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猫×2のための猫柵③/リビングのベランダへの掃き出し窓[既製品]

今回、兄妹猫たちのために猫柵を用意する中で、当初から、『ここだけは自作ではなく既製品を用意しよう』と妻と決めていた窓がある。

それが、リビングからベランダへの掃き出し窓だ。

理由はいくつかある。

まず、リビングから外(ベランダ)に直結するこの窓が、「脱走」という意味において一番危険度が高そう、という点。

ベランダへの出入り口になるこの窓は、洗濯物や布団を干したりする時に頻繁に開け閉めし、空気の入れ替えなどでも長時間開け放ったりすることがある。

そこに自作の、ちょっと色々「ゆるい」猫柵を設置することに、当時まだ一つも猫柵を作って無かった私は不安があった。

また取り付け場所の問題もあった。
この窓に取り付ける猫柵は、窓枠にすっぽりとハマる形が理想なのだが、自作した場合は固定用の柱や猫柵の枠で、窓の鍵の開け閉めがうまくできない可能性があった。

そして、「既製品にしよう」と決めた大きな理由が、私たちの理想に近い既製品猫柵が、かなり早い段階で見つかったことだ。

そこそこの値段の商品ではあったが、他の猫柵は自作で賄ったということもあり、ここだけは、ちゃんとした既製品でと決めたのだった。

もしこの猫柵と出会ってなかったら、やはり何とか自分の力(DIY!)で解決する……という努力をしていた可能性もある。
(その時はきっと私の超巨大長編の猫柵作成レポートがnoteを埋め尽くしていたに違いない)

というわけで、今回購入したのがこちら。
ちなみにこの猫柵をネットで見つけたのは妻。さすがボス。

◎LIFAXIA ねこゲート(黒) 135cm


▼この猫柵の気に入った点。

  • まず、サイズが絶妙で、ピッタリ窓枠に収まった。※ちなみに幅を広くできるオプション部品もあるようだ。

  • 窓の鍵も柵の隙間から開け閉めできる。

  • スチール製でしっかりしていてチープさが無い。しかも白と黒の二色パターンがある。もちろん選んだのは黒!

絶妙のサイズ感
  • 柵のロック解除が、ちょっと重たい柵を持ち上げるという、人間には片手でできるが猫にはぜったい無理な構造。

この取手を持ち上げるとロックが外れる。
ニンゲンなら軽い。子供ども大丈夫かな。猫には無理。
見えづらいがこの部分が下から持ち上げると外れる。
  • 開けた状態から手を離すと、柵が自動で閉まりロックまでかかる構造。
    逆に柵は全開にするとそこでホールドする親切設計。

柵の稼働部分。赤丸部分が斜めになっているので開くと自動的に閉じようとする。
全開で開くと、中央にある窪みにハマるので開きっぱなしで固定できる。
その時はちょっともち上げてやると、また自動で閉まる。


まるで私たちのベランダ窓用にカスタマイズしてくれたかのような、痒いところに手の届くドンピシャな猫柵だ。

なお、スチール製ということもあり、重量もそこそこある。
設置は、倒れたりすると危険なので、猫の手ならぬ、人の手を借りる事をお勧めする。もちろん私はボスにご指導を賜った。

この柵は150cmと135cmがあったが、今回選んだのは高さが135cmのもの。
飛び越える恐れも考えたが、ベランダとの出入りには猫がそばにいないよう気をつけるようにし、窓を開けて空気の入れ替えをする際は、猫柵よりも室内側に吊ってあるブラインドを途中まで下げて猫が簡単に突破できないようにする予定だ。

写真だとわからないが、ブラインドを下ろすとこの猫柵ごと窓を隠せる。


個人的には、黒スチールの無骨な感じが、とても気に入っている。
私の自作猫柵も負けていられない。

次回は、猫×2のための猫柵①/玄関の格子扉[前編]で紹介した、「壊した格子扉を寝室の掃出し窓の猫柵に作り替えた」の巻。DIY!DIY!



自作の猫柵作成レポート


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