見出し画像

いま子育てが心配で仕方ないあなたへ

子育てを始めたとき、私もずっと、不安でした。
自分に子育てができるのか。

こんなに自分がまだ未熟で、子育てよりやりたいこともあって、
わがままで、人生こじれてて、私がこの子を育てたら、
この子は将来どうなってしまうんだろう。


私みたいな、皮肉屋でどうしようもない子供が育つんじゃないか、
下手すると犯罪者になったらどうしよう。

交番の前で、指名手配犯の写真を見るたびに、すごく不安になり、顔をそむけたくなりました。


おおげさな・・・そう、でも、何もかもが初めてで、
しかも自己肯定感の低いままの子育てをしていたから、
当時は本気で怖かったです。


生きていくこと、子育てすること、子供の将来、すべてが怖かったです。


いつも、人と比べていました。


息子は、人より寝ない子でした。とてもとてもつらかった。

私も寝不足で、私が倒れてしまうのではないかといつも不安。


息子は、寝返りも遅かった、顔は湿疹だらけ。

それもすべて、母親である私がいたらないからだ、
そんな風に感じて、息子を見るたびに、
責められている気分でした。


こんなお母さんがいたら、私は今伝えたいです。


子育ては不安があって当たり前。

「お母さんが不安だと、子供も不安定になる」って、言うよね。

いや、確かにそうなんだけど、その言葉すら、私には重荷だった。


「不安になってはいけない。
子供の将来のために、私が不安でいちゃいけない。」
ずっと、重荷だった。


でも、お母さんは、お母さんとして初めてのことがたくさん。

不安がないほうがおかしいのでは?
(特に核家族が多くて、周りに子育ての見本がいないしね)


不安を持つことも、心配しちゃうことも、
人と比べちゃうことも、まずは普通のこと、
と思って受け入れよう。


その先に、不安を解消する未来がある。


私の場合、不安を解消してくれたのは、
他でもない、子供自身でした。

人と比べても何の意味もない、と、人生観を変えてくれたのは、
他でもない、子供自身でした。


息子が、人とは違うペースでも、
いろんなことができるようになりました。


ハイハイができた、一人でトイレに行けるようになった、
泣きべそかいてた子が、友達と喧嘩できた、
人の目を気にせず、自由に生きている


いろんなことを目の当たりにするたび、
この子は大丈夫、この子なら大丈夫って、
少しずつ心配が薄れ、私の心配を飛び越えて、子供は成長していきました。


最初に子供を信頼できるようになったのは、
〇〇ができたから、という「何かができた」ベースだったと思います。


でも、今は
「人と比べても何の意味もない、
この子は、この子の人生を生きているだけなんだ」、
と思えるようにしてくれた、
私自身を変えてくれた子供にたいして、
「子供はすごい」と思うようになりました。


子供が、私の価値観をどんどん
ぶち壊してくれて、以前より生きるのが楽になりました。


育てられているのはこちら(大人)なのでは、
という感覚になりました。



今では、息子のことをいつもすごいなと思います。
それは、勉強ができるとか、足が速いとか、
そういう目に見える能力ではなく、
すごいな(=自分の人生を生きてるな、楽しんでるな)そんな感覚です。


私の不安をかき消してくれたのは、子供自身でした。


いま信頼できなくても大丈夫。

いま不安でも大丈夫。いま心配でも大丈夫。
でも、子供が全力でママを変えにくるから。
それには抗わずに、波に乗ろう。

いつか信頼できる、いつか笑える日がくる、
不安なママも暗いママも、大丈夫だから、応援してるね。


あなたは大丈夫。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?