見出し画像

Netflix「浅草キッド」師弟の関係から築く「絆」 意外な芸人さんの才能⁉️

今日から私的には三連休ですが…雨。

そして大阪はあの流行病が進撃中‪w。

本当は都会に用事があったんですが「中止」。

確実に昨年より羅漢者が多くなるグラフになりつつあるのでまた今年も「自粛」。

まぁ、正直慣れましたけど「危機意識」が薄れてきているなとは感じます。
私は神社の近くでで雑貨店を営業してますけど、この数日間はこの2年で1番多い参拝客でした。

神社でこんな感じなんですから…都会はもっとデンジャラスゾーン。

行動する事は「リスク」を伴うということは昨年で学んだはずですが…。

話はかなりズレましたけど、昨年から気になった

「Netflix」の浅草キッドを朝から視聴しました。

一言で言うと…「絆」。

親と子ではなく師匠と弟子。

今でこそ「師弟関係」って芸能や職人の間でも減りつつありますけど、パワハラとか抜きにして良き日本の文化だなって感じです。

昔の師弟関係と言えば「理不尽」が多かったはずですが、この映画は良い部分を抜粋しながらサクセスストーリーを描きつつ師弟の関係のヒューマンドラマである。

監督はあの芸人さん…「劇団ひとり」さん。

生粋のビートたけしマニアで、またビートたけしさんの番組で学生時代才能を開花。

当時私も学生だったので覚えています。

あのピン芸人さんが脚本と監督を担当。

また監修には「秋元康」さんが参加。

通りで上手くまとめられた作品になっていた訳だ。

どちらも「芸人」としての才能がある方々で、秋元康さんといえば「とんねるず」さんにラジオでハガキ職人として素人時代から絡んでいたんです。

元々は芸人志望的なところもあったような発言もされてるので少なからず芸人さんに影響は受けているように感じられます。

監督の劇団ひとりさんと言えば、芝居も上手いし、本も描ける才能豊かな芸人さんですよね。

彼もまた「ビートたけし」という芸人さんに憧れ、彼をなぞるようにコントに歌・芝居・本などマルチな才能を受け継がれているなと思います。

師弟の関係ではありませんけど、何らかの形で「師弟」という想いがあれば「師弟関係」も結べるんではないかと個人的には思います。

版権がビートたけしさんにあるかどうか分かりませんが、劇団ひとりさんだからこそ、Netflixムービーとして許可したのかななんて思ったりもします。

正直言うと…エピソード5話くらいで完結してたらもっと壮大な師弟関係が描かれていた可能性もあるくらい、率直に感動秘話です。

そして、びっくりしたのは…目立たない芸人さんの1人

「ナイツ」の土屋さん

が主人公たけしの相方であるきよしさんを演じられました。

これがまた素晴らしいナチュラルな演技で本当の相方の塙さんより数倍お芝居が上手い。

私は個人的に土屋さんはマルチな才能を持っている方だと存じていたので演技にド肝を抜かれました。

多分これから本人さえやる気があれば、ひょっとすると…名バイプレイヤーになる可能性も…。

例えば彼はめちゃくちゃ絵が上手なので画家って設定もありだと思うし、馬が大好きなので調教師的な役もピッタリ。

芸人さんのマルチな才能に本当に驚かされます。

あまり内容にはネタバレするので書きませんけど、私的に響いたの言葉は「芸人は笑われるな!客に媚びるな!」でした。

どうして響いたかと言うと…私もある意味表現者なので「客に媚びるな」は同意。

お客様が神様」なんてもう時代が違う。

主人公のたけしと同様に私も勝気な性格なので、あるお客さんに「興味が無いなら買わなくていい」と何度か言った事があります。

地元大阪では今でこそ誹謗中傷って( ̄× ̄)b゙NG!!的な風潮になってきましたけど、作品創りをして作品を展示しているのに「誰が使うの?」とか「値段高くない?」とか「なんかどっかで見たことある」…散々目の前で言われました。

心の声が出たというなら「声が表に出てるよ」って‪w。

こっちは何時間もかけて制作し準備してきたのに、展示スペースから離れてから言うならまだしも目の前で…だからメンタル鍛えられましたけど。

だから私は庶民がウケる物ではない物を創ろうと思ったら時代が追いついてきました‪w。

唐突ですが、この映画浅草キッドのように実は「弟子」がいます。

それは創作をする弟子です。

弟子ですけど既に仲間みたいなものですけど、話のネタにもなるのでお客様に説明する時は「弟子」というようにしています。

もちろん「創作」のアドバイスもしますが、浅草キッドでも師匠が言っているように「見て学べ」なんです。

全てを教えたら「創作」は「真似」になる。

なんでも「真似」してから学びますけど「創作」は1から生み出すこと。

それだけは「自分で考えろ」と「弟子」になった日からそう教えてきました。

そして既に2年以上の月日が経ち今では創作する「作家」へと成長しました。

その間は弟子も「見て学んだ」ようでイベント参加する時のお客様の会話だったり、作品の見せ方だったりと教えてもいない事を学んでいたようです。

人間性にも変化があり、良くも悪くも「自己肯定」する性格に変わってきました。

私は弟子だけではなく創作する後輩達に「自分の作品は自分が1番褒めてください」と言っています。

言わば私達のような表現者は「作品は子供」。

自分のアイデアを注ぎ生まれだした物なので子供のような感覚。

もうひとつ彼らに語ることは「自分で作品を評価するな」です。

きっと創作した作品が誰かに「響いて」いるんです。

浅草キッドの中でもコントや漫才が「誰かに響いている」という演出が入ってました。

職業やジャンルが違えど「感じる」部分は多かったです。

主人公のたけしは人間の核なる「心」も師匠から受け継いで今では生きる伝説の漫才師。

たけしさんのエピソードはめちゃくちゃ感動する事も多い。

なぜあれだけお弟子さんがいて内輪揉めしても「師匠」の悪口は絶対発言しないのは、「絆」が弟子にも受け継がれているのではないこと個人的には思います。

作品視聴を通して、やっぱり「たけし」さんは別格な才能だったというのは師匠も認めていたようです。

少し個人的な話と混ざっちゃいましたけど、是非若い人たちに見て欲しい作品です。

私には「師匠」いないな‪w。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

ご縁に感謝。