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愛万年筆を持つということ

写真は1年前からの私のメイン文房具、プラチナ万年筆「#3776 センチュリー」シャルトルブルー 極細である。

ボールペン書きが求められる書類以外は、仕事でも日常でもほぼこれ1本で済ましている。

それがとても気分が上がるという話をしたい。


私は高校時代から、親にもらった万年筆を愛用していたが、社会人になって間もない時になくしてしまい、それからずっとシャープペンや水性ボールペンを使っていた。何本か万年筆を試したが、なくしたものほど書き味の良いものは見つからなかった。

フリクションボールペンが発売されてからはフリクションをずっと使っていた。しかし日記等が経年で消えてしまうのは困るので、再度万年筆を買うことにした。

これ1本で何でも済ますメイン文房具としては、やはり万年筆がいいと思ったからだ。


万年筆は何か特別感のあるペンである。書いた線のインクの味わいといい、書き心地といい、長く使えば自分に馴染んで一点物となるところといい、何か気分が上がる。


「#3776 センチュリー」シャルトルブルーを新たな相棒に選んだのは、深い青のクリアボディの美しさに一目惚れしたからだ。下調べの結果、書き味も良いと言う評判だった。

しかし私の買ったものは、最初はペン先が固すぎてインクが出なかった。何ヶ月か使っても直らなかったので、プラチナ万年筆のお客様窓口に電話で相談してみた。すると無料で修理してくれて、素晴らしい書き味になって返ってきた。
困った時は製造元にメンテしてもらうのが一番である。


この万年筆は、惚れ込んで買っただけあって、使っているととても気分が上がる。満足感があるのだ。

美しい青いペンから紡がれる味わいのあるブルーブラックの線。すらすらとなめらかな書き心地。私の「相棒」は素晴らしい、と使うたびに思う。
字を書く、というありふれた行為のたびに、いい気分になることができる。


前にも書いたが、日常の中の何気ない小さな「気分がいいこと」を積み重ねるのが、心の健康には重要である。

文房具は使う頻度が高い分、特別な「お気に入り」を持つと、気分良く過ごせると思う。

万年筆でなくてもいい、何かちょっといい特別な「相棒」を持ってはいかがだろうか。

「#3776 センチュリー」の商品ページ


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