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テレビが終わる時代 4Kテレビってなんだったんだ?

今年も唯一年末観る番組が放映されない。

私はもう3年ほどテレビは1年で24時間程度てしか観なくなった。

テレビの機能や画質が良くなってもそれを活かせる番組が何一つない。

正直テレビ業界もあと数年だと思っている。

年末と言えば「笑ってはいけない」

年末の番組と言えば…「笑ってはいけない」シリーズだろう。

今年もある理由で放映されない。

もしくは番組が打ち切りの可能性も出てきている。

流行病が原因?

そんな訳ない(笑)。

現在のテレビ業界がコンプライアンスを気にするあまり放映出来なくなったというのが本筋。

日本のテレビ放送は基本無料(○○Kに払わないといけないのもよく分からんが)。

その対価としてスポンサー料で成り立っていた。

しかしテレビを観ない世代が増えてスポンサーがお金を出しても費用対効果が出ないので意味が無くなった。

それならとスポンサーはネット動画へスポンサー料を払うように。

今年大成功したのが200億円払ってワールドカップ放映権を獲得したAbemaTV。

今年Amebaでは既にテレビの視聴率を遥かに超えた(PPV有料放送も日本最高額記録)。

また海外スポンサー料のCM効果も凄く既に放映権料はpay出来たという話。

となるとテレビを観ない10~40歳にCM効果が絶大なネットテレビの方が需要があったという現れ。

どの国でもそうだが、テレビを観る世代は40後半からのシニア世代。

テレビ業界がいつの間にか大切な潜在視聴率を無視して制作した結果…全世代に観られないテレビとなってしまった。

また今年のヒットアイテムはチューナーレステレビ。

テレビは観れないテレビだが、YouTubeやサブスクリプションの動画観る人用に画質も落として家電で出したら結局安価のテレビが売れだした。

結局…4K放送とはなんだったのか?

ある意味この数年AV機器業界の詐欺とも思える。

画像良くても内容が伴わない質の悪いテレビしかない業界に問題があったのではないかと私は思う。

頭の良い方々が揃っても良い番組は作れない。

そして何より既にテレビ業界がネット動画の二番煎じになってしまって面白いとは思わない。

むしろ興味のある番組を好きな時間に観れる利便性の高いネットテレビに需要があったということ。

テレビが大好きだった世代としては残念ですが、多分もうどうしようもないと思っている。

多少希望のある番組もあるがリアルタイムで観る人はほぼ皆無。

TVerなどでも同時放映などの試みをしているが、結局潜在視聴率は年々下がってきており、スポンサー料も目に見えて収入が減っている。

最近では敏腕ディレクターや名物アナウンサーも独立する時代になっている。
(面白い物は個人で発信する時代へ)

テレビ業界がダメなら出版業界もダメ。

こうなると日本のテレビは終焉を迎えるしかない。

アイデアを持った人材を育てない日本の文化が正直悪循環を生み出しているようにも思える。

年末はまた有料でネットテレビが需要を増すだろう。

もう…テレビからの卒業である。

寂しい世の中になったなぁ。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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