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リモート面接で注意したいこと

今回はWith コロナの世の中になり、すでにかなり一般化してきたリモート面接についてまとめていきたいと思います。
リモート面接とは言うまでもなくZoomやTeams などのシステムツールを使って対面ではなくオンラインで行う面接のことです。

コロナ禍において企業側の採用手法は一変し、現在は多くの企業で面接のほとんどのプロセスをこのリモート面接で実施しています。企業と応募者にとってもこのリモート面接はお互いの距離と時間の制約を一気に取っ払い、とても効率的な手段として受け入れられています。

そのためこれからの転職活動においては、このリモート面接でいかに自己アピールができるか?ということがとても重要になってきます。

今回の投稿ではこのリモート面接で注意するべきことについて述べていきたいと思います。

リモート面接で注意するべきこと

■相手への第一印象について
これはリアルの対面での面接の時と同じですが、面接における第一印象はとても重要です。リモート面接の場合、以下のようなことが第一印象に影響します。

・時間になっても入ってこない
リモート面接の場で多く利用されているオンラインツールの主なものはZoomやマイクロソフトのTeams、GoogleMeetなど無料で使えるものが多いですが、利用するにあたってはパソコンやスマートフォンへの事前のソフトのインストールや音声や背景などの調整をすることが必要です。
これらは意外に手間と時間がかかるものです。直前になって慌てて準備しても面接時間に間に合わないということになり兼ねません。面接開始時間になっても入ってこない、または遅れて入ってくるということはそれだけでかなり印象が悪くなることは言うまでもありません。
しっかりと事前に接続確認をしておくことが重要です。
また、面接が始まったら音声が聞こえないなどの場合も同様で明らかに準備不足だと思われます。

・画面越しに見える部屋や場所などの環境

例えば、私が過去に実際に面接をしたケースなのですが、画面越しに洋服が脱ぎっぱなしに放置されていることがありました。もちろん、在宅などで対応する場合、部屋の数の問題や家族の問題などで十分なスペースを確保できないことはあると思いますがこれらはカメラの位置を少し変えることで防げることです。
それにも関わらず、そのような状態で面接に臨むと言うことはやはり相手への配慮不足と言わざるを得ません。また、応募者が車の中や周りがうるさいカフェなどからオンラインでエントリーしてきたというケースもありました。これらも同様に相手への配慮や準備不足という印象を面接官に与えてしまいます。

・アカウント名や写真がビジネス向きでなはい
ZoomやGoogleの個人アカウント名があまりにビジメス向きでないケースもセンスや常識を疑われます。例えば登録名が「あだ名」や「ニックネーム」になっていたり、登録写真がアニメやゲームなどのキャラクター、芸能人の写真などというケースも実際にありました。これらも当然、面接官に対する印象が最初から極めて悪くなるので注意をして下さい。

 

■面接中の態度について
次は面接中における態度についてです。こちらも対面での面接同様に重要です。リモート面接で無意識に行っていることも面接官には見られています。

・目線や発言が不自然
リモート面接で意外に気になる部分が「相手の目線」です。リモート環境ですからこっそり「カンペ」などを用意して面接に臨むという人も多いかもしれませんが、実はそのカンペを見る時の目線が不自然であることが多いのです。
面接中にカンペばかりを見てしまい、目線が明らかにカメラ目線から外れている、または明らかに発言が棒読みになってしまうなどの点は面接官にはすぐに見抜かれます。

・動きがない
リモート面接で注意したいこととして、動きが全くなく静止したままということがあります。
画面越しにずっと同じ位置におり、発言する時に身振りや手振りなどが全くないケースですこれは面接官からすると非常に固く、静的な印象を与えます。
熱意や想いを伝える際は身振りや手振りを画面上で見えるように行うことによって相手に伝えていくというスキル(テクニック)も身に付けておくことと良いでしょう。

・メモの取り方に注意
面接中に面接官の発言内容などについてメモをとることもあると思いますが、その際にパソコンに入力しながらメモをとる人がいます。この時に注意したいのは目線と音です。
パソコンへ入力をする場合、どうしても目線がキーボードにいきますのでカメラ目線からずれてしまう時間が多くなること、また、意外にパソコンのキーボードを叩く音は結構響きます。これらが雑音として聞こえてしまう場合はやはり面接官の印象は悪くなってしまうので気をつけましょう。

 

面接で大事なこと


以上、リモート面接で注意するべきことについて見てきましたが、結局は「事前準備」と「相手への配慮」という点がリアルの対面での面接同様に重要だとお分かり頂けたと思います。

これらはちょっと気をつければできることばかりです。逆にいうとこれらの点がおろそかにされていればそれだけで大きなマイナスポイントになってしまうということです。

面接とは本来、これらが整っているのが前提でお互いにキャリアやスキルを確認していく場であることは当然ですが、こうしたちょっとしたことでせっかくのチャンスを無駄にしないためにも最善の注意を払っておくことが実は大事なポイントになります。

これからの転職活動ではこのリモート面接という場をいかに有効に使うかということが必須のスキルになってきます。
弊社、カタリストエージェントではこのようなリモート面接における各種アドバイスも行っております。

是非、転職活動をする際はお気軽に弊社までご相談下さい。


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