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「子犬?それとも妖精?」路地裏にいきなり現れた猫ちゃん、モフモフすぎて別の生き物と間違えられる

路地や路地裏は地元住民の生活にとって欠かせない道である一方、外から来た人にとっては喧騒から離れた静かな落ち着いた場所で、懐かしい情緒あふれる風景が広がっていたり、予期せぬ出会いが待っていたりすることもあります。

SNSのXでは最近話題になっていたのは、広島県のとある路地裏で撮影された一枚の写真でした。

奥に何か…いるッ!(写真提供:かめさん)

レトロな雰囲気が漂う入り組んだ小路の奥から、こちら側を見つめている一匹の動物。四角っぽい顔の形やモコモコした毛並みを見ると、小型犬やキャラクターのようにも感じられる風貌ですが、実はれっきとした猫ちゃん。

身体を半分だけ隠したまま覗いている姿から、カメラの方を警戒している様子が伝わってきますが、その顔にはちょっぴり好奇心が滲んでいるようでもあり、何とも言えない表情が印象的。猫ちゃんの後ろからは路地裏を照らす明るい光が差し込んでいて、まるでスポットライトが当たっているかのような光景です。

この写真を撮影者さんがSNSのXに投稿したところ、6.8万件を超える”いいね”が付くほどの大反響。写真を見たユーザーからは「めちゃモフモフしてる」「子犬かと思った」「路地裏の妖精」「めちゃくちゃ面白い顔してる」など、たくさんのメッセージが寄せられて大きな話題となっています。

レトロな風景や個性的な猫ちゃんの存在がとても味わい深い写真ですが、どのようなシチュエーションで撮影されたものなのでしょうか。撮影者さん本人に話を聞いてみると、この日は広島県の海に面した町を訪れていて、路地裏を歩きながら写真を撮っていたと言います。

すると突然、視界に入ってきたのが例の猫ちゃんで、「『なんか可愛いの来た…!』という感じでした。」と目撃当時の様子を振り返る撮影者さん。

何か言いたげな表情

あまりにもモフモフしているため、カメラを構えた時は子犬だろうと思っていたそうですが、後から写真を見返した時に初めて猫だと分かったのだそう。

と言うのも、この時、猫ちゃんが姿を見せていたのは僅かな時間。

最初は「まだ逃げないだろう」と思ってのんびり写真を撮っていたら、近づく前に奥の方へと逃げてしまったのだそうで、この後、撮影者さんは路地の奥にある角を曲がって猫ちゃんを探してみたものの、再び会えることはありませんでした。こつ然と現れて姿を消した身のこなしと言い、見た目の独特さと言い、まさに幻のような猫ちゃんだったようです。

このユニークな写真を撮影したのは、路地裏や階段、商店街などを撮影してSNSのXに投稿している「かめ(@kame__0877)」さん。今回のように入り組んだ小道を歩いていると、物陰から猫ちゃんにチラ見されることは時々あることなのだそうで、インタビューの際に以前出会った猫ちゃんたちの写真も見せてくれました。

見かけない人間がやって来たニャ
まるで屋外ニャルソック


取材協力:かめ(@kame__0877)さん
記事転載元:https://cat-press.com/cat-photos/rojiura-cat-like-puppy

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