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私だけの市場価値

野生を知らない私たち

学習能力を身につけた私たち

恋心がある私たち

野生動物は自然界での戦いに勝利するために進化を遂げ、部分的に秀でた能力をもつ。

チーターは獲物を捕らえるために瞬間最高速度100キロで走る。

シマウマは視野が350度もあり、真後ろ以外は首を動かさず見ることができる。

人間は普通に生活していれば、動く獲物を捕えなくていいし、誰かから襲われる心配もない。

私は命をかけて何かをしたことがあっただろうか。なんとなく学校に行き、お金欲しさにバイトをし、欲望のまま恋をする。

人間として生きていくためには全て必要なこと。全てを片手間にはできない。

自分の世界を広げるために学校に行き、
自分の好きを実現させるためにバイトをし、
自分の価値観を多様化させるために恋をする

でもそんなに上手く生きていくことなんてできなくて、やっとついた自信は誰かの一言で崩れ落ち、純粋な心は言い訳を覚え始め、少しずつ全力で生きることをやめる。

生きることに手を抜いても生きていけるから、楽をしようとする。

チーターはシマウマを捕食するためにスピードを身につけ、シマウマはチーターから逃げるために視野を身につけた。目先の利益を追求する、日々を生きることに重きを置いた生き方だ。

人間社会はどうだろう。

スピード感と視野の広さは、人間社会を生きる上でも大切で、義務教育時代に可愛がられていたのは期限前に課題を完成させ、さらにはそれについての質問をしに行くような子で、教師が黒板を消す前に一目散に駆け出して手伝う!と言って手を貸すような、そんな子だ。

次に誰が何をしようとしているのか、
こうすれば相手に気に入られて自分自身に利益があるということを無意識に教えられていたのが義務教育時代だったんだと、今、思う。

やりがい搾取をされない、2割の人間になるためにも日頃から物事の本質を理解し、誰にも負けない自分だけの武器を手にすることは必要不可欠で、自分自身を市場に出した時どれぐらいの価値があるのか、そして、それを欲してくれている相手がいるのかどうかを知る必要がある。

その場しのぎの綺麗を身にまとい
偽りのわたしで
市場価値を高める

今の私の武器は、、
私だけの、私にしかない武器、、
そういえば、友人にあなたにとって私はどんなふうに見えているのと聞いたとき

「ネオ自由主義的人間至上主義者」

こう言われた。なにがなんだかわからないけれど、訳が分からないくらいに私はおかしな人間で、誰とも被ることの無い唯一無二の思考を持ち合わせ、自由に生きている。

今の私だけの武器はきっとそこだ。
やりたいことに前のめりで飛び込み、全力で楽しむ。そして、好きなことは手放さない。
洋服、ドラム、車、アピーチ、、、

多方面に好きが溢れる、、それが私の武器で、引き出しで、目を輝かせて話をすることができること。

経験とか信頼とか実績とか、もちろん大切だと思うし、なくてはならないもの。

でもそれ以上に自分を支える上で最も重要なのは自分自身がその事柄について熱くなれるのか、やりきれると言えるのか、いい意味で威圧感を感じられるような、そういう無意識の前傾姿勢みたいなものだと思う。

自分に正直に生きている社会人はどれぐらい
いるのだろうか。

自分への小さな嘘を積み重ねて
少しずつ少しずつ誰でもできる仕事をするようになり、昔はこうだった。そう話すようになるのだろうか。

私はそうはなりたくない。
自分の生き方を貫きたい。
自分を捨てたくない。

どうせやるなら全力で。

このスタンスはきっと生涯変わらない。

深海晶。
2割の中の2割。
かっこいいと思える女性。
物事の先を見据えて結果を出す人
私を曲げずに
彼女のようになれたなら
きっと毎日生きることに必死になり
片手間なんて言葉を忘れてしまうだろう

ホームに飛び込みたくなったとしても
自分の存在意義が見えなくなったとしても

それは彼女でイメトレ済みだから

私は彼女を超えていける。

私は私だけのもので私は私の中にしか
存在しない唯一無二の私だ。

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