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「ネットワーク・サーバー室」とはCC2のインフラ屋です

みなさん、こんにちは開発支援課マネージャーの「樫野」です。

今回は「開発支援課」の「ネットワーク・サーバー室」について紹介します。

■「ネットワーク・サーバー室」の紹介
名前の通り「ネットワーク」関連と「サーバー」関連の運用管理がメインの仕事となる部署ですが、最近では「クラウド環境」も扱っています。
簡単にいうとサイバーコネクトツーのインフラ屋で、ゲーム開発環境を支えている重要な部署になります。

■ネットワーク系の業務
まず「ネットワーク」関連ですが、社内にあるPCやサーバーなどが接続される社内ネットワークとインターネット回線の構成を考えて社内ネットワークを構築し、毎日ネットワークの通信に問題が無いか監視して、ネットワークが混雑しないように対応しています。まぁ、道路で言うと交通状況を監視して車の渋滞が起きていたら解消する様に交通整理するみたいな感じのお仕事です。

我々は社内ネットワークの警察なのかもしれません

ゲーム開発で扱うデータは大容量だったり、大量のファイルだったりするので、ネットワークの通信量もそれに合わせて多くなり、社内のネットワークは結構な頻度で混雑しがちです。
多くのスタッフにより数十GBのファイルをコピーしたり、数万ファイルのデータを更新したりという作業が日々行われているので仕方ないですね。

「ネットが遅い」とか「○○にアクセスできない」といったトラブルに対応するため、原因となっている部分を探し出し、解消または回避できる方法を見つける仕事なので、とにかくいろいろな事を調べている時間が多いです。

いろいろ調べている時間がほとんど……

■サーバー系の業務
「サーバー」関連では、サーバールーム(社内)に設置しているファイルサーバー、Webサーバー(各種サービスあり)、認証サーバー等の運用管理と、それらのサーバーのアカウントの管理やアクセス権の管理をしています。
業務で必要と依頼を受ければ新しいサーバーを立てて運用管理しますし、古くなったサーバーから新しいサーバーへの移行などの保守も行っています。

今までは社内にサーバーを幾つも立てて運用してきましたが、最近では会社外にあるデータセンターのサーバーを利用したり、クラウド上のサービスを利用したりすることも増えてきています。ゲームの開発が大規模化し、外部の協力会社様と一緒に開発を行うようになり、すべてのサーバーが社内にあると逆に不便になって来た為です。

時代が変わると管理の方法も変わってきます

どのようなサーバーでもアクセスするにはアカウント(ユーザー名とパスワード)が必要なので、サーバーへのアクセスが必要なスタッフにはアカウントの発行をします。そして、どこまでのアクセスを許可するのか決める、アクセス権限も設定します。

セキュリティ関する部分は「ネットワーク」と「サーバー」の両面から対応する必要があるので、ひとつの部署内でその両方を見ることが出来るのは効率が良いと思っています。
そのかわり「ネットワーク」と「サーバー」の両方の知識が必要になるので大変ですが、トラブル対応を行う際にはその両方の知識が強力な武器になっています。

■その他の業務
「ネットワーク・サーバー室」では他に Microsoft 365 や Adobe Creative Cloud などのクラウドサービスのライセンス管理も行っています。
パッケージ版のアプリケーションのライセンス管理やクラウドサービスのライセンス管理は「PCサポート室」と共同で運用管理していて、PCのセットアップ作業も手伝ったりします。

「ネットワーク・サーバー室」や「PCサポート室」と名前は分かれていますが、「開発支援課」として各室が共同で行っている仕事も多いのです。

次は「PCサポート室」の業務内容について詳しく紹介していきたいと思います。

サイバーコネクトツー福岡本社 開発支援課
樫野