶつかるけど幸い大きなことにはいたらず。九百円くらいで車が治るということが判明して落ち着いた。そこにいた保険屋か列車の管理者だかがかなり機嫌を悪くしていた。胸ぐらどつかれたもん。そんでまた次は別の友人に任せて走り出したかと思うと、再び壁にぶつかる事故。おいおい、俺が運転する、と言うと、友人たちは呆れかえって小言と悪口を吐いている。不思議だったのが、その友人たちが大学時代のそこまで仲が良くない人間、友達の友達だけれどあまり気に食わない人たちだった。俺の運転になったけれど、向こうから来る車にぶつかりそうになって、米津玄師が邪魔してきて、結局たくさんの米津玄師を轢くことになる。そういうステージだったらしい。
また場面は変わり職場へ。職場に勤める女性が猫カフェにしたいな、というので職場を猫カフェに。楽しかった。

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