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現役の精神科医T先生が語る!寝つきが悪い時の対処法

こんにちは!株式会社メンサポです。
メンサポマガジンとして配信している精神科医T先生シリーズ。
今回は,part4ということで、『寝つきが悪いときはどうする?』について不眠に関するインタビューをしてみました。
目次以下が精神科医T先生からのメッセージです。是非、ご確認下さい!!


眠るための準備

みなさんは眠れないときにどのような対処をしているでしょうか。「眠れるまでベッドにいる」「眠くなるまでベッドでスマホを操作している」という人も多いかもしれませんね。
実は、この対応は逆効果であることがわかっています。
人間の脳は、夜ベッドに入って眠る体験を繰り返すことで「ベッドは眠る場所である」と学習していきます。いわゆる条件反射です。すると、夜ベッドに入ると自然に「眠気が訪れる」ようになるのです。
しかし、ベッドの中で眠る以外のことをすると、脳は次第に「ベッドはスマホを操作する場所」「ベッドはテレビを見る場所」と認識するようになります。そうすると、当然ながらベッドに入っても眠気はやってきません。

眠れないときの対処法

眠れないときは思い切ってベッドから出てしまいましょう。ベッドの外で読書をしたり飲み物を飲んだりして、眠気がさしたらベッドに戻ればいいのです。「それでは睡眠不足になってしまうのでは?」と思われるかもしれませんが、1-2日の不眠で健康を害することはまずありません。睡眠習慣を見直して、不眠を解消することを優先しましょう。
睡眠に関するヒントとして、厚生労働省から「健康づくりのための睡眠指針2014」が示されています。ご興味のあるかたは、ぜひ検索してみてください。

健康づくりのための睡眠指針2014 ~睡眠12箇条~

1.良い睡眠で、からだもこころも健康に。
2.適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。
3.良い睡眠は、生活習慣病予防につながります。
4.睡眠による休養感は、こころの健康に重要です。
5.年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を。
6.良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。
7.若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ。
8.勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。
9.熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠。
10.眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない。
11.いつもと違う睡眠には、要注意。
12.眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を。

厚生労働省「健康づくりのための睡眠指針2014」より引用

(参照)HPの紹介

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