エッセイ4.

災害や戦争や修羅場などは、いつも彼岸に居るつもりで、喜ばしいことなのだと思うけど。
いざ波打ち際に立つと逃げるべきか、ぬれてかかってもいいから立ち尽くすべきか迷って、立ち尽くすくらいなら逃げようと思って日々を送っている。
で、いざ巻き込まれると、巻き込まれてる感じがあってもなくてもただひたすらこれが辛いことなのかと思って、やっぱり誰にも助けてもらえなくて、助けてもらえると感謝する気持ちに溢れる。
立ち尽くすのも立ち向かうのも一緒なんだと安心する。
それで行動に移すかと言うと、何をすべきかわからなくて試しに働きかけてみるけど反応のなさに疲れて、生きるのに疲れて、自己責任と言われて打ちのめされて。何もしなくなる。
誰にも届かない。
疲れました。

寝ましょう。

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